---------------------------------------------------------------------- 大臨技ニュースオンライン 第189号       2004年(平成16年)10月 1日   社団法人 大阪府臨床検査技師会 発行   http://www.osaka-amt.or.jp/ ---------------------------------------------------------------------- ★このメールは等倍フォントで半角70文字程度をベースに作成しています。★ ---------------------------------------------------------------------- 今月のメニュー ■お知らせ         ■学術部 生物化学分析部門からのご案内         ■学術部 生理機能検査部門からのご案内         ■学術部 形態検査部門からのご案内         ■学術部 感染・免疫検査部門からのご案内         ■学術部 移植検査部門からのご案内         ■学術部 検査管理部門からのご案内         ■10月の行事予定         ■リレーエッセイ バトンタッチ(本岡敬一郎)         ■知って得するウェブサイト         ■編集後記 クールダウン(今田晶子) ---------------------------------------------------------------------- ■□■ お知らせ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 【会員交流会のお知らせ -検査クイズ王選手権!-】  日 時:平成16年11月27日(土)14:00〜17:00  場 所:大阪労災病院 中講義室     ◆http://www.osaka-amt.or.jp/map/14.html  内 容:1部・各学術部会の紹介      2部・ゲームおよびクイズ  会 費:新入会員又は入会希望者は無料、その他は1,500円。      (軽食、飲み物、沢山の景品をご用意してます。)  連絡先:阪南中央病院中央検査科 喜舎場智之      E-mail:kensa@hannan-chuo-hsp.or.jp 【第16回大臨技南支部自由集会】  前回にひきつづき“トリビアの和泉”をテーマに今回もおもろい話題のてん こ盛り。へえ・へえ・へえの大連発で“金の脳”必至です。(1)着衣のまま 非浸襲で迅速に検査が出来る心磁装置ってどんな装置?(2)現在、患者さん からの問合せNo1の血液サラサラモニタってどんな装置なの?3名のボラン ティアによるデモンストレーション有り−人間関係のドロドロした人の血液は 意外と?やっぱり!…(3)多くの施設を違った角度から眺めてきた某営業マ ンが見た検査室(検査技師)の裏の裏(4)チーム医療への参画、DPC、ISO、 POCT、アウトソーシング…あれがああでこれがこうだからこうなってきてだか らいまこれでこれからこうなんだってな感じで最近の医療情勢を楽しく説明 (5)新装岸和田徳洲会病院検査室の希望者見学会。  土曜日の午後、参加された会員の皆様と活発な討論が行えるものと期待して おります。支部勉強会の特色を生かし楽しく分かり易く説明・報告して戴きま す。南支部の皆様、他支部の皆様、企業の皆様、奮ってご参加下さい。  今回は会場が岸和田市民病院から岸和田徳洲会病院になっております。くれ ぐれもお間違いなく。  日 時:平成16年10月30日(土)14:00 受付開始                 14:15 施設見学                 15:00 自由集会開始      ※施設見学を希望される方は早めに受付を終了して下さい。  場 所:岸和田徳洲会病院3F大会議室     ◆http://www.osaka-amt.or.jp/map/15.html  テーマ:『これからの臨床検査−トリビアの和泉−』  内容1:心臓磁気計測システムMC-6400の紹介  講師1:(株)日立ハイテクノロジーズライフサイエンス事業統括本部          医用システム営業本部マーケティング部 部長 内藤 茂昭  内容2:血液サラサラモニターの紹介とデモンストレーション  講師2:(株)エムシー研究所代表取締役CEO 林 哲也  内容3:営業マンは見た  講師3:ニプロ(株)関西営業部医薬試薬課係長 松村 征爾  内容4:笑って覚える最近の医療情勢 -臨床検査技師の無駄知識となるか-  講師4:岸和田徳洲会病院臨床検査科 副技師長 櫛引 健一  参加費:会員500円、非会員3,000円  評価点:A−10点  連絡先:近畿大学医学部附属病院中央臨床検査部 中江 健市(南支部長)      E-mail:nakae@kensa.med.kindai.ac.jp 【第11回南支部懇親会(29の会)】  平成12年から始まったこの会(29日に開催しますので29の会)も早いもの で、11回目となりました。楽しく飲んで気さくに語り合える会です。初めて の方、他支部の方、企業の方、気軽にご参加下さい。会場の都合がありますの で参加希望者は事前にご連絡願います。  日 時:平成16年10月29日(金)19:00〜21:30  場 所:なんば“フェローズ”     ◆http://www.fellows.co.jp/  参加費:4,000円(当日、会場にて徴収します)  連絡先:近畿大学医学部附属病院中央臨床検査部 中江 健市(南支部長)      E-mail:nakae@kensa.med.kindai.ac.jp 【第5回糖尿病療養指導士講演会】  昨年度よりシリーズで開催いたしておりますこの講演会ですが、今回は「療 養指導の3本柱その3−薬物療法−」をテーマに上記の要領で開催いたします。  糖尿病という生活習慣病において「食事療法」、「運動療法」で改善されな かった場合に行われる「療養指導の基本」の最終柱となります。病状によって 経口薬からインスリン製剤まで使用される薬剤はさまざまです。服薬に関して は検査技師として関われる部分は少ないですが、インスリンを使用される場合 に必要となる自己血糖測定で検査科とおおいに関わりを持つこととなります。  なお、1部においては検査技師として療養指導とどう関わっているか、また 関わろうとしているかのお話も予定していますので、多くの方々のご参加をお 待ちしています。  この講演会は日本糖尿病療養指導士認定更新のための研修会として<第2群> (糖尿病療養指導研修単位)1単位が認定されます。あるいは、<第1群>自 己の医療職研修単位−臨床検査技師−1単位として、どちらか一方で認定申請 可能です。  日 時:平成16年10月30日(土)13:50〜17:10(13:20より受付開始)  会 場:アピオ大阪(大阪市立労働会館)     ◆http://www.osaka-amt.or.jp/map/07.html  テーマ:療養指導の3本柱その3〜薬物療法〜  第1部  内容1:糖尿病の検査と療養指導士としてのかかわり方  講師1:済生会中津病院検査技術科 柏山 和行  内容2:当院検査部における糖尿病チーム参画への試み  講師2:松下記念病院臨床検査部 村上 由美  第2部  内 容:特別講演「糖尿病の薬物療法と療養指導」  講 師:関西電力病院薬剤部長 奥村 裕英  参加費:会員500円、非会員3,000円  評価点:B−15点  主 催:(社)大阪府臨床検査技師会  共 催:アークレイマーケティング株式会社      アベンティスファーマ株式会社 【収支管理講習会】  日 時:平成16年10月23日(土)14:00〜16:00  場 所:住友病院講堂(14階)     ◆http://www.osaka-amt.or.jp/map/16.html  テ−マ:『DPCを考慮した検査室のコスト管理』  内 容:包括支払い方式DPCの解説と検査科の対応を考える。  講 師:(株)アズウェル医業経営研究所 中原 克也      国立循環器病センタ− 臨床検査部技師長 吉崎 悦郎  参加費:会員500円、非会員3,000円  評価点:B−10点  連絡先:東住吉森本病院臨床検査科運天政五郎      E-mail:unten@x.age.ne.jp 【第48回日本臨床検査医学会近畿支部例会/                   第45回日本臨床化学会近畿支部例会】 夢がチカラ〜プロテオミクス〜 ----------------------------  癌の早期診断や進行度把握の新規マーカーはないだろうか。もっと効果的で 副作用の少ない薬剤をつくれないか。生活習慣病の発症予測や原因究明ができ ないか。こんな夢を探る研究体系がプロテオミクス(proteomics)である。  遺伝子全体ゲノム(genome)から発現する生命体の蛋白全体を定義する造語、 プロテオーム(proteome)を扱う蛋白質の大規模解析のことである。学問とし ては古くから存在したが、ヒトゲノム配列解読プロジェクトの成功と特に質量 分析技術の成熟がブレークスルーをもたらし、近年の研究活性化につながって いる。  概要は二次元電気泳動などによる蛋白分離、質量分析によるスペクトル決定、 データベースによる対応蛋白検索というシンプルな流れである。調べたい2群 間(薬効の有無や担癌・非担癌組織など)で出現・消失する蛋白、増減する蛋 白、修飾を受ける蛋白の検索、また免疫反応で異常反応を引き起こす物質の同 定、未知の自己抗体の検索など、そこから得られるデータは直ちに医療に貢献 できるものとなる。  目的を決めて、インフォームドコンセントの取れた試料が入手できれば、素 晴らしい夢を現実のものにできるチカラがプロテオミクスである。 (大阪医科大学附属病院 上田一仁)  日 時:平成16年12月11日(土)14:00〜17:00  場 所:大阪市立大学医学部教育棟4F大講義室  テーマ:プロテオミクスの現状と動向      (司会 大阪市立大学大学院医学研究科血液病態診断学 田窪孝行)  内容1:担癌患者血清のプロテオーム解析  講師1:大阪医科大学附属病院中央検査部 上田 一仁  内容2:創薬とプロテオミクス  講師2:(株)エーザイシーズ研究所 小田 吉哉  内容3:新規腫瘍マーカーの開発  講師3:(株)和光純薬ゲノム研究所 寺嶌 和宏  内容4:プロテオミクスと診断応用  講師4:(株)三菱化学ヤトロン研究開発部 長池 一博  内容5:疾患関連たんぱく質解析研究            創薬プロテオームファクトリープロジェクトについて  講師5:ヒューマンサイエンス振興財団研究企画部 池田 眞一  特別講演(司会 大阪医科大学病態検査学清水章)  内 容:ノーベル化学賞受賞技術のプロテオミクスへの応用  講 師:(株)島津製作所ライフサイエンス研究所所長 西村 紀  参加費:1,000円  評価点:C−10点  主 催:日本臨床検査医学会近畿支部、日本臨床化学会近畿支部合同会  後 援:(社)大阪府臨床検査技師会、近畿臨床衛生検査技師会  事務局:大阪市立大学大学院医学研究科血液病態診断学 【認定資格「健康食品管理士」について】  健康食品管理士認定協会においては、基礎医学を広範に学んでいる学生に食 品科学的知識をつけ、健康食品にかかわる品質保証に基づく安全性、健康食品 と薬剤との有効性の比較、当該健康食品を摂取する対象者の的確な選択、食品 摂取者の健康状態を判断できる人材を健康食品管理士として認定することを目 的としています。  臨床検査技師にも受験資格があります。詳細は健康食品管理士認定協会ホー ムページ ◆http://www.atmark-web.com/hfm/hfma.html を参照してください。 【新潟・福井豪雨のお見舞金募金について報告】  今年7月に新潟・福井両県で起きた豪雨被害に遭われた会員に対して、大臨 技会員の総意として5万円を日臨技宛てに送金いたしました。 ■□■ 学術部 生物化学分析部門からのご案内 □■□■□■□■□■□■ ★ 臨床化学検査分野講演会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  日 時:平成16年10月7日(木)18:30〜20:00  場 所:大阪市立大学医学部4階小講義室  テーマ:試薬機器メーカーの検査室支援の新たな取り組み  内容1:PRTシステムについて  講師1:オリンパス株式会社ダイアグノスティックシステムズ                   国内営業部学術グループ 金子 彰紀  内容2:ASP型精度管理システムQCLinx  講師2:株式会社シノテスト応用技術部精度管理チーム 北野 仁  内容3:自動分析装置の開発動向  講師3:日立ハイテクノロジーズ 未定  参加費:会員 700円、非会員 3,000円  評価点:C−10点  連絡先:近畿大学医学部附属病院中央臨床検査部 増田詩織      E-mail:shiori-m@kensa.med.kindai.ac.jp ■□■ 学術部 生理機能検査部門からのご案内 □■□■□■□■□■□■ ★ 機能検査分野 講習会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  9月号の大臨技ニュースでは10月28日(木)開催となっておりましたが、会 場の都合で日程が10月27日(水)に変更になっておりますのでご注意下さい。 なお、講師、テーマ、時間、開催場所には変更はありません  日 時:平成16年10月27日(水)18:30〜20:00  場 所:大阪市大医学部4階講義室  内 容:これでバッチリ血液ガス。易しいデータの読み方  講 師:大阪医科大学附属病院 中央検査部 和田 晋一  参加費:会員 500円、非会員3,000円  評価点:C−10点  連絡先:大阪市立医学部附属病院 中央臨床検査部 藤岡 一也      E-mail:kfujioka@msic.med.osaka-cu.ac.jp ■□■ 学術部 形態検査部門からのご案内 ■□■□■□■□■□■□■□ ★ 細胞検査分野 細胞診定期講習会(ジュニアコース)★★★★★★★★★  今年のジュニアコースも最後となりました。今回は細胞検査士資格試験の前 日ですが最終確認の意味でもぜひご参加下さい。  日 時:平成16年10月30日(土)14:00〜17:30  会 場:大阪府立成人病センター本館6階講堂      ◆http://www.osaka-amt.or.jp/map/09.html  内 容:1次試験対策スライド模試  参加費:会員1,000円、非会員3,000円  評価点:C−10点  連絡先:大阪府立成人病センター細胞診 芦村 純一      E-mail:asimura-ju@mc.pref.osaka.jp ★ 一般検査分野 便中ヒトヘモグロビンコントロールサーベイ実施 ★★★  当分野におきまして、便中ヒトヘモグロビンのコントロールサーベイを実施 致します。多くのご施設にご参加頂けますよう、よろしくお願い致します。  申込に関しては、大阪府下のヒトヘモグロビン定量を実施している施設限定 とさせて頂きます。なお、参加施設数に関しては80施設(サンプルに限りがあり、 先着順)とさせて頂きます。  参加を希望される施設は施設名、ご施設で使用している便中ヒトヘモグロビ ン定量機器の名称とメーカー名、電話番号、FAX 番号をお書きの上、下記まで お申込み下さい。なお集計方法・回収方法などに関しましてはサンプル発送時 に詳細を送らせて頂きます。  申込先:多根総合病院中央検査部 竹浦 久司  FAX:06-6585-2746(FAXによる申込のみとさせて頂きます)  申込期間:10月1日〜10月8日  サンプル発送:10月12日頃  連絡先:市立吹田市民病院中央検査部佐々木正義      E-mail:makko@abox4.so-net.ne.jp ■□■ 学術部 感染・免疫検査部門からのご案内 □■□■□■□■□■□ ★ ウイルス検査分野 定期講習会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★  日 時:平成16年10月26日(火)18:30〜20:00  場 所:大阪医療技術学園専門学校2階講堂  テーマ:「院内汚染事故対策、STDの現状と対策および                 STS抗体測定における自動化法の評価」  内容1:針刺し等汚染事故対策のマニュアル提示と標準化  講師1:近畿大学医学部附属病院中央臨床検査部 岡田 和敏  内容2:大阪府下でのSTDの現状と対策、                  STS抗体測定における自動化法の評価  講師2:藤井寺保健所検査課 川井 和久  参加費:会員500円、非会員3,000円  評価点:C−10点  連絡先:近畿大学医学部附属病院中央臨床検査部 岡田 和敏      E-mail:kz-okada@kensa.med.kindai.ac.jp ★ 微生物検査分野 定期講習会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  晩秋から冬、初春に多くなるのはやはり呼吸器感染症でしょうか。インフル エンザやマイコプラズマを含めて呼吸器感染症の検査法について整理してみま しょう。そして血液培養検査における培養陽性時の同定感受性結果の迅速な報 告など、事例を参考に今一度血液培養検査について考えていきましょう。皆様 奮ってご参加ください。  日 時:平成16年10月26日(火)18:30〜20:00  場 所:大阪市立大学医学部4階中講義室  内 容:呼吸器感染症・血液培養検査への更なる貢献  講 師:倉敷中央病院 本郷 俊治  参加費:会員500円、非会員3,000円  評価点:C−10点  連絡先:(社)阪大微生物病研究会坂本雅子      E-mail:masako@biken.osaka-u.ac.jp ■□■ 学術部 移植検査部門からのご案内 □■□■□■□■□■□■□■ ★ 生殖医療技術分野 特別公開講座 ★★★★★★★★★★★★★★★★★  不妊治療について、最新の話題をわかりやすく講演していただきます。一般 の方の参加もお待ちしております。  日 時:平成16年10月30日(土)14:00〜16:00  場 所:大阪中央病院13階大会議室     ◆http://www.osaka-amt.or.jp/map/13.html  内 容:ここまで来た!! 不妊治療最前線  講 師:大阪中央病院 中央検査部 内野 義彦      大阪中央病院 婦人科医長 坂井 昌弘  参加費:会員・非会員共 500円  評価点:A−10点  連絡先:大阪NewARTクリニック 宮田広敏      E-mail:byx02006@nifty.ne.jp ■□■ 学術部 検査管理部門からのご案内 □■□■□■□■□■□■□■ ★ 情報管理分野 定期講習会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  情報管理分野では、例年、秋に実技講習会を行ってきたのですが、今年は趣 向を変えて、国家試験である「情報処理技術者」の「初級システムアドミニス トレータ(初級シスアド)」合格へ向けての講習会を8回シリーズで開催する ことになりました。  病院にコンピュータを使った検査機器や電子カルテシステムなどが導入され てきて、それらを使いこなさなければならない時代に突入しています。臨床検 査技師も、コンピュータやシステムに関する知識は必須になってきます。そこ で、コンピュータやシステムに関する試験として実施されている「初級シスア ド」を取得目標として、コンピュータやシステムに関する勉強を一緒に行って みませんか?  内容は初級シスアドの午前問題に関する内容を8回に分けて行います。基本 的に、その回の内容をざっと説明して、実際に試験問題を解きながら解説を行っ ていく形式になります。  参加費は8回通し券で4,000円、1回だけの参加だと1,000円になります。あ る程度、コンピュータに関しての知識のある方や、初級シスアドの勉強をされ ている方は、必要な回のみ受講していただいてもかまいません。  また、10月15日までに下記連絡先へメールにて受講希望の連絡をして頂いた 方には、受講料を 3,500円に割り引きさせていただきます。その他の方は、事 前申し込み制ではありませんので、直接、会場に来て受付をしてくだれば結構 です。なお、参加は技師会(日臨技・大臨技)会員のみとさせていただきます。  最新の情報は以下のページに記載しますので、そちらもご参照ください。 ◆http://www.osaka-amt.or.jp/annai/041022.html  日 時:平成16年10月22日(金)〜平成17年 2月18日(金)18:30〜20:00  場 所:大阪医療技術学園専門学校 2階大教室  テーマ:初級システムアドミニストレータ午前問題講座  内 容:第1回 10月22日 コンピュータ基礎・ソフトウェア      第2回 11月 5日 ハードウェア      第3回 11月19日 ネットワーク      第4回 12月 3日 システム分析      第5回  1月14日 システム設計      第6回  1月28日 システム運用・文書化と発表技術      第7回  2月 4日 表計算      第8回  2月18日 データベース  講 師:情報管理分野世話人  参加費:1回参加 1,000円 8回通し参加 4,000円  評価点:B−10点  連絡先:京阪病院 真鍋史朗      E-mail:manabe@osaka-amt.or.jp ■□■ 10月の行事予定 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 2日(土)北支部自由集会 6日(水)中央支部自由集会 7日(木)血液検査分野 [形態セミナージュニア]      臨床化学検査分野 [定期講演会] 14日(木)機能検査分野 [心エコー研究会]      大臨技理事会 16日(土)近畿医学検査学会(奈良) 17日(日)近畿医学検査学会(奈良) 20日(水)画像検査分野 [腹部超音波技術研究会] 22日(金)情報管理分野 [定期講習会] 23日(土)収支管理講習会 26日(火)微生物検査分野 [定期講習会]      ウイルス検査分野 [定期講習会] 27日(水)機能検査分野 [定期講習会] 30日(土)生殖技術分野 [特別公開講座]      細胞検査分野 [定期講習会]      南支部自由集会      糖尿病療養指導士講演会 ◆携帯からでも行事予定表を見ることができます! -----------------------------------------> http://www.osaka-amt.or.jp/ ■□■ リレーエッセイ バトンタッチ ■□■□■□■□■□■□■□■□ ドーピング ----------  4年に1度のオリンピック熱気も、気が付くといつの間にか過去の出来事に 思う時期になってしまいました。メディアが発達し遥か彼方のギリシャで開催 される競技をリアルタイムに、まるで目の前の競技場で行っているかの如く鮮 明に放送されたこと、(毎日が寝不足な人が多かったようですが…)彗星のご とく現われ期待以上に結果を得られた選手、期待して期待どおりの結果が得ら れた選手、残念な結果となってしまった選手など振り返ればそこには様々な人 間模様がありました。  しかし終わってみると史上最多のメダルを取ったこと(特に女性の活躍が目 覚しい)を始め様々な印象が残りました。私はその中でも脳裏に残っているこ とは、職業柄と何年か前に大阪で開催された東アジア大会で尿検体の採取現場 に技師会として関わった経緯があったことからか、ドーピングによるメダル剥 奪のことでした。  東アジア大会では直接私自身が参加していないのでそれ程気にかけていませ んでしたが、今回のオリンピックでの報道される手口等を見ると「何でそこま でしてメダルに固守するのか…」と思う気持ちと、検体の採取から検査の管理 の凄さに目を見張りました。  確かにメダルを取って帰るのとそうでないのとでは報道を見てもわかるよう に日本でさえ天と地との差があります。国によっては一生の生活がまるで変わ ってしまうところもあるようです。個人の努力以上にメダルの有無は選手の評 価と生活環境を左右するようです。私が小学校の時に習った「オリンピックは 結果よりも参加することに意義がある」という結果より努力の経過に重点を置 いた考え方・精神を表した言葉はもはや死語なのでしょうか…一個人だけでな く国の名誉の問題も複雑に絡み合う結果重視の現実がオリンピックの本当の姿 なのでしょうか?  尿検体での薬物検査に関しても厳しく行っていることは知っていても(確か に上記のごとくその個人のいや国の威信に関わることだから当たり前といえば 当たり前ですが…)選手自分自身の検体であることのチェックまで採取検体か ら得るという奥の深いものとは思ってもみませんでした。メダルの剥奪という 不名誉な結果が導かれる背景には2重3重(いや現状は5重6重、それ以上か も)の厳重な管理があった訳です。  さて、厳しい現実と言えば我々技師の所属する医療業界も同様で、他施設の 真似事をしていたら飯が食える時代はもはや過去の産物となりました。前回の 北支部の自由集会でも発表させていただきましたが、努力もなく独自のビジョ ンを持たない技師に迫るものは「リストラ」の4文字です。病院の持つ基本方 針や技師としての経験年数・検査室内での立場によって内容は異なりますが、 これから生き残っていくためには技術プラス新たな発想が必要です。決して技 師長が技師のゴールではありません。出来るだけ多くの技師が“お前の存在は 当院にとって必須や”と病院側の誰もに言われる人材になってもらいたいもの です。 (協和会病院 本岡敬一郎) ■□■ 知って得するウェブサイト □■□■□■□■□■□■□■□■□■ ◆日本の医療を正しく理解してもらうために -------------------------------> http://www.akita.med.or.jp/rikai.html 秋田県医師会のサイト内に掲載されている、日本の医療に関する論文です。著 者は「メディカル朝日」で「辛口トーク」に健筆をふるう鈴木厚先生。身近な 問題である日本の医療について、いかに日本の医療が低廉で良質であるか、と いうことを豊富な資料で解説されています。ちょっと分量は多いですが、必読 です。 ◆無料書式フォーマット「いただき君」 ----------------> http://www.urbanproduce.com/download/itadakikun.html 仕事で書類を作るとき、何かフォーマットになるものがあったら、楽に作れる のになあ…って思ったことはありませんか?そういうときに、とても役に立つ サイトです。報告書や計画表、分析表、さらには病院の経営目標把握シートま で、エクセルやワードで作られたフォーマットがたくさんあります。是非、こ れらを業務に活用していきましょう。 ■□■ 編集後記 クールダウン ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 大キライ --------  季節ももうだいぶ秋らしくなってきた。食欲の秋の到来である。今年の夏も 暑かった。夏になると暑さのあまり食べる元気が出てこないというか、年々食 べるのも仕事のような感じになってきたが、秋になってくると自然と食べるこ とが苦ではなくなってくる。  みなさんもいろんな人と食事をする機会があると思う。大抵の人には「食べ ろと言われたら食べられるが自らは手を出さない食べ物」「目の前で他の人が 食べるのはいいが自分は絶対食べない嫌いな食べ物」「見るのも気持ち悪い食 わず嫌いな食べ物」「これ食べ物じゃないからと思ってるほどの嫌いな食べ物」 があるだろう。  私の場合、梅と山葵が食わず嫌いである。お酒は大好きだが梅酒はパス。海 鮮魚は大好きだが絶対に山葵抜きだ。よくある光景でみんなで食事をしてると 無神経な人が「○○嫌いなんですか?“美味しいのに〜〜〜〜”」と言うのを 見る。私はこの「美味しい“のに”」が大嫌いだ。  美味しいのにだと!?“私は”大嫌いだと言ってるんだ。そういうアンタも嫌 いな食べ物あるんだから、嫌いなものを食べない気持ちがわからないのか!?人 それぞれ好みが違うんだからいいじゃないか。好きだったらくいしんぼう万歳 に出れるくらい笑顔でパクパク食べてるよ!  どの国に行っても食事に困らないくらい食べられないものがないという人が いるが大変羨ましく思う。やっぱり人間何でも美味しく食べられるのが一番の シアワセだ。食べるぞ〜。 (今田晶子) ---------------------------------------------------------------------- 大臨技ニュースでは、皆さんのご意見、情報等お待ちしております。 FAX:06-6644-1128 E-mail:imai@osaka-amt.or.jp 郵送の場合は大臨技事務所までご送付下さい。 11月号の原稿〆切は10月5日(火)、12月号は11月7日(日)です。 ---------------------------------------------------------------------- copyright(c) 2004 Osaka Association of Medical Technologists. 掲載記事の無断転載を禁じます。