Last Update 2001.2.26

大臨技公益事業部 検査における手話(2)

 受診者にとって、採血は痛みをともないます。ろうあ者に限らず健聴者でも採血には不安を感じます。緊張のあまり採血中に気分が悪くなったり、倒れたりする状況を経験したことがあると思います。このような状況を引き起こさないためには、少しでもろうあ者の不安を取り除くことが大切です。

 その方法の1つとして、技師が手話で応対することが考えられます。ここでは、採血時の応対に必要な手話表現例を紹介します。

 これからも、検査を行う時に役立つ様々な手話例を記載していきたいと考えています。

 ろうあ者の方が、採血のために検査室へ来られたところを想定して下さい。少しは痛みを感じることも説明しておきたいですね。

1.採血をします。腕を出して下さい。
2.左右どちらでもかまいません。
3.少し痛いかもしれません。
4.我慢して下さい。
5.終わりました。
6.揉まないで、押さえて下さい。
7.5分ぐらい。
8.お大事に。
9.【一口メモとQ&A】

 講師:大臨技 公益事業部 世話人

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