---------------------------------------------------------------------- 大臨技ニュースオンライン 第195号       2005年(平成17年) 4月 1日   社団法人 大阪府臨床検査技師会 発行   http://www.osaka-amt.or.jp/ ---------------------------------------------------------------------- ★このメールは等倍フォントで半角70文字程度をベースに作成しています。★ ---------------------------------------------------------------------- 今月のメニュー ■お知らせ         ■チーム医療推進委員会からのご案内         ■地区事業部からのご案内         ■学術部からのご案内         ■4月の行事予定         ■講習会などの報告・感想         ■お詫び         ■編集後記 クールダウン(今田晶子)         ■当メールマガジンにおけるプライバシーポリシー ---------------------------------------------------------------------- ■□■ お知らせ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ---------------------------------------------------------------------- 【1】大臨技「チーム医療推進委員会」発足のご案内 ---------------------------------------------------------------------- (大臨技副会長 辻 義則)  大臨技では平成17年度の新規事業といたしまして「チーム医療推進委員会」 を立ち上げるべく準備を進めております。これは従来からの大臨技事業におけ る学術活動(技師個人の啓発)や組織活動(技師団体の強化)から更に一歩前 進させ、将来の臨床検査技師像を模索し個の業務からチーム業務として組織に 貢献することを視野に入れつつ、新たな活動の一環として会員の皆様とともに 勉強していくことを目的としております。  17年度は「糖尿病療養指導部会」「NST部会」、「ICT部会」、「クリ ニカルパス部会」、「褥瘡部会」の5部会で開始いたしますので、今回のご案 内としましては各部会責任者に部会の紹介をお願い致しました。ニュース5月 号以降には各部毎に詳細にご紹介して頂く予定です。 ■ 糖尿病療養指導部会(大阪赤十字病院検査部 山下己紀子)  糖尿病療養指導士認定制度が発足して5年目を迎えました。現在、認定者数 は10,026名で臨床検査技師はわずか1,001名です。糖尿病療養指導士の役割は、 患者さま自身の自己管理能力を引き出し、重篤な合併症の進行を防ぐために、 各専門職種が連携し患者さまと糖尿病に向き合っていくことです。第一回 (2000年)の認定試験後、大阪を中心(兵庫、奈良)に数人の有志で、「糖尿 病療養指導を考える臨床検査技師の研究会」を発足しました。主な内容は、各 施設での活動状況、症例検討、講演会等の情報交換でした。  今回、大臨技「チーム医療推進委員会発足」にあたり、新しく糖尿病療養指 導部会として活動していくことになりました。今後、皆さんに療養指導士の活 動を知ってもらい、チームの一員として臨床検査技師が活躍できる場を増やし ていきたいと考えています。1つの分野毎に研究する学術と違い、他職の専門 領域まで入り込んだ話題も多く、治療を交え実践的な話題提供をできる場を用 意して、みなさんの参加をお待ちしています。  活動内容は糖尿病療養指導士講演会(従来渉外部開催)年2回、定例研究会 2ヶ月に1回(第2水曜日)を予定しています。 ■ NST部会(市立岸和田市民病院中央検査部 杉山昌晃)  適切な栄養療法を推進することを目的としてNST(栄養サポ−トチ−ム) が各施設で設置され活動しています。大阪府下のNST稼動施設は現在19施設 です。みなさんご存知のことと思いますが、病院機能評価のVer.5.0では、4.13 の栄養部門で「栄養管理・支援のための組織(NSTなど)が設置され、栄養 ケアが組織横断的に実践されている」ことが求められています。  NSTには医師、看護師、栄養士、薬剤師、そして臨床検査技師など多職種 が参加します。NSTに参加して活動されている方、これからNSTを立上げ 参加を求められている方の情報交換をはじめ、研修会、講演会などを企画した いと考えております。会員の方々の積極的な参加をお待ちしております。 ■ ICT部会(関西医科大学病院中央検査部 中村竜也)  現代における感染症は様々な分野で話題となり、SARSや鳥インフルエンザを はじめ大きな社会問題にも発展します。また、病院内感染についても社会問題 はもとより訴訟問題にまで発展するケースが存在し、病院経営にとっても大き な打撃を受けます。MRSAの登場で病院内感染やその対策がよりクローズア ップされ、医療現場における病院内感染対策は重要課題のひとつとして認識さ れるようになりました。  そこで、感染対策も医師、看護師、薬剤師、検査技師、事務部が共同で行う こと、すなわちチーム医療として位置づけなくてはなりません。そのチーム医 療の一員であることを認識し、感染対策に必要とされる検査室、検査技師をめ ざすために今後このチーム医療推進委員会、ICT(インフェクションコント ロールチーム)では様々な活動を行っていきたいと考えております。企画にあ たっては会員皆様方のご意見を反映しながら進めていきますのでよろしくお願 いいたします。 ■ クリニカルパス部会(松下記念病院中央臨床検査部 東山孝二)  ご存知のようにCP(クリニカルパス)は在院日数の短縮を図りながら均一 な医療、医療の質の向上を求めていく仕組みとして発展普及していきました。 当院でも委員会が設置され、医師、看護師を中心に臨床検査技師、診療放射線 技師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、事務職が参加しています。その疾患 の治療にどのタイミングでそれぞれの職種がどのように参画していくかを考え なくてはいけません。  しかし現状では臨床検査技師がCPの作成、運用の中でその役割を果たして いるとはいえません。検査の専門家として、その場で存在を示せることがチー ム医療への参画というキーワードの中で非常に重要です。まだまだ五里霧中の 状態ですが、皆様と一緒に考えながらチーム医療の中で患者様から見える検査 技師を目指したいと考えていますのでよろしくお願いします。 ■ 褥瘡部会(多根総合病院中央検査部 竹浦久司)  平成14年10月1日より診療報酬改訂により「褥瘡対策未実施減算」が新たに 設けられました。これにより、各医療機関では褥瘡対策に関わるスタッフ(医 師、看護師、薬剤師、栄養士、臨床検査技師、等)を構成し「褥瘡チーム」が 設立され、褥瘡対策は全国的に活動しています。  褥瘡を作るのは医療人の恥と言われたこともありましたが、研究が進むにつ れ、努力だけでは褥瘡の予防はできないことがはっきりしてきました。いった んできると非常に治りにくく、そのために入院治療が長期化し、全身状態が悪 化することもあります。  褥瘡を作る誘因として、同じ向きを長時間過ごす、食事が取れなく栄養状態 が悪いがあります。また褥瘡ができた患者さまには回診をし、褥瘡の写真を撮 り、今の治療方法でいいのか検討し、改善していきます。このような活動から 褥瘡の重症度も全体的に軽くなり、早め早めの対処で治りも早くなっています。  他のチーム医療同様に問題は多く抱えているが、褥瘡がみるみる治っていく 時、一員で本当に良かったと感じます。現在大阪にてどれくらいの臨床検査技 師が「褥瘡チーム」に参加しているか把握できていませんが、実際携わってい る方、興味は持っているが活動はまだという方、大臨技 褥瘡チーム 世話人 になりませんか、募集しています。さあ一緒に褥瘡の勉強しましょう! ---------------------------------------------------------------------- 【2】「看護の日」記念イベント 〜大臨技も参加します〜 ----------------------------------------------------------------------  フローレンス・ナイチンゲールの誕生日である1820年5月12日を記念して、 1990年から5月12日を「看護の日」とし、この日を含む1週間を「看護週間」 として各地で記念行事が開催されています。  大阪府看護協会でも毎年「看護の日」の記念行事を開催し、広く一般の方々 に看護をアピールしています。大阪府看護事業功労者知事表彰式に始まり、著 名な講師による講演会・音楽会など、また測定コーナーや体験コーナーなど親 しみやすい内容で看護について考えてもらえる1日となっています。  今回、大阪府臨床検査技会は、『1日まちの保健室』に協力し、検尿と血糖 測定を担当することになっています。  日時:平成17年5月12日(木)、13日(金)10:00〜15:00  場所:ナーシングアート大阪大阪府看護協会  詳細は以下のページをどうぞ  ◆http://www.osaka-kangokyokai.or.jp/koho/kangonohi.htm ---------------------------------------------------------------------- 【3】永年会員表彰対象者が決まりました ----------------------------------------------------------------------  詳細は以下のページをどうぞ  ◆http://www.osaka-amt.or.jp/news/einen05.jpg ■□■ チーム医療推進委員会からのご案内 □■□■□■□■□■□■□■ ---------------------------------------------------------------------- 【1】「糖尿病療養指導部会」勉強会のお知らせ ----------------------------------------------------------------------  「糖尿病療養指導部会」としての初めての勉強会は、糖尿病についてクイズ 形式で楽しみながらディスカッションする企画をたてました。糖尿病診療にお いて、チーム医療はなくてはならない存在へとなっていますが、その反面、資 格を取ったものの現場で十分生かしきれていないといった声も聞きます。糖尿 病療養指導士の現状、そして将来について意見交換も行う予定です。興味のあ る方は是非お集まりください。  日 時:平成17年4月13日(水)18:30〜20:00  場 所:大阪鉄道病院3階講堂  内容1:糖尿病とは?(糖尿病療養指導部会勉強会のABC)  講師1:大阪鉄道病院 内田卓弥・藤原紘子  内容2:糖尿病療養指導士の現状・期待される将来について  講師2:渡辺内科クリニック 横山有子  参加費:会員・非会員とも 500円  評価点:A−10点      糖尿病療養指導士認定のための更新単位(第T群):0.5単位  連絡先:大阪赤十字病院検査部 山下己紀子      E-mail:miko1990@sea.plala.or.jp ■□■ 地区事業部からのご案内 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ---------------------------------------------------------------------- 【1】第17回南支部自由集会のご案内 ----------------------------------------------------------------------  『ISO?何やそれ』『ISO?そんなもん検査室にはいらんいらん』『I SO?うちの検査室はみんな愛想ええで!』『ごっつい金かかるらしいやん! 無理無理』『診療報酬には関係ないんやろ!』『そんなん大っきい病院や検査 センターだけちゃうの?』…って考えておられませんか?  病院検査室や検査センターの国際認証規格である ISO15189 は患者検査の質 的向上、検査部門のマネージメント、モチベーションのアップや維持に非常に 有用なツールであると言われています。  受審の有無は別として、患者検査や検査室の質的向上に取り組んでおられる 会員の皆様、それをサポートされる企業の皆様、一緒に一から勉強しませんか? 質疑応答の時間もたっぷりありますので活発な討論が行えるものと期待してお ります。支部勉強会の特色を生かし楽しく分かり易く説明・報告して戴きます。 南支部の皆様、他支部の皆様、企業の皆様、奮ってご参加下さい。  日 時:平成17年4月16日(土)15:00〜17:30  場 所:市立岸和田市民病院3F講堂      ◆http://www.osaka-amt.or.jp/map/23.html  テーマ:『わかりやすい ISO15189 』  内容1:「(財)日本適合性認定協会による臨床検査室認定について」  講師1:シスメックス株式会社学術部認証サポート推進室課長 北川隆  内容2:ISO15189 認定取得への取り組み  講師2:市立岸和田市民病院中央臨床検査部主任 杉山昌晃  内容3:ISO15189:2003 適合のためのヒント  講師3:ベックマン・コールター株式会社 診断システム本部ビジネス      プランニング担当課長 LPA/ISOシニアコンサルタント 清水義秋  参加費:会員500円、非会員3,000円  評価点:A−10点  連絡先:南支部長 中江健市(近畿大学医学部附属病院中央臨床検査部)      E-mail:nakae@kensa.med.kindai.ac. ---------------------------------------------------------------------- 【2】第12回南支部懇親会(29の会)のご案内 ----------------------------------------------------------------------  平成12年から始まったこの会(通例は29日に開催しますので29の会)も早い もので、12回目となりました。楽しく飲んで気さくに語り合える会です。初め ての方、他支部の方、企業の方、気軽にご参加下さい。会場の都合があります ので参加希望者は事前にご連絡願います。  日 時:平成17年4月15日(金)19:00〜21:30  場 所:なんば“道頓堀ホテル”  参加費:4,000円(当日、会場にて徴収します)  連絡先:南支部長 中江健市(近畿大学医学部附属病院中央臨床検査部)      E-mail:nakae@kensa.med.kindai.ac. ■□■ 学術部からのご案内 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ---------------------------------------------------------------------- 【1】臨床化学検査分野 講演会 ----------------------------------------------------------------------  日 時:平成17年4月14日(木)18:30〜20:00  場 所:大阪市立大学医学部4階小講義室  テーマ:「臨床検査室の薬毒物検査の対応」  内容1:救命救急センターにおける薬毒物分析 -トライエージを中心として-  講師1:大阪府立泉州救命救急センター 久保田芽里  内容2:高度救命救急における薬毒物検査の実態  講師2:関西医科大学附属病院 原克子  参加費:会員700円、非会員3,000円  評価点:C−10点  連絡先:近畿大学医学部附属病院中央臨床検査部 増田詩織      E-mail:shiori-m@kensa.med.kindai.ac.jp ---------------------------------------------------------------------- 【2】生理機能検査部門 定期講演会 ----------------------------------------------------------------------  今年も第1回目の生理部門の定期講習会は毎回好評な関西医科大学第二内科 教授の岩坂先生に「いまさら人に聞けない循環器病学」−技師にも必要な基本 的な原理・法則・検査が解りますか−と題してお話頂けることとなりました。 心電図、心機図、心エコー等の検査を進める上で、理解しておかなければいけ ない法則等を楽しく解りやすくインパクトのある話術で記憶に残る講義をして いただけると思います。  生理検査を始められた方、生理検査に携わっているが今一度基本を学びたい 方、循環器病学に興味をお持ちの方、ぜひお越し下さい。なお、毎回岩坂教授 の講演は会場が満席になるため、席が無い場合がございますのであらかじめご 了承下さい。  日 時:平成17年4月28日(木)18:30〜20:00  場 所:大阪市立大学医学部4階大講義室  内 容:「いまさら人に聞けない循環器病学」         〜技師にも必要な基本的な原理・法則・検査が解りますか〜  講 師:関西医大心臓血管病センター第2内科教授 岩坂壽二  参加費:1,000円  評価点:C−10点  連絡先:大阪市立医学部附属病院中央臨床検査部 藤岡一也      E-mail:kfujioka@msic.med.osaka-cu.ac.jp ---------------------------------------------------------------------- 【3】生理機能検査部門 平成17年度心エコー研究会 前期開催日程 ----------------------------------------------------------------------  17年度心エコー研究会を下記のように開催致します。奮ってご参集下さいま すよう宜しくお願い申し上げます。本年度は心エコーを撮る上で必要な知識も 大いに組み込み企画いたしました。心エコーのお話はもちろんのこと毎回シリ ーズで約20分程度心臓治療薬のお話しを企画しています。まだ心エコー経験の 浅い方にも、経験を積まれた方にも新たな発見があるお話だと思います。  第1回(通算第103回)  日 時:4月14日(木)18:30〜20:00  会 場:関西医大病院南館臨床講堂2階  第2回(通算第104回)  日 時:5月12日(木)18:30〜20:00  会 場:関西医大病院南館臨床講堂2階  第3回 特別講演(通算第105回)  日 時:6月25日(土)14:00〜16:30  会 場:日本シェーリング株式会社  第4回(通算第106回)  日 時:7月21日(木)18:30〜20:00  会 場:関西医大病院南館臨床講堂2階 ---------------------------------------------------------------------- 【4】生理機能検査部門 心エコー研究会(通算第103回) ----------------------------------------------------------------------  今年度の心エコー研究会は、心エコーがもっと治療に役立てるようになれば 更に普及し不動のものとなるのではと考え「治療の指標になる心エコー検査」 をテーマとし企画していきたいと考えております。  また、日常使われている心臓治療薬を知ることで心エコーに対する見方や考 え方が変わってくると思われ、毎回のシリーズとして心臓治療薬について勉強 しようと考えました。我々ソノグラファーも是非知っておくべき事だと思いま す。皆様方の多数のご参加をお待ちしております。  今回は、頸部動脈エコーをはじめ血管エコーの分野でご活躍の佐藤洋先生に ご講演をお願い致しました。先生はもちろんソノグラファーですが、実はフォ トグラファーでもあります。  エコーの写真技術もフォトグラファーのテクニックも「見つけて撮って表現 する」事に関して共通する物があると思います。きっと、診断価値のある写真 の取り方を学べることと思いますので奮ってご参加下さい。  日 時:平成17年4月14日(木)18:30〜20:00  場 所:関西医大病院南館臨床講堂2階      ◆http://www.osaka-amt.or.jp/map/20.html  内容1:心臓治療薬シリーズ 〜心エコーに与える影響〜「ARB」  講師1:(株)ノバルティス・ファーマ  内容2:臨床に伝える写真技術               〜 Photographer & Sonographer の視点から〜  講師2:独立行政法人国立病院機構京都医療センター 佐藤洋  参加費:年会費3,000円(1回500円、特別講演1,000円)  評価点:C−10点  連絡先:近畿医学部附属病院循環機能検査室 小谷敦志      E-mail:akotani@kensa.med.kindai.ac.jp ---------------------------------------------------------------------- 【5】生理機能検査部門 腹部超音波研究会平成17年度開催予定 ----------------------------------------------------------------------  定例は第3水曜です。(冬期:12月第1木曜、実技:2月第1土曜)  平成17年5月18日(水)第125回 オリエンテーション、教育  平成17年6月15日(水)第126回 夏期発表会  平成17年7月20日(水)第127回  平成17年9月21日(水)第128回  平成17年10月19日(水)第129回 体表:変更の可能性あり  平成17年11月9日(水)第130回 (日程変更)  平成17年12月1日(木)第131回 冬期発表会  平成18年1月18日(水)第132回  平成18年2月4日(土)第133回 実技講習会  平成18年3月15日(水)第134回 (※) (※3月は自主勉強会の扱いで参加費は無料です。内容は定例と同じ扱いで  運営します。) ---------------------------------------------------------------------- 【6】腹部超音波研究会メールニュース申し込み方法について ----------------------------------------------------------------------  大臨技ニュース3月号でもご案内しましたが、メールニュース申し込み方法 についてお知らせします。メールニュース配信希望の方は以下の要項、注意事 項をよく読んで下記アドレスまでメールでお申し込み下さい。 1.注意事項  本メールニュースでは、研究会予定、次回告知のほか他学会会告など研究会 終了時にお知らせしている内容と講演抄録の配信を予定しております。  無料のメールサーバーを利用しておりますので、メール末尾に広告が入りま すがご了承下さい。また、ときに「ウイふり」という広告メールが配信されま す。配信停止をご希望の方はその旨明記願います。  病院と自宅など複数のアドレスの登録が可能です。ご希望の方は複数のアド レスを併記してください。なお、携帯電話にも配信は可能ですが、抄録等長文 のものでは途中までしか読めませんのでご了承下さい。 2.申し込み方法  Ustech-osa-info@freeml.com 宛に、登録を希望のアドレスから下記の要領 で申し込みメールを送信してください。複数のアドレスでの申込が可能ですが、 その際にはそれぞれのアドレスから申込メールを送信してください。  件名:配信申込  本文:あなたのお名前、メール配信希望と明記     「ウイふり」配信停止を希望されるときはその旨を記載 ---------------------------------------------------------------------- 【7】細胞検査分野 平成17年度細胞診定期講習会(ジュニアコース) ----------------------------------------------------------------------  今年度も、細胞診検査の初心者及び細胞検査士認定試験受験予定者を対象に 講習会を実施します。特に細胞検査士を目指す皆様は奮ってご参加くださいま すようご案内申し上げます。  5月以降の行事内容詳細は決まり次第大臨技ニュース等でお知らせします。  日 時:下記参照  場 所:大阪府立成人病センター6階講堂      ◆http://www.osaka-amt.or.jp/map/09.html  参加費:会員500円、非会員3,000円(1回につき)      (ただし、4月・10月は会員参加費 1,000円)  評価点:C−10点  連絡先:大阪府立成人病センター臨床検査科細胞診 芦村純一      E-mail:asimura-ju@mc.pref.osaka.jp +--------------------------------------------------------------------+ 1)4月23日(土)14:00〜17:00 基礎・婦人科(頸部、体部) 2)5月20日(金)18:45〜20:15 呼吸器(予定) 3)6月17日(金)18:45〜20:15 泌尿器・体腔液(予定) 4)7月15日(金)18:45〜20:15 消化器(予定) 5)9月16日(金)18:45〜20:15 乳腺・甲状腺(予定) 6)10月未定(土)14:00〜17:30 一次試験対策模擬試験(予定) +--------------------------------------------------------------------+ (4月23日の講師は、大阪労災病院 三村明弘/済生会野江病院 清水恵子) ---------------------------------------------------------------------- 【8】一般検査分野 講習会 ----------------------------------------------------------------------  一般検査分野では「尿検査の基礎の基礎」をテーマに講習会を開催致します。 新しく技師になられた方や一般検査を始められたばかりの方を対象にしていま す。学生の方、技師会への入会を考えている方も歓迎致します。  クイズ形式で楽しく勉強したいと思います。ご参加お待ちしております。  日 時:平成17年4月27日(水)18:30〜20:00  場 所:近畿医療技術専門学校      ◆http://www.osaka-amt.or.jp/map/22.html  内容1:おしっこQ&A  講師1:市立吹田市民病院 佐々木正義  内容2:検体!不思議発見  講師2:ガラシア病院 堀田真希  参加費:無料  評価点:C−10点  連絡先:市立吹田市民病院中央検査部 佐々木正義      E-mail:makko@abox4.so-net.ne.jp ---------------------------------------------------------------------- 【9】血液検査分野 血液形態セミナー・ジュニアコース ----------------------------------------------------------------------  血液形態初心者を対象とした「形態セミナー・ジュニアコース(全10回)」 を開催致しますのでご案内申し上げます。  日 時:下記参照  場 所:大阪医療技術専門学校      ◆http://www.osaka-amt.or.jp/map/19.html  受講費:10,000円  定 員:48名  評価点:C−10点  連絡先:松下記念病院 中央臨床検査部 村瀬 幸生      E-mail:murase.yukio@jp.panasonic.com +--------------------------------------------------------------------+ 1)5月21日(土)14:30〜17:00 血液像の見方と異常像(概論)の講議 2)5月27日(金)18:00〜20:30 赤血球・赤芽球分類基準の講議と鏡検実習 3)5月28日(土)14:30〜17:00 顆粒球・リンパ球・単球の講議と鏡検実習 4)6月3日(金)18:00〜20:30 CMLと日常に経験する症例の鏡検実習 5)6月4日(土)14:30〜17:00 症例での見方とCMLの鏡検実習 6)6月24日(金)18:00〜20:30 骨髄像の見方の講議と正常骨髄像の鏡検実習 7)6月25日(土)14:30〜17:00 遺伝子などの講義と骨髄像の鏡検実習 8)7月1日(金)18:00〜20:30 骨髄像の鏡検実習 9)7月2日(土)14:30〜17:00 症例の講義と日常に経験する症例の鏡検実習 10)7月8日(金)18:00〜20:30 血液疾患標本の鏡検実習 +--------------------------------------------------------------------+  申し込みは、氏名・技師会会員番号(申請中の方は「申請中」と記入)・所 属施設・所属施設住所(自宅会員の方は連絡先)・所属施設電話番号・血液検 査経験年数・施設内優先順位(施設で参加希望の方が1名の場合は「1」と記 入)を記入した用紙と、郵便番号・住所・申込者氏名を記入し、80円切手を貼 った返信用封筒を同封の上、下記まで郵送してください。書類不備は無効にな ります。  申込者は技師会会員であることが必要です。会員でない方は必ず会員手続き をして下さい。  各施設で複数の方が申込される場合でも、申込書は各自でご記入下さい。そ の場合は施設内で優先順位を決めて、申込書に明記してください。(設備に制 約がありますので、申込多数の場合は各施設1名とさせて頂く場合もあります) 申込多数の場合は、抽選にて受講者を決定させて頂きます。  受付期間:4月18日(月)【消印有効】〜21日(木)【必着】       ※4月18日以前の消印のある申込書は無効です。  申込先:〒530-0012 大阪市北区芝田2-10-39      大阪府済生会中津病院 輸血検査室 中村 恒仁 ---------------------------------------------------------------------- 【10】血液検査分野 血液形態セミナー・シニアコース ---------------------------------------------------------------------- 本年度も例年通り、血液形態セミナー・シニアコースを開催致します。それに 先がけ、ガイダンスを行ないます。正会員希望の方は、必ずガイダンスに出席 して下さい。(技師会会員証を必ず持参してください)  日 時:平成17年5月12日(木)19:00〜20:00  場 所:天王寺アベノメディックス7階研修室B  年間開催予定日(全て木曜日):  平成17年 6月2日・7月7日・8月4日・9月1日・10月6日・11月10日  平成17年 12月1日・平成18年 1月12日・2月2日  募集人数:正会員…25〜30施設の代表者で、各施設1名      ※技師会会員であり、原則として標本提出が可能な施設であること       オブザーバー…約30名  会 費:技師会会員3,000円(9回)      オブザーバー 500円(1回につき)  非会員:3,000円(1回につき)  評価点:C−10点  連絡先:松下記念病院 中央臨床検査部 村瀬 幸生      E-mail:murase.yukio@jp.panasonic.com ---------------------------------------------------------------------- 【11】微生物検査分野 平成17年度講習会開催予定 ----------------------------------------------------------------------  いよいよDPC時代の到来が目前に迫ってまいりました。“DPC時代に適 応し、またチーム医療の中で正しく且つ迅速な感染症診断を可能とする、真に 医療に貢献できる検査とは?”そのようなことをテーマに平成17年度の講習会 を企画しました。難しい話ではなく、“今日から役立つ、そして今日からしな ければならない事柄”を整理してみましょう。皆様奮ってご参加ください。  各講習会の詳細は大臨技ニュースで随時ご案内します。日程及び会場は再度 ご確認ください。 ◇ 定期講習会(仮題)◇  ● 外部精度管理データの活用術教えます    滋賀県立成人病センター検査部 西尾久明    平成17年4月26日(火)18:30〜20:00  ● 感染症診断−超音波エコー所見からのサポート    住友病院診療技術部 川端聡     平成17年5月24日(火)18:30〜20:00  ● 薬剤情報−サンフォード・熱病の120%活用術    京都大学医学部附属病院検査部・臨床病態検査学 藤原尚子    平成17年6月25日(土)18:30〜20:00  ● DPC対応のための細菌検査    厚生連安城厚生病院 犬塚和久    平成17年9月27日(火)18:30〜20:00  ● 感染症診断−病理細胞診検査からのサポート    大阪府総合医療センター 井上健    平成17年10月25日(火)18:30〜20:00  ● DPC対応のための真菌検査    北里大学医療衛生学部 阿部美知子    平成17年11月29日(火)18:30〜20:00  ● 遺伝子検査活用術教えます    岐阜大学大学院医学研究科 大楠清文    平成18年1月23日(火)18:30〜20:00  ● ISO対応術教えます    愛媛大学医学部附属病院検査部 村瀬光春    平成18年2月21日(火)18:30〜20:00 ◇ 基礎講座〜講議編◇  新しく微生物検査室に配属になった方、基礎をもう一度勉強しようと思われ る方々への講習会です。“何でも気軽にQ&Aコーナー”もあります。  ● ゼロからの鏡検法と鏡検所見    平成17年6月3日(金)18:30〜20:00  ● ゼロからの細菌培養と同定検査    平成17年6月10日(金)18:30〜20:00  ● ゼロからの薬剤感受性検査    平成17年6月17日(金)18:30〜20:00 ◇ 基礎実技講座◇  白金線の持ち方から典型的な病原菌の同定法まで、目標は基本操作の習得で す。  ● 第1回基礎技術講座― 腸管感染症の検査    平成17年7月9日(土)〜10日(日)  ● 第2回基礎技術講座― 呼吸器感染症の検査    平成17年9月10日(土)〜11日(日) ◇ 特別企画〜実技講習会◇  とかく二の次にされがちな嫌気性菌と真菌について、見て、触って、同定の ポイントを習得しましょう。  ●“見てみよう触ってみよう−嫌気性菌と真菌”    平成17年11月12日(土)〜13日(日) ---------------------------------------------------------------------- 【12】微生物検査分野 定期講習会 ----------------------------------------------------------------------  日臨技臨床検査精度管理調査に参加されていることと思います。結果は分厚 い報告書と共にフィードバックされますが、この結果をどのように活用されて いますか?単なる答えあわせに終わっていませんか?検査精度の管理や保証の 重要性が指摘されるなかで、このような外部精度管理調査をいかに活用するか についてご講演頂きます。  日 時:平成17年4月26日(火)18:30〜20:00  場 所:あべのメディックス6階  内 容:外部精度管理データの活用術教えます      〜今後の微生物検査外部精度管理の方向性〜  講 師:滋賀県立成人病センター 西尾久明  参加費:会員500円、非会員3,000円  評価点:C−10点  連絡先:財団法人阪大微生物病研究会 坂本雅子      E-mail:masako@biken.osaka-u.ac.jp ---------------------------------------------------------------------- 【13】ウイルス検査分野 定期講習会 ----------------------------------------------------------------------  日 時:平成17年4月28日(木)18:30〜20:00  場 所:大阪市立大学医学部4階小講義室(1)  テーマ:B型肝炎ウイルス感染における最近の知見  内 容:HBV変異とOccult HBV感染  講 師:アボットジャパン株式会社研究学術部 飯沼一茂  参加費:会員500円、非会員3,000円  評価点:C−10点  連絡先:近畿大学医学部附属病院中央臨床検査部 岡田和敏      E-mail:kz-okada@kensa.med.kindai.ac.jp  共 催:大阪府臨床検査技師会 学術部 生物化学分析部門 免疫検査分野 ---------------------------------------------------------------------- 【14】移植・輸血検査検査分野 輸血基礎講座 ----------------------------------------------------------------------  これまで実施してきた輸血検査の再確認、新人職員の方やローテーション等 で輸血検査を担当されることになった方を対象とした基礎的な内容を予定して います。事前の申し込みは必要ありません。  日 時:平成17年4月16日(土)13:00〜17:00(受付12:30〜)  場 所:大阪市立大学医学部4階大講義室  内容1:ABO血液型(13:00〜13:50)  内容2:R h 血液型(13:50〜14:40)  内容3:抗体スクリーニング(14:50〜15:40)  内容4:交差適合試験(15:40〜16:30)  内容5:ディスカッション(16:30〜17:00)  参加費:会員500円、非会員3,000円      ※テキストは、希望者に実費で販売いたします。  評価点:C−15点  連絡先:近畿大学医学部附属病院輸血部 金光靖      E-mail:yuketsu@med.kindai.ac.jp ---------------------------------------------------------------------- 【15】移植・輸血検査検査分野 輸血中級講座 ----------------------------------------------------------------------  赤血球系の検査業務以外の少し専門的なテーマを取り上げた講座です。事前 の申し込みは必要ありません。  日 時:平成17年4月23日(土)13:00〜17:00(受付12:30〜)  場 所:大阪市立大学医学部4階中講義室1  内容1:HLA・血小板(13:00〜13:50)  内容2:輸血副作用(13:50〜14:40)  内容3:自己血輸血(14:50〜15:40)  内容4:管理業務(15:40〜16:30)  内容5:ディスカッション(16:30〜17:00)  参加費:会員500円、非会員3,000円      ※テキストは、希望者に実費で販売いたします。  評価点:C−15点  連絡先:近畿大学医学部附属病院輸血部 金光靖      E-mail:yuketsu@med.kindai.ac.jp ■□■ 4月の行事予定 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 6日(水)中央支部自由集会 13日(水)糖尿病療養指導部会 [勉強会] 14日(木)臨床化学検査分野 [講演会]      生理機能検査部門 [心エコー研究会] 16日(土)南支部自由集会      輸血・移植検査分野 [輸血基礎講座] 23日(土)輸血・移植検査分野 [輸血中級講座]      細胞検査分野 [細胞診定期講習会] 26日(火)微生物検査分野 [定期講習会] 27日(水)一般検査分野 [講習会] 28日(木)ウイルス検査分野 [定期講演会]      生理機能検査部門 [定期講習会]  行事予定表の詳細は以下のページをどうぞ PC◆http://www.osaka-amt.or.jp/yotei/2005-04.html 携帯◆http://www.osaka-amt.or.jp/ ■□■ 講習会などの報告・感想 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ---------------------------------------------------------------------- 【1】大阪大学高度医療教育講座の受講報告 ---------------------------------------------------------------------- (情報組織部 運天政五郎)  今年2月発行の大臨技ニュ−スで案内がありましたように大阪大学医学部保 健学科主催の高度医療教育講座が2月8日より開講されました。大臨技を代表 して受講しましたので報告します。  本講座は医療における緊急的な課題を医療現場で活躍している社会人を対象 に医療全般を総合的にとらえながら各専門領域を管理する医療マネ−ジメント が出来る人材育成を目指しており、森嶋会長も臨床検査技師も医療を部分的( 検査だけ)にとらえず総合的にみる視点が重要という点で賛同され、大臨技も 後援団体に名を連ねています。本講座の内容を2回(今回は第1回から第6回 )に分けて、簡単にレポ−トします。  講座の内容は医療の質を向上させることと医療にかかるコストを抑えること は矛盾しており、非常に困難と思えるがそれを実現に近づけるにはどうすれば よいか?という命題を各講師がそれぞれの専門的立場で教示し、受講者がディ スカッションで考える形をとっています。 ■ 第1回「マクロ経済学」   小塩隆士助教授(神戸大学大学院経済学研究科)  1)我が国の医療費は先進諸国と比較して高く、医療費の伸び率はGDP伸び   率を上回っている。  2)国民皆保険制度と医療の技術進歩は医療費を引き上げている。  3)高齢化による老人医療費増大と少子化による医療費負担は大きくなり少子   高齢化の下では維持が困難になってきた。  4)高齢者医療制度の改革が必要。  5)医療報酬の包括払いはコスト削減と自己負担率見直しを誘引する。 ■第2回「ミクロ経済学」   杉原茂教授(大阪大学大学院国際公共政策研究科)  1)効率的な医療サ−ビスを提供するのに必要な医療サ−ビスと必要なコスト   をベネフィット分析等の手法を用いて分析する。  2)医療の質を科学的インジケ−タ−を用いて管理する必要がある。  3)治療成果を院内死亡率、再入院率等のデ−タ指標で評価する。 ■第3回・第4回「医療業務におけるIT化」   上甲剛教授(大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻機能診断科学講座)   紀ノ定保臣教授(岐阜大学大学院医学研究科医療管理学講座医療情報学)  1)IT化された画像診断情報は、病院付加価値の向上と医療の質向上に繋が   る。  2)フィルムレス化によるフィルム代の省略  3)院内LANを用いて雑益に要する人員の削減  4)画像診断部門のアウトソ−シングも可能  5)電子カルテによる診療科を越えた情報を共有できる。  6)光ファイバ−導入によるネットワ−クスピ−ドは高度なネットワ−ク構築   が可能で、地域社会と一体になった医療を実践出来る。 ■第5回・第6回「医療業務におけるエビデンスの考え方」   豊田建(ベリングポイント株式会社・理事)   アキ吉川会長・渡辺幸子社長(グロ−バルヘルスコンサルティング社)  1)EBMは入手可能な信頼できる根拠(エビデンス)を把握した上で、理に   かなった医療を行うための行動指針である。  2)医療の質の向上には3つのファクタ−がある。構造(施設設備・人員配置   ・医療従事者の資格)、過程(技術水準・正確さ・手順の正しさ)と結果   (疾病別生存率・手術死亡率・患者満足度)である。  3)経営管理を充実させるには管理会計、ミッションマネ−ジメント、人事戦   略が必要。  4)企業経営の手法バランス・スコアーカードの活用事例  5)DPC(日本型包括医療)導入病院で蓄積されたデ−タを分析する。  6)DPCは病院間のデ−タ比較(ベンチマーク)に有用である。  7)ベンチマ−ク分析で得られたエビデンスは医療の質向上とコスト削減に活   用できる。  以上6回、7人の講師による講義から前述の命題を考えるのに必要な多くの 情報を得ることが出来たように思います。情報組織部では残り5回の講義も含 め、入手した情報は大臨技フォ−ラムやその他の研修で会員に伝達していく予 定です。 ---------------------------------------------------------------------- 【2】手話講演会に参加して ---------------------------------------------------------------------- (渉外部 北川富規子(浅香山病院))  1月29日(土)、クレオ大阪西にて手話講演会が行われました。テーマは“ はじめの一歩”。これは、「聴こえない患者さまにどのように話しかけたらい いのか解らなかったという経験はありませんか?こんな時、どうしたらうまく 伝えることができるのかを一緒に考えてみましょう。」という内容でした。前 半は実際に心電図・検尿・採血の3 つの場面での寸劇です。筆談・口の動きを 読み取る口話・身振りを使ってみても、なかなかうまく伝わらなくて四苦八苦。  「筆談といっても話している言葉をそのまま書いても伝わりにくいんですよ」 などのワンポイントアドバイスの追加もあって、無事に終わりました。今回は、 聞こえない患者さま役も、全て技師が演じていたのですが、さてさてどこまで 状況をお伝えできたでしょうか?  後半は大阪警察病院の赤木征宏さんを講師に迎えての手話講座。寸劇での手 話表現や、手話でなくても伝えられることを習いました。今回は私達と同じ臨 床検査技師が講師ということで、親しみやすい講座になりました。質問も「パ ンストってどう表すのですか?」「採血量の説明はどうしたらいいですか?」 など、一般の手話講座ではなかなか聞けない内容を積極的に聞いておられまし た。過去の手話講座の卒業生の参加もあり、みなさん熱心に聴いて、見ていた だけたと思います。  渉外部としてはこれからも手話講演会を引き続き行なっていく予定です。聴 こえない患者さまに、安心して検査を受けていただけるように、みなさんの参 加をお待ちしています。 ---------------------------------------------------------------------- 【3】献血ボランティア報告 ----------------------------------------------------------------------  平成17年2月19日に第21回献血ボランティアを行ないました。技師会あげて の活動として【受付3桁確保!】を目標として企画・運営を行ないましたが、 当日は予想以上の天候の悪さ、寒い上に風が強くおまけに人通りのまばらなこ と…会員の努力の甲斐も無く受付数75人、献血者53人という結果となりました。 しかし、この人数は当日府下で行なわれた献血車によるキャンペーンでは断ト ツの1位だったそうです。これはやっぱり参加してくれた技師会員の熱い思い が、道行く人に通じた結果と思います。  この活動は地味で目立たないものですが、年2回欠かさず行ない10年間継続 しています。また今後も引き続き行なう予定です。皆様の暖かいご協力を重ね てお願いいたします。  最後に、当日の献血活動にご協力をいただいた関係各位に改めてお礼を申し 上げます。寒い中ご苦労様でした。 ■□■ お詫び ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■  この度、2005年(平成17年)3月1日付け大臨技ニュースの「平成17年度学 術部世話人名簿」ならびに平成16年12月1日現在の「大臨技会員名簿」の内容 におきまして誤記がありました。会員の皆様にはご迷惑をおかけ致しましたこ と、深くお詫び申し上げます。  つきましては、修正「平成17年度学術部世話人名簿」は今回4月1日付け大 臨技ニュースにて掲載し、修正「大臨技会員名簿」は各施設宛に誤記に関する 調査を実施した上で発行致します。  今後は管理体制についてより一層強化させ再発防止に努める所存でございま す。会員の皆様には何卒ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。 (社団法人大阪府臨床検査技師会 会長 森嶋祥之) ■□■ 編集後記 クールダウン ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 日帰りでバリに行く方法 ----------------------  2月の上旬、ダイビングのお誘いを受けて南の島へ行くことになった。行き 先は常夏バリ島。るるぶや地球の迷い方ぃゃ歩き方にてみんなでワイワイと予 定を立て、いよいよ出発当日。9時に関西空港にて集合の後、順調に事は進み いざ出国へ。出国審査を終え煙草を買いに免税店に向かってると後ろにいた友 人の一人が思いがけない一言を。  「私、なんかヤバイかも」「えー何が〜?」「パスポートの有効期限まで残 りあと1週間しかない…」残存日数6ヶ月以上いるのに1週間!?聞いた瞬間 全員フリーズ。同行者聞くとあっさり「無理と思うよ」の返事。慌てて利用航 空会社のスタッフに確認。「いいかげんな国なんで¥でカタが付く可能性が高 いですから一か八か行ってみますか?」なんやそれ!笑っちゃいけないが面白 い。  結局友人は「現地に着いてすぐ帰らされてもウチはしらないからね〜」みた いな内容の誓約書にサインし搭乗。そして7時間後。飛行機から降りた我々は、 一応念の為にと入国審査の手前に待機してもらうよう根回ししておいた現地ス タッフの捜索開始。運良くすぐ見つけ彼に付いて行くと、なんと何の審査も受 けずに一般の入国者とは違う所から荷物が出てくるターンテーブルへ誘導して くれるではないか。  これって無事入国?やった〜!と喜んでいると遠くからこちらへ入国管理局 の制服を着た男が片言の日本語で友人の名前を連呼。そして友人を見つけると 嘘っぽい友好的な笑顔で半泣きの友人を連行。交渉するもあまりの残存日数の 少なさのため入国不可。結局友人はその日の名古屋行きの便にて強制送還。  後で聞いた話だが友人は11月と1月に残存日数不足に気づかず海外に行った が何もなかったらしい。出入国審査って結構いいかげんですね。 (今田晶子) ■□■ 当メールマガジンにおけるプライバシーポリシー □■□■□■□■  登録されたメールアドレス・お名前・会員情報などの情報は、社団法人大阪 府臨床検査技師会 総務部にて安全性が保たれるように適切に管理させていた だきます。また、その利用目的は、当会からの情報提供及び統計処理(会員の 比率調査)に限定し、これらの目的を超える利用はいたしません。そして、こ れらの個人情報を本人の同意を得ずに第三者へ提供することはありません。  メールマガジンの解除は、ご自身にてお願いいたします。解除された際には、 登録されている情報はすみやかに削除いたします。その他、個人情報に関する 問い合わせは webmaster@osaka-amt.or.jp 宛にお問い合わせください。 ---------------------------------------------------------------------- 大臨技ニュースでは、皆さんのご意見、情報等お待ちしております。 FAX:06-6644-1128 E-mail:imai@osaka-amt.or.jp 郵送の場合は大臨技事務所までご送付下さい。 5月号の原稿〆切は4月5日(火)、6月号は5月7日(土)です。 ---------------------------------------------------------------------- copyright(c) 2005 Osaka Association of Medical Technologists. 掲載記事の無断転載を禁じます。