---------------------------------------------------------------------- 大臨技ニュースオンライン 第188号       2004年(平成16年) 9月 1日   社団法人 大阪府臨床検査技師会 発行   http://www.osaka-amt.or.jp/ ---------------------------------------------------------------------- ★このメールは等倍フォントで半角70文字程度をベースに作成しています。★ ---------------------------------------------------------------------- 今月のメニュー ■お知らせ         ■学術部 生物化学分析部門からのご案内         ■学術部 生理機能検査部門からのご案内         ■学術部 形態検査部門からのご案内         ■学術部 感染・免疫検査部門からのご案内         ■学術部 移植検査部門からのご案内         ■学術部 検査管理部門からのご案内         ■9月の行事予定         ■講習会などの報告・感想         ■リレーエッセイ バトンタッチ(田畑佳代)         ■知って得するウェブサイト         ■編集後記 クールダウン(今田晶子) ---------------------------------------------------------------------- ■□■ お知らせ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 【大臨技緊急集会のお知らせ】  大臨技におきましては会員への周知事項として下記要項で緊急集会を開催す ることと致しました。当会会員はもちろんのこと関連各位にも広く参加してい ただきますよう、ご案内申し上げます。  真空採血管を用いた採血法に関しては7月1日付けでJCCLSより標準採 血法ガイドラインが発表されました。このガイドライン策定の経緯と詳細につ いてJCCLS標準採血法検討委員会委員の朝山均日臨技副会長に解説をお願 いし、採血法の標準化に向けて大いなる前進を計りたいと思います。  また、最近では特に輸血事故を含めた医療事故報道が相次いでいることから、 日臨技は全国の病院・施設に対し輸血事故防止への体制やマニュアルの確認と 見直しを緊急要請しました。輸血事故防止について学術部移植検査部門の金光 靖部門長に解説をお願いし、業務改善と事故防止の啓蒙を計りたいと思います。  今回の講演会は、会員・非会員・職種を問わず、どなたでもご参加いただけ ます。多くの方々のご参加をお待ちしております。  日 時:平成16年9月6日(月)18:30〜19:45  場 所:あべのメディックス7階研修室B  内容1:標準採血法ガイドライン  講師1:JCCLS標準採血法検討委員会 委員 朝山 均  内容2:輸血事故防止のために  講師2:大臨技学術部 移植検査部門長 金光 靖  参加費:無料  評価点:A−10点  連絡先:大臨技副会長 今井 宣子(imai@osaka-amt.or.jp)  Web◆http://www.osaka-amt.or.jp/annai/040906.html 【第16回大臨技北支部自由集会のご案内】  今年度の北支部の2回目の行事となる自由集会は、1回目の講演会と同様に 講堂にて行います。身近な話題や面白い話題を皆で持ち寄って盛り上げたいと 考えています。話題提供として、以下の2題をご用意しましたがあなた自身の 経験や悩みなどもお聞かせ下さい。気軽にご参加ください。  日 時:平成16年10月2日(土)15:30〜18:00  場 所:大阪医科大学 講義・実習棟2階第1講堂(学1講堂)  内容1:一般検査のピットフォール  講師1:シスメックス株式会社 宮前英治  内容2:「ベトナムをルポする」−医療事情と食を探る−  講師2:高槻赤十字病院検査部 井野上章  参加費:会員 500円、非会員3,000円  評価点:B−10点  連絡先:北支部長 米田孝司(国立循環器病センター臨床検査部)      E-mail:kyoneda@hsp.ncvc.go.jp 【中央支部自由集会のお知らせ】  近年、医療を取り巻く情勢は大変厳しい状況になってきております。中央支 部も、そういった状況の中で、我々検査技師がどのような生き残り策を考えて いけば良いのかを大きなテ−マとして取り上げ、事業を行ってまいりました。  ブランチ、FMSといったアウトソ−シングが叫ばれる中、エコ−検査を始め とした生理検査室の拡充、中央採血室または病棟への検査技師の派遣、病院全 体としての各種委員会(クリニカルパス、リスクマネ−ジメント等)への参加 等について色々な角度から考えてまいりました。  そこで今回は、質の向上について勉強していきたいと考えています。技師の 皆さんは、自分の専門につては日々勉強をされている事と思いますが、それぞ れ疾患について又は患者さんの症状においてどのような検査がオ−ダーされ、 その結果をどのように読めばよいか、また、パニック値についてどのように理 解をすれ良いのか考えられたことは無いでしょうか…?  つきましては、今回、腹痛と胸痛をテ−マとして取上げ講演して頂くことに なりました。自分の専門分野ら少し離れ検査全般について考えてみる機会はあ まりいと思いますので、この機会に是非参加をされ勉強し頂きますようご案内 申し上げます。  日 時:平成16年10月6日(水)18:30〜20:30  場 所:大阪市立大学医学部学舎4階中講義室  内 容:腹痛と胸痛について、検査デ−タの読み方考え方  内容1:腹痛について  講師1:大阪府済生会野江病院 消化器内科部長 早雲 孝信  内容2:胸痛について  講師2:阪奈病院中央検査科 技師長 山脇 浩司  参加費:会員 500円、非会員3,000円  評価点:A−10点  連絡先:市立枚方市民病院 西 時男     :大阪府済生会野江病院 森 啓悟 ■□■ 学術部 生物化学分析部門からのご案内 □■□■□■□■□■□■ ★ 臨床化学検査分野講演会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  日 時:平成16年9月9日(木)18:30〜20:00  場 所:大阪市立大学医学部4階小講義室  テーマ:婦人科領域における内分泌検査の意義  内容1:更年期障害とホルモン補充療法について  講師1:バイエルメディカル株式会社 マーケティング部学術企画G 白柳譲  内容2:絨毛性疾患におけるHCGの測定意義  講師2:株式会社三菱化学ヤトロン診断事業部 DPC・RIAグループ 島田勉  参加費:会員700円、非会員3,000円  評価点:C−10点  連絡先:近畿大学医学部附属病院中央臨床検査部 増田詩織      E-mail:shiori-m@kensa.med.kindai.ac.jp ■□■ 学術部 生理機能検査部門からのご案内 □■□■□■□■□■□■ ★ 機能検査分野 講習会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  当直や日直で血液ガスのデータの読み方が判らなくて困っていませんか? そんなあなたにお勧めします。昨年も好評でした、「血液ガスの読み方」第2 弾を今年も開催します。  日 時:平成16年10月28日(木)18:30〜20:00  場 所:大阪市大医学部4階講義室  内 容:これでバッチリ血液ガス。易しいデータの読み方  講 師:大阪医科大学附属病院 中央検査部 和田 晋一  参加費:会員 500円、非会員3,000円  評価点:C−10点  連絡先:大阪市立医学部附属病院 中央臨床検査部 藤岡 一也      E-mail:kfujioka@msic.med.osaka-cu.ac.jp ■□■ 学術部 形態検査部門からのご案内 ■□■□■□■□■□■□■□ ★ 細胞検査分野 細胞診定期講習会(ジュニアコース)★★★★★★★★★  日 時:平成16年9月17日(金)18:45〜20:15  会 場:大阪府立成人病センター本館6階講堂      ◆http://www.osaka-amt.or.jp/map/09.html  内 容:乳腺・甲状腺の細胞診  講 師:大阪大学医学部附属病院 吉村 英雄  参加費:会員 500円、非会員3,000円  評価点:C−10点  連絡先:大阪府立成人病センター細胞診 芦村 純一      E-mail:asimura-ju@mc.pref.osaka.jp ★ 一般検査分野 講習会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  9月の当分野の講習会は「尿沈渣スライドテスト」を実施いたします。尿沈 渣の基礎知識の整理や確認に役立つ内容です。皆様のご参加をお待ちしており ます。  日 時:平成16年9月22日(水)18:45〜20:15  会 場:クレオ大阪中央セミナーホール  出題・解答者:国立病院機構京都医療センター/              京臨技 形態部門 一般検査分野分野長 佐伯仁志  参加費:会員 500円、非会員3,000円  評価点:C−10点  連絡先:市立吹田市民病院中央検査部 佐々木 正義      E-mail:makko@abox4.so-net.ne.jp ■□■ 学術部 感染・免疫検査部門からのご案内 □■□■□■□■□■□ ★ 疫学分野 第2回定期講習会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  日 時:平成16年9月29日(水)18:30〜20:00  場 所:大阪市立大学医学部4階中講義室  内 容:腸内フローラと腸管出血性大腸菌O157  講 師:大阪市立大学大学院生活科学研究科助教授 西川 禎一  参加費:会員 500円、非会員3,000円  評価点:C−10点  連絡先:大阪市環境保健協会検査室 福山博文      E-mail:yuka6-16@zeus.eonet.ne.jp ★ ウイルス検査分野 定期講習会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★  上気道感染のシーズン到来を前に、各簡易キットを用いた迅速検査の有用性 についてご講演を戴きます。  日 時:平成16年9月30日(木)18:30〜20:00  場 所:大阪医療技術学園専門学校  テーマ:上気道感染の簡易キットによる迅速検査  内容1:抗マイコプラズマ抗体(IgM)  講師1:株式会社テイエフビー技術開発部             テクニカルインフォメーションセンター 福島靖恵  内容2:インフルエンザウイルス  講師2:富士レビオ株式会社商品開発部 皆川英孝  内容3:アデノウイルス  講師3:株式会社アズウェル大阪支店診断薬グループ 横川禎一  内容4:RSウイルス  講師4:日本ベクトン・ディッキンソン株式会社学術情報部 國見昌生  参加費:会員 500円、非会員3,000円  評価点:C−10点  連絡先:近畿大学医学部附属病院中央臨床検査部 岡田和敏      E-mail:kz-okada@kensa.med.kindai.ac.jp ★ 微生物分野 基礎技術講座 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  微生物検査は検体採取・検体保存から始ると言われていますが、特殊培養条 件を必要とする嫌気性菌感染症の検査について整理してみましょう。緊急性を 考えながら、“うちの検査室ではここまで検査しよう。ここまでなら検査でき る。”その答えを見付けてみましょう。  嫌気性菌感染症検査について基礎から最新情報まで事例をもとに御講演頂き ます。皆様奮って御参加ください。  日 時:平成16年9月17日(金)18:30〜20:00  場 所:株式会社アズウェル本社8階会議室  内 容:どうしてますか?どこまでしてますか?嫌気性菌感染症検査  講 師:大垣市民病院 石郷潮美  参加費:会員 500円、非会員3,000円  評価点:C−10点  連絡先:財団法人 阪大微生物病研究会 坂本雅子      E-mail:masako@biken.osaka-u.ac.jp ■□■ 学術部 移植検査部門からのご案内 □■□■□■□■□■□■□■ ★ 生殖医療技術分野 特別公開講座 ★★★★★★★★★★★★★★★★★  不妊治療について、最新の話題をわかりやすく講演していただきます。一般 の方の参加もお待ちしております。  日 時:平成16年10月30日(土)14:00〜16:00  場 所:大阪中央病院13階大会議室  内 容:ここまで来た!! 不妊治療最前線  講 師:大阪中央病院 中央検査部 内野 義彦      大阪中央病院 婦人科医長 坂井 昌弘  参加費:会員・非会員共 500円  評価点:A−10点  連絡先:大阪NewARTクリニック 宮田広敏      E-mail:byx02006@nifty.ne.jp ■□■ 学術部 検査管理部門からのご案内 □■□■□■□■□■□■□■ ★ 情報管理分野 特別講演会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  情報管理分野では、毎年秋〜冬に実技講習会を開催してきましたが、今年は 趣向を変えて、10月〜2月にかけて8回シリーズの初級シスアド講座を開講す ることになりました。  しかし、まだ「初級シスアドって何?」という方もおられるかと思いますの で、先に、この資格について知ってもらうために「初級シスアドについて」と いう特別講演会を行います。  検査の現場で、なぜこの資格が必要になるのか、どのような試験が行われて いるのか、どのように勉強すれば合格できるのか、などについて、実際に資格 をとった臨床検査技師が講演します。  また、同時に「医療情報技師」の資格制度についてもお話をしていただく予 定になっていますので、大勢の方々のご参加をお待ちしております。  日 時:平成16年9月10日(金)18:45〜20:15  場 所:大阪医療技術学園専門学校 2階大教室  テーマ:情報系資格を取得するには  内容1:初級システムアドミニストレータについて  講師1:大阪メディカルラボラトリー 佐藤宏美  内容2:医療情報技師について  講師2:京阪病院 真鍋史朗  参加費:会員 500円、非会員3,000円  評価点:B−10点  連絡先:大阪メディカルラボラトリー 佐藤宏美      E-mail:sato@kpg.co.jp  Web◆http://www.osaka-amt.or.jp/annai/040910.html ■□■ 9月の行事予定 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 2日(木)血液検査分野 [携帯セミナージュニア] 5日(日)茨木健康展(2004年みんなの健康展) 6日(月)大臨技緊急集会 8日(水)画像検査分野 [腹部超音波技術研究会] 9日(木)臨床化学検査分野 [定期講演会] 10日(金)情報管理分野 [特別講演会] 11日(土)寄生虫検査分野 [特別講演会]      近畿輸血検査研修会 [実技講習会]      微生物検査分野 [基礎技術講座]      吹田健康展(21回みんなの健康展) 12日(日)近畿輸血検査研修会 [パネルディスカッション]      微生物検査分野 [基礎技術講座]      豊中市民健康展(第29回健康とよなか21)      吹田健康展(21回みんなの健康展) 17日(金)細胞検査分野 [定期講習会]      微生物検査分野 [定期講習会] 22日(水)一般検査分野 [定期講習会] 25日(土)画像・機能検査分野合同 [超音波検査研修会] 26日(日)画像・機能検査分野合同 [超音波検査研修会] 28日(火)免疫検査分野 [定期講習会] 29日(水)疫学検査分野 [定期講習会] 30日(木)神経生理分野 [定期講習会]      ウイルス検査分野 [定期講習会] ◆携帯からでも行事予定表を見ることができます! -----------------------------------------> http://www.osaka-amt.or.jp/ ■□■ 講習会などの報告・感想 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 【第15回大臨技北支部生涯教育講演会に参加して】  6月に行われた北支部の行事(講演会)は、いつもの学生食堂での軽食しな がらという形式ではなく、講堂での開催となりました。そのためか、いつもの 顔ぶれとは少し違った方々も参加されているようでした。  ひとつめの内容としては、「患者様に喜ばれるリアルタイム診療」という題 でメーカーの方が、実際に患者として入院した時の経験をもとに、迅速性とい う視点から見た場合の臨床検査の問題点や理想像について、ユーモアも交えて 興味深い話をされました。  ふたつめは、「病院にリストラの嵐が…あなたは生き残れる技師ですか、そ れとも…」という題で、検査業界の厳しい人員整理の渦の中で、ひとりひとり の技師がどういう意識をもって仕事に取り組んだら良いのかについて、検査科 科長としての立場からのアドバイスをされ、参考になりました。  また講演会終了後には、恒例の居酒屋での2次会があり、やっぱりお互いの 懇親が一番だと、参加し有意義な時間を過ごさせてもらいました。 (大阪医科大学中央検査部 東山智宣) 【第4回糖尿病療養指導士講演会開催される】  7月10日に“アピオ大阪”にて第4回糖尿病療養指導士講演会が開催されま した。暑い土曜日にもかかわらず、前回よりさらに多い90名の方が参加され質 疑応答も含め有意義な講演会となりました。  次回、第5回は10月30日に開催予定です。また詳細については大臨技ニュー スを通じて報告します。 【第4回糖尿病療養指導士講演会に参加して】  講演を聴き、生活習慣病としての糖尿病の療養に対して、いかにチームとし ての活動が必要かということを再確認しました。また、3人の先生方がチーム 医療の中で各々の立場で頑張っておられる事に感動しました。  栄養指導や糖尿病教室などは、流行的にいろいろな施設で開催されています が、NST(Nutrition Support Team 栄養サポートチーム)において、検査技師 の実際の活動を聴いて、この仕事の重みと幅広いチームワークが必要であるこ とを痛感しました。そして、積極的なDPC(Diagnosis Procedure Combination 診断手順分類)の利用も、チームワークの統制に役立っていると思われました。  私は4年前に糖尿病療養指導士の認定を受けましたが、実質の活動は今年3 月から始めたところです。チーム医療(チームでのミーティング等)としては、 まだまだ活動できていないのが現状で、この講演を参考にして頑張りたいと思 います。  ますます高度化する医療界を担うコメディカルの一員として、チーム医療に 検査技師が参画する事は、技師の発展、及び向上につながる事だと思います。 私は兵庫県下から参加しましたが、兵庫県の臨床検査技師会も自己の医療職研 修単位を所得できる講演会等の企画をしていただける様に働きかけたいと思い ます。 (兵庫県立尼崎病院検査部 鈴木まき子) 【第4回 大臨技フォーラムに参加して】  今回、初めて阪南パラドームで開催された、大臨技フォーラムに参加させて 頂きました。暑い中、多数の方が参加されており、第1部のチーム医療で「内 視鏡技師」「病棟回診」「NST(栄養サポートチーム)」と興味があり聞かせて 頂きました。  内視鏡技師というスペシャリストの道もあり、またチーム医療として他職種 の方と協力して患者様の検査・治療にあたることの大切さを痛感いたしました。 病棟回診・NSTなど検体だけを見て検査・報告するよりも、患者様に接し状態 を確認することで、検査データを深く読む事が出来、信頼性の高い報告がなさ れると感じました。検査技師がチーム医療に参加することにより、検査業務に 支障が生じることがありますが、問題を乗り越え検査技師もチーム医療の一員 として積極的に参加することの大切さを感じました。  また、第5部の特別講演で森脇先生の経営者側からのお話も聞く事ができ、 長時間に渡るフォーラムでしたが、とても充実した内容でした。これからも是 非、参加したいと思います。 (大阪血清微生物研究所 片山智永子)  先日、第4回大臨技フォーラムに初めて参加させて頂きました。内容は、チ ーム医療・提供責任・厚生行政・精度保証など、最近話題のクリニカルパスや 包括医療で、検査センター勤務の私には、とても濃く難しい話でした。その中 で、とても興味を持ったのがチーム医療・NST(栄養サポートチーム)です。  今まで栄養管理は、医師や栄養士が行っていると思っていましたが、臨床検 査技師や薬剤師、言語療法士がメンバーで驚きました。それぞれ担当の方が、 意見を出し合って患者様の疾病の早期発見・早期治療につながり、やる気と熱 意を持って接すれば私たち医療従事者のレベルアップにつながると思います。 貴重なお話有難うございました。 (大阪血清微生物研究所 石川淳子) 【平成16年 夏季献血ボランティア開催される】  7月24日、大臨技の定期行事となった献血ボランティアが難波グリーンガー デンで開催されました。当日は36℃を越える暑い日でしたが、その中で多くの 技師会員が自ら進んで献血をしたり、献血活動の啓発を道行く人に声掛けをし ました。その甲斐あって当日は暑い一日ではありましたが、受付者数102名、 献血者は81名という結果が得られました。  次回は冬の血液が不足している時期に行う予定です。また詳細については大 臨技ニュースを通じて報告します。 【献血活動に参加して】  7月24日土曜日、難波グリーンガーデンでおこなわれた献血推進活動に参加 しました。35℃を超える暑さの中、「献血にご協力ください」とうちわやティ ッシュを配りました。  私は今まで献血に行ったことが無く、献血バスを見つけても素通りするだけ でした。この活動にも今回初めて参加させて頂きましたが、思った以上に多く の方が献血に関心を持っているのだということに驚きました。  活動を始めるとすぐに献血をしに来てくださりとても嬉しく思いました。友 達同士で声を掛け合って来る人を見ると、これまで献血にあまり関心のなかっ た自分が恥ずかしく思えました。  しかし反響が良かった反面、60分以上もの長い待ち時間が生じた時に、待ち きれずに途中で諦めて帰ってしまう人がいたことで、折角のご好意を無駄にす る結果になってしまった事はとても残念に思いました。  残念ながら私は体調が優れず献血する事ができませんでしたが、是非次の機 会に献血したいなぁと思います。また、こういう活動に更に多くの技師の方に 参加して頂けたらなぁ…と思います。 (大阪警察病院附属人間ドッククリニック 森川真弓) ■□■ リレーエッセイ バトンタッチ ■□■□■□■□■□■□■□■□ 笑いの力 --------  忙しい毎日、ストレス溜まってるな…と感じたときの私のお手軽解消法は美 味しいものを食べること、買い物、そして“笑う”ことだ。  幸い、私の周りには さっむ〜いおやじギャグや天然ものまでキャラがそろ っていて笑いのネタは尽きないのである。あぁ、悩んでる私のほうがあほくさ っ!とばかりガハハと大口開けてストレスも一緒に笑い飛ばしている。そうす ると心も軽くなるようだ。たかが“笑い”。でもあなどれない。  笑うと腹筋が鍛えられ胃腸トラブルの解消から自律神経の変化、はてはNK細 胞の増加によるガン予防にまでなるそうでとっても身体にいいんです!!  多忙に日々を送る皆さん、たまには大声でガハハッと、それはちょっとねっ て方はまず笑顔から…。笑って元気に暑い夏を乗り切りましょう! (泉佐野優人会病院 田畑佳代) ■□■ 知って得するウェブサイト □■□■□■□■□■□■□■□■□■ ◆世界の定置カメラ ---------------------------> http://home.att.ne.jp/red/nuka/camera.htm 日本はもちろん、世界各地にある定点カメラの画像を見ることができます。旅 行へ行きたくても行けない、パスポートは持ってないけど海外へ行ってみたい… 「80日間世界一周」のテーマを聴きながら、Web上でトリップ!?(サイ トによってはプラグインのプログラムをインストールする必要があります) ◆とほネットワーク旅人宿の会ホームページ ------------------------------------>  http://www.toho.net/index.html 比較的安価で、男女別相部屋が中心の「とほ宿」紹介のホームページ。一人旅 でも気軽に泊まることができて、宿では旅人同士の情報交換などの交流がしや すいのが「とほ宿」。北海道を中心に全国にあります。の〜んびりしたい旅の 時にはお勧めですよ〜!(男女別相部屋が基本ですが、希望すれば家族単位や 個室利用でもOKな場合もあります) ◆「電車男」の物語 -----> http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/7075/trainman.html 「冬のソナタ」など純愛ブームですが、これは、電車内で起こったある事件に 巻き込まれた男が、それをきっかけに生まれ変わっていく様を描いた、感動の 物語です。2ちゃんねるの書き込みがベースになっていて、ちょっとクセがあ りますが、新しい文学の形を予感させるものになっています。 ■□■ 編集後記 クールダウン ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ PL花火大会 ------------  関西の人なら誰もが知ってる毎年8月1日に開催されるPLの花火大会。私 は今年初めてそれを観に行った。  今までも「観に行きたいな〜」と思ったことは何度もあった。噂に聞くとこ ろ打ち上げ数約12万発。そこらへんの花火大会とは規模が違うという。  だがしかし花火の規模に比例して観客数は約30万人。それでも今年こそは行 ってみようかと考えてたある日「PLの花火観においで。富田林の会社のビル の屋上から見えるから」というお誘いを受けた。なんとラッキーな!飲みの誘 いより嬉しいかもしれない。今年のPL花火は日曜日。例年以上の人手が予想 される。そんな中ビルの屋上からゆったり観れるのだ。  ありがたくお誘いを受け、当日15時に南海難波駅に向かうとそこはPLの花 火に行く人々で溢れ返っていた。15時の時点で南海がこんな有様じゃJR天王 寺はどうなってるんだ。とりあえず電車に乗って待ち合わせの会場へ向かった。  屋上へ上がるとその会社の社員たちが家族らと一緒にシートを敷いて横にな って寛いでいる。私たちもさっそく同じようにしてビールを飲んだりして始ま るまでまったり。視界をみると何も遮るものがない。空には綺麗な満月が。台 風の影響で若干の風は吹いていてビールで酔ってる身体には心地よい。  そしていよいよ打ち上げ開始。オープニング花火がバババン!と上がるとそ の近さと打ち上げ数に感動!普通の花火大会のフィナーレがずっと続いている ような感じなのだ。フィナーレとなると一瞬周りが明るくなるほどの迫力であ る。  いや〜こんな絶好なポイントから観れたなんて本当に感謝だ。来年はもっと 近くで観てみたいような気もするが、今回花火が終わってちょっと寄り道をし て自宅に帰ると時間は午前2時だった。ちょっとだけ疲れたけどそれでも観る 価値があるという噂が本当だったのがわかった。まだ観たことない方は終電を 諦める覚悟でぜひ観てください。 (今田晶子) ---------------------------------------------------------------------- 大臨技ニュースでは、皆さんのご意見、情報等お待ちしております。 FAX:06-6644-1128 E-mail:imai@osaka-amt.or.jp 郵送の場合は大臨技事務所までご送付下さい。 10月号の原稿〆切は9月7日(火)、11月号は10月5日(火)です。 ---------------------------------------------------------------------- copyright(c) 2004 Osaka Association of Medical Technologists. 掲載記事の無断転載を禁じます。