---------------------------------------------------------------------- 大臨技ニュースオンライン 第185号       2004年(平成16年) 6月 1日   社団法人 大阪府臨床検査技師会 発行   http://www.osaka-amt.or.jp/ ---------------------------------------------------------------------- ★このメールは等倍フォントで半角70文字程度をベースに作成しています。★ ---------------------------------------------------------------------- 今月のメニュー ■お知らせ         ■学術部 生物化学分析部門からのご案内         ■学術部 生理機能検査部門からのご案内         ■学術部 形態検査部門からのご案内         ■学術部 感染・免疫検査部門からのご案内         ■学術部 移植検査部門からのご案内         ■学術部 検査管理部門からのご案内         ■6月の行事予定         ■リレーエッセイ バトンタッチ(大和章宏)         ■知って得するウェブサイト         ■編集後記 クールダウン(今田晶子) ---------------------------------------------------------------------- ■□■ お知らせ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 【平成16年度 新任役員からのご挨拶】  医療の質を問われる時代に突入し、医療改革の名のもとで、臨床検査業務や 臨床検査技師のあり方が変わりつつあります。厳しい診療報酬改定に嘆いてい る時ではないのです。これまでの単なる「パラメディカル」から脱却し、チー ム医療における「診療スタッフ」へ変貌するチャンスなのです。特に若い技師 が中心となって新しい検査技師を提案してゆく時でもあります。今我々臨床検 査技師が求められているのは何なのか、会員の皆様が「診療スタッフ」として 前進できる様、微力ながらも頑張りたいと思います。               理事 井戸田 篤(大阪府立成人病センター)  入会して以来、総務部広報担当部員として大臨技ニュースの編集に携わり、 10年ほどニュース紙面の変遷を見てまいりました。引き続き、今後は理事とし て会員の皆様に情報を提供させていただきます。大臨技では学術面や運営面に おける検査技師を取り巻く諸事情に対応すべく、さまざまな講習会が用意され ています。そのことを大臨技ニュースやホームページで「知って」もらい、会 場で「学んで」そして現場で「実行」していただく。会員の皆様のバージョン アップのお手伝いをさせていただきたいと思っております。 理事 山田真規子(伊藤病院)  情報組織部員として15年間、私達会員を取り巻く医療業界の変貌を調査・解 析を行ってまいりました。この度、渉外部担当理事に任命され、担当業務は変 わりますが、会員の皆様の状況は人一倍、ご理解させて頂いているつもりです。 今後、病院機能評価・DPC・ISOなど様々な医療サービス監視・評価など が病院に問われている今、これまで蓄積した能力を渉外部員として貢献して行 きたい所存ですので、宜しくお願い致します。 理事 北中直行(美原病院)  私は、10年間生化免疫検査を担当後、内視鏡検査室に希望移動し5年目にな ります。その間に、情熱と努力と忍耐の調和が、自身の仕事を左右することを 学びました。疑問やわだかまりは、そのままにしておくと、仕事にたいする情 熱を奪うことも知りました。私のやるべきことは、森嶋会長が情熱を込めた5 つの実践プランを、努力と忍耐で実現することです。その為にも、きめこまや かな納得の対話と行動を積み重ねて行きます。技師会への疑問、注文何でも話 し合いましょう。 理事 出野憲由(大阪労災病院) 【平成16年度 役員名簿】 ◆http://www.osaka-amt.or.jp/intro/staff/yakuin.html 【第15回大臨技北支部 生涯教育講演会のご案内】 日 時:平成16年6月19日(土)14:30〜16:30 会 場:大阪医科大学 講義・実習棟2階第2講堂(学2講堂) テーマ:「病院にリストラの嵐が…あなたは生き残れる技師ですか、それとも」     (病院が残したい検査技師像とは…、臨床が必要とする技師とは) 講 師:協和会病院 本岡敬一郎 参加費:会員500円 評価点:B−10点 連絡先:北支部長 米田孝司(国立循環器病センター臨床検査部)     E-mail:kyoneda@hsp.ncvc.go.jp 【第4回大臨技フォーラムのご案内】 日 時:平成16年7月17日(土)13:30〜19:00 場 所:阪南パラドーム 3階クスノキホール     ◆http://www.osaka-amt.or.jp/map/03.html 照会先:第4回大臨技フォーラム実行委員長 野村ちづる(住友病院)     E-mail:nomura-chiduru@sumitomo-hp.or.jp  ●第1部 チーム医療● 1.『内視鏡技師』               大阪労災病院 出野憲由 2.『病棟回診』                 関西電力病院 吉岡郁子 3.『NST(栄養サポートチーム)』   市立岸和田市民病院 杉山昌晃  ●第2部 提供責任● 4.『病棟臨床検査説明』      近畿大学医学部附属病院 松村佳永子 5.『輸血療法に関するインフォームドコンセント』                      国立循環器病センター 河合健 6.『ISO/TC212と国際規格』       三菱化学ビーシーエル 仲田健次 ●第3部 厚生行政● 7.『PSA(患者の安全を守るための医療関係者の共同行動)』                          南大阪病院 山内一浩 8.『病床削減』      ロシュ・ダイアグノスティックス 工藤憲太郎 9.『保険医療情報化』              小阪産病院 栗本孝司 ●第4部 精度保証● 10.『細菌検査精度管理ガイドライン試案』  エスアールエル 保知戸和憲 11.『NEQAS(共通外部精度管理事業)』                    日本臨床衛生検査技師会 前川芳明 12.『世界的な検査データ共有化の流れ』       栄研化学 藤橋和夫 ●第5部 特別講演● 『包括医療を見据えたこれからの病院経営』 −クリニカルパスとナレッジマネジメント−                    国立南和歌山病院名誉院長 森脇要 【第4回糖尿病療養指導士講演会のご案内】  昨年からスタートし、好評のうちに第3回を終了した糖尿病療養指導士講演 会ですが、今年度も引き続き開催いたします。第4回は7/10(土)13時50分 から、会場は前回と同じ“アピオ大阪”(森ノ宮)です。  今回は「療養指導の3本柱その2〜食事療法〜」をテーマに、大阪府済生会 吹田病院栄養部課長の藤原さんに特別講演をお願いしています。また、若草第 一病院臨床検査課神農さんと多根総合病院中央検査部竹浦さんのお二人に業務 の実際をお話いただく予定です。  詳細は次号に掲載させていただきますので多くの皆様のご参加をお待ちして います。 【第4回自動呼吸機能検査研究発表会のご案内】 日 時:平成16年8月29日(日)13:00〜 (受付開始12:30〜) 場 所:フクダ電子南近畿販売KK本社ビル 4F研修室     ◆http://www.osaka-amt.or.jp/map/06.html 内容1:研究発表(演題募集中) 内容2:SAS最近の動向について 講師2:フクダライフテックKK 高原勝 内容3:スパイロメトリ−について 講師3:元天理よろづ相談所病院山中亨 参加費:1,000円(抄録集代含む) 主 催:自動呼吸機能検査研究会・大阪府臨床検査技師会  演題を募集しています。内容は、 ・呼吸機能検査に関する基礎的または臨床的な検討 ・自施設における工夫、アイデア ・ルーチン検査における疑問 ・患者様への接遇の工夫 等々、どんな小さなことでもかまいません。  発表は抄録集とスライドを併用した口演形式です。発表時間は10分、質疑応 答は5分とします。スライドは10枚以内、スライドプロジェクターは1台です。 演題申し込みの際は、演題・抄録を同時に事務局まで郵送下さい。下記書式内 で自由レイアウトとします。 用紙サイズ:A4(2枚以内) 余   白:上35mm、下30mm、右30mm、左30mm 文字サイズ:表題は12ポイント、表題以外は11ポイント(10.5ポイントでも可) フォント:明朝体(拡大文字不可・MS明朝体推奨) 記載項目:本文には演題名・発表者名・共同演者名・所属・本文の順にご記入      下さい。 演題申し込み期間:平成16年7月1日〜7月31日 連絡先:第4回自動呼吸機能検査研究発表会事務局事務局代表者 今井竜子     県立奈良医科大学附属病院中央検査部     〒634-8522 奈良県橿原市四条町840     TEL:0744-22-3051(内4240)FAX:0744-22-4810 ■□■ 学術部 生物化学分析部門からのご案内 □■□■□■□■□■□■ ★ 臨床化学検査分野講演会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 日 時:平成16年6月10日(木)18:30〜20:00 場 所:大阪市立大学医学部4階 小講義室 テーマ:「静脈血栓症と肺塞栓症の対策」 内容1:静脈血栓症の臨床検査(凝固線溶検査を中心に) 講師1:近畿大学医学部附属病院中央臨床検査部増田詩織 内容2:静脈血栓症と肺塞栓症の対策 講師2:近畿大学医学部外科学教室保田知生 参加費:会員700円、非会員3,000円 評価点:C−10点 連絡先:近畿大学医学部附属病院中央臨床検査部 増田詩織     E-mail:shiori-m@kensa.med.kindai.ac.jp ■□■ 学術部 生理機能検査部門からのご案内 □■□■□■□■□■□■ ★ 機能検査分野 これであなたも循環器専門医?シリーズ ★★★★★★★  シリーズ第2弾は大阪市大循環器内科の室生卓先生をお招きし、「循環器専 門医の読み方・考え方〜1枚の心電図から始まる循環器検査、心エコー図を含 めて。あなたはどう読む・どう考えて録る?」と題して循環器検査の読み方・ 考え方の基本を勉強していきたいと思います。  よく問診・聴診・理学所見・胸部X線写真・心電図は循環器診断の基本・5 本の指といわれますが、専門医の先生方は患者さんの病態と検査所見とを、ど う関連づけて診断しているのか。大変幅広いテーマですが実際の症例を呈示し て頂きながら、その見方・考え方を分かりやすく解説して頂きます。  我々技師は、ただ検査を記録するだけではなく、臨床医の考えている目的・ ねらいをしっかりと把握したうえで検査を施行し、よりよい検査結果を報告出 来るようにしたいものです。  きっとあなたの”目から鱗が落ちる”こと間違いなし!明日からの検査にも、 やりがいが出てきます。是非ご参加下さい! 日 時:平成16年6月24日(木)18:30〜20:00 場 所:大阪市立大学医学部4階大講義室 内 容:循環器専門医の読み方・考え方     1枚の心電図から始まる循環器検査、心エコー図を含めて。     あなたはどう読む・どう考えて録る? 講 師:大阪市立大学循環器内科 室生卓 参加費:500円 評価点:C−10点 連絡先:大阪市大医学部附属病院中央臨床検査部 藤岡一也     E-mail:kfujioka@msic.med.osaka-cu.ac.jp ■□■ 学術部形態検査部門からのご案内 ■□■□■□■□■□■□■□■ ★ 細胞検査分野 細胞診定期講習会(ジュニアコース) ★★★★★★★★ 日 時:平成16年6月18日(金)18:45〜20:15 会 場:大阪府立成人病センター本館6階講堂 内 容:泌尿器・体腔液の細胞診 講 師:大阪市立大学医学部附属病院 佐々木政臣 参加費:会員 500円、非会員 3,000円 評価点:C−10点 連絡先:大阪府立成人病センター細胞診 芦村 純一     E-mail:asimura-ju@mc.pref.osaka.jp ★ 病理検査分野 病理技術ジュニア講習会 ★★★★★★★★★★★★★★  病理技術ジュニア講習会を「診断に適した美しい標本作製」をテーマに、講 義+Q&Aという形で開催いたします。講義では標本作製の基礎からちょっと したコツを、Q&Aコーナーでは「こんな時はどうしたらええんやろか?」と いう問題について、病理検査初心者の方のための講習会です。  が、悩みのある方、そしてアドバイスしてあげようというベテランの方にも 多数ご参加いただき、みんなでワイワイ話し合えればと思います。質問があり ましたら郵送またはメールでご連絡いただければ当日お答えできるよう努力し たいと思っています。  また、CD−Rか35mmスライド写真をご持参いただければ投影も可能ですので、 質問のある方はご持参下さい。多数のご参加をお待ちしております。終了後簡 単な懇親会を予定していますので、皆様のご参加をよろしくお願いいたします。 日 時:平成16年6月5日(土)14:00〜16:30 会 場:日生病院別館講堂 テーマ:「診断に適した美しい標本作製」 内容1:切り出し・包埋・薄切・HE染色・特殊染色・封入・凍結標本・その他 講師1:大阪大学医学部附属病院 吉村英雄     大阪府立成人病センター 中川菊一 内容2:Q&Aコーナー     回答者:病理検査・細胞検査分野員ほか参加者全員 参加費:会員 500円、非会員 3,000円     (懇親会会費/男性:700円、女性:500円(予定)) 評価点:C−10点 連絡先:日生病院中央臨床検査部 水口洋一     E-mail:y-mizmiz@m4.kcn.ne.jp ★ 一般検査分野 講習会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  今年度も「一般検査基礎講座」を全5回にわたって開催致します。  6月の一般検査分野講習会をご案内させて頂きます。皆様のご参加をお待ち しております。 日 時:平成16年6月9日(水)18:45〜20:15 内容1:尿検査の診療報酬点数について 講師1:シスメックス(株) 大阪支店尿推進グループ 宮前英治 内容2:一般検査基礎講座(2)「血球・塩類」 講師2:ガラシア病院検査科 堀田真希 日 時:平成16年6月23日(水)18:45〜20:15 内 容:一般検査基礎講座(3)「円柱」 講 師:市立吹田市民病院中央検査部 佐々木正義 場 所:クレオ大阪中央セミナーホール 参加費:会員500円、非会員3,000円 評価点:C−10点 連絡先:市立吹田市民病院中央検査部 佐々木正義     E-mail:makko@abox4.so-net.ne.jp ■□■ 学術部 感染・免疫検査部門からのご案内 □■□■□■□■□■□ ★ 微生物検査分野 定期講習会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  単純に結果報告するだけの微生物検査室は不要の時代です。医療に役立つ検 査のできる検査室、何らかの付加価値をもった検査室が求められています。付 加価値の一つとして病院感染対策に貢献できる・頼れる検査室とはどんなもの なのか、感染拡大防止について医療現場から相談を受けた時、どのように対処 しなければならないか、どのようなアドバイスができるかなどについて事例を もとに御講演頂きます。皆さん奮って御参加ください。 日 時:平成16年6月22日(火)18:30〜20:00 場 所:大阪市立大学医学部 4階中講義室 内 容:どうする?検査室からの病院感染対策への貢献 講 師:近畿大学医学部附属病院 飯森真幸 参加費:会員 500円、非会員 3,000円 評価点:C−10点 連絡先:阪大微生物病研究会 坂本雅子     E-mail:masako@biken.osaka-u.ac.jp ★ 微生物検査分野 基礎技術講座 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★  今年も恒例となりました基礎技術講座を開催いたします。  近年、感染症は大きな変貌を遂げつつあると言われていますが、微生物検査 に携わる私たちは変化する病原菌に適切に対応しなければなりません。そのた めには微生物検査の基本的技術の習得は必須条件です。「基本」無くして「応 用」はありません。  微生物検査、特に細菌検査の主流が検体の直接塗沫染色標本の観察や培養同 定検査、薬剤感受性検査であることは今も変わりません。このような状況にお いて微生物検査室に配属になったばかりの人、ローテーションで微生物検査室 に配属になる予定の人、基本操作について再確認したい方々を対象に基礎技術 講座を開催します。  白金耳や白金線の持ち方をはじめとして、細菌検査の基本操作、腸管感染症 で遭遇するであろう細菌の同定などについて実習を主体とした講習会です。ま た、POCTを踏まえて迅速診断キットの実習や寄生虫の閲覧も予定しています。  『百聞は一見にしかず』、教科書でしか見た事のない細菌を、実際に見てみ ましょう。1日半という短い期間ですが、細菌検査の基本操作について勉強で きるチャンスです。奮ってご参加ください。(9月に第2回基礎技術講座を予 定しています。)  申し込みは、所属(施設名、住所、電話番号)、氏名、連絡先(メールアド レス)を官製はがきまたはメールにて下記連絡先へ御申込下さい。 日 時:平成16年7月10日(土)13:00〜18:00           11日(日)9:00〜15:00 場 所:大阪市立大学医学部 会 費:5,000円(テキスト代を含む) 募集人数:20名(定員になり次第締め切らせていただきます) 評価点:C−10点 連絡先:近畿大学医学部附属病院中央臨床検査部 細菌検査室 戸田宏文     〒589-8511 大阪府大阪狭山市大野東377-2     E-mail:hirofumi-t-1623@ioctv.zaq.ne.jp ★ 微生物検査分野 基礎講座(講義編) ★★★★★★★★★★★★★★★  今年も恒例となりました基礎講座〜講義編〜を下記の日程で開催いたします。  第1回は微生物検査“総論と塗抹鏡検”です。微生物検査に必要な基礎知識 全般について、検体の取り扱い方、塗抹染色標本の見方について、患者情報は なぜ、どんな時に重要なの? 各種のグラム染色液の特徴は? 染色標本の観察 のポイントは? 塗抹検査でそこまで起炎菌を推定できるの? などについて。  第2回は微生物検査“培養同定と薬剤感受性検査”です。感染症や検体別に どのような培地を使用したらいいの? どんな時に特殊培養が必要な微生物の 検査を追加するの? 薬剤感受性検査の標準法ってどんなこと? 耐性菌はどう やって見つけるの? 耐性菌の薬剤感受性検査結果の報告のポイントは? など について。  7月と9月に開催予定の基礎技術講座につながる講習会です。微生物検査室 に配属になったばかりの人、ローテーションで微生物検査室に配属になる予定 の人、微生物は学生時代に勉強して以来のことで…と思われている方々もお気 軽にご参加ください。 日 時:第1回 平成16年6月1日(火)18:30〜20:00     第2回 平成16年6月8日(火)18:30〜20:00 場 所:あべのメディックス 講 師:微生物検査分野世話人 参加費:会員 500円、非会員 3,000円 評価点:C−10点 連絡先:阪大微生物病研究会 坂本雅子 E-mail:masako@biken.osaka-u.ac.jp ★ ウイルス検査分野 定期講習会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★  今回は、C型肝炎ウイルス検査について、HCVコア抗原検査とHCV-RNA定性法 の比較、また、HCV-RNA定量法の使い分けや最近治療によるデータ推移の変化 など最新情報に関してご講演していただく予定です。 日 時:平成16年6月29日(火)18:30〜20:00 場 所:大阪医療技術学園専門学校 テーマ:「C型肝炎ウイルス検査における最新情報」 内容1:ルミパルスオーソHCV抗原とアンプリコアHCV v2.0との比較検討 講師1:大阪府立母子保健総合医療センター 宮野章 内容2:アンプリコアHCV モニター“ハイレンジ法”の有用性とPEGインター     フェロン 講師2:ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社 北浦康生 参加費:会員 500円、非会員 3,000円 評価点:C−10点 連絡先:近畿大学医学部附属病院中央臨床検査部 岡田和敏     E-mail:kz-okada@kensa.med.kindai.ac.jp ■□■ 学術部 移植検査部門からのご案内 □■□■□■□■□■□■□■ ★ 輸血・移植検査分野 基礎講座 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★  事前の申し込みは必要ありません。1日のみの参加も可能ですが、参加費は 全額お支払いいただきます。テキストは、当日希望者に実費(1,200円の予定) で販売いたします。 日 時:平成16年6月19日13:00〜17:00(受付12:30〜)           20日13:00〜17:00(受付12:30〜) 場 所:大阪市立大学医学部学舎 6階中講義室2 内容1:1日目(赤血球系)     1.ABO血液型      13:00〜13:50     2.Rh血液型      13:50〜14:40     3.抗体スクリーニング 14:50〜15:40     4.交差適合試験    15:40〜16:30     5.ディスカッション  16:40〜17:00 内容2:2日目(白血球系、その他)     1.HLA・血小板     13:00〜13:50     2.輸血副作用     13:50〜14:40     3.自己血       14:50〜15:40     4.管理・運営     15:40〜16:30     5.ディスカッション  16:40〜17:00 参加費:会員1,000円、非会員3,000円 評価点:C−10点 連絡先:近畿大学医学部附属病院輸血部金光靖     E-mail:yuketsu@med.kindai.ac.jp ■□■ 学術部 検査管理部門からのご案内 □■□■□■□■□■□■□■ ★ 管理運営分野 講習会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  本年2月に『臨床検査技師のキャリアアップ』のための講座として、学位編 を行いましたが、今度は、資格編を行います。  臨床検査技師も専門性を高めるため、また、新たな領域の仕事をするために 臨床検査技師以外のライセンスを取得する人が増えてきています。そこで、臨 床検査技師が取得可能な資格には、どのようなものがあるのかについての総論 的な講演と、実際に資格を取得した人たちが、その資格の意義や、どのような 試験勉強をしたか、などについての体験に基づく各論的な講演を企画しました。  これらの資格について興味のある方、漠然と検査技師以外にも何かの資格を 取得してみたいと思っている方々にとって、有益なお話が聞けると思います。 大勢の方々のご参加をお待ちしています。  最新の情報は以下のページに記載していますので、そちらをご参照ください。  ◆http://www.osaka-amt.or.jp/annai/040626.html 日 時:平成16年6月26日(土)14:00〜17:00 場 所:あべのメディックス6階ホール テーマ:「臨床検査技師のキャリアアップ(資格編)」 内容1:臨床検査技師が取得可能な資格について(総論) 講師1:松下記念病院 東山孝二 内容2:診療情報管理士 講師2:箕面市立病院 佐々木美幸 内容3:初級シスアド・医療情報技師 講師3:大阪医大 井口健 内容4:糖尿病療養指導士 講師4:松下記念病院 江後京子 内容5:胚培養師・臨床エンブリオロジスト 講師5:大阪中央病院中央検査部 内野義彦 内容6:CRC(治験コーディネーター) 講師6:三菱化学ビーシーエル 保城充子 参加費:会員 1,000円、非会員 3,000円 評価点:C−15点 連絡先:京阪病院 真鍋史朗     E-mail:manabe@osaka-amt.or.jp ■□■ 6月の行事予定 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 1日(火)微生物検査分野 [基礎講座] 3日(木)血液検査分野 [形態セミナーシニア] 5日(土)病理検査分野 [病理技術ジュニア講習会] 8日(火)微生物検査分野 [基礎講座] 9日(水)一般検査分野 [講習会] 10日(木)臨床化学検査分野 [講演会] 16日(水)画像検査分野 [腹部超音波技術研究会] 18日(金)画像検査分野 [心エコー研究会]      細胞検査分野 [定期講習会] 19日(土)北支部生涯教育講演会      輸血移植検査分野 [基礎実技講習会] 20日(日)輸血移植検査分野 [基礎実技講習会] 22日(火)微生物検査分野 [定期講演会] 23日(水)一般検査分野 [一般基礎講座] 24日(木)機能検査分野 [定期講習会] 26日(土)管理運営分野 [講演会] 29日(水)ウイルス検査分野 [定期講習会] ◆携帯からでも行事予定表を見ることができます! -----------------------------------------> http://www.osaka-amt.or.jp/ ■□■ リレーエッセイ バトンタッチ ■□■□■□■□■□■□■□■□ 居酒屋風呂 ----------  先日、以前から調子の悪かった風呂釜(年代物の、廊下に出てカッチン、ボ ッて火を着けるやつ)がついに朽ち果ててしまった。近々引越そうと思ってい たので、釜はそのままにして14年ぶりに銭湯通いする事に。  お風呂セットを片手にぶら下げ、歩くこと10分、派手な看板を掲げた銭湯に たどり着く。早速下駄札持って風呂代を払い中に入る。「やっぱり銭湯は広く てええなー」なんて呟きながら、一番お気に入りのスチームサウナに直行。こ こでたっぷり汗を流す(一度ぶっ倒れる寸前まで粘ったら、体重が2キロ落ち ていた)。  スッキリ、サッパリとして脱衣所にもどると、生つばものの光景が広がって いた。おっちゃんやら、じっちゃんがじつに旨そうにビールやらチューハイを 飲んでるではないの。その昔、学生時代に通ってた頃はとてもそんな贅沢出来 なかった。でも今は社会人、誰がなんと言っても、我がで儲けたゼニ、「風呂 屋でビール!に使って何が悪いんじゃー」と、息巻いて番台にビールとお金を 差し出す。  カラカラに乾いていた体にビールが吸い込まれる、うまーい。ほんじゃ次は、 枝豆にから揚げ、生中の追加を注文してと…ありゃ?この時、今いる場所が風 呂屋だとゆう事に気づいた。酒のアテも無ければ、生ビールも無い。しかもこ れから服着て、夜道をトボトボ帰らなあかん。  これはたまらんとそれ以後、風呂から上がると速攻で家に帰りビールを飲む ことになった。あーあ、今度は風呂屋の横にでも引っ越そうかな。どなたか「 居酒屋風呂」なんてもん作ってくれませんかねー。 (大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター 大和章宏) ■□■ 知って得するウェブサイト □■□■□■□■□■□■□■□■□■ ◆発掘やくやく大事典 --------------------------------------------> http://medicine.cug.net/ 検査中に、何か薬剤の影響があるんじゃないか?という疑いを持ったり、この 薬剤の作用機序ってどんなんだろう?とか思ったことありませんか?そういう ときは、是非、このサイトを活用してください。薬剤の治療に関する項目から 化学構造、体内動態など情報が満載です。ハンドブックの代わりとして最適で すよ。 ◆3443通信ONLINE ---------------------------------> http://www.3443.or.jp/index_top.htm 仙台にある三好耳鼻咽喉科のサイトです。このサイトでは花粉症やめまい、五 月病などについて、一般の方々に病気のことを知ってもらうための漫画が掲載 されています。気楽に読めてためになるサイトです。 ◆スポーツナビ --------------------------------------> http://sportsnavi.yahoo.co.jp/ 今年の阪神タイガースはいつまで好調だろう…という野球ファンも、ボブサッ プやミルコはどんな試合したのかな…と気になる格闘ファンも、サッカー欧州 リーグの結果はどうなってるんだろうと日々気になるサッカーファンも、スポ ーツに関する情報が集まってるサイトです。これがあればスポーツ新聞は必要 ないかも。 ◆第44回近畿医学検査学会 ------------------------------------> http://plaza.umin.ac.jp/kinki44/ 今年は10月16日(土)〜17日(日)に、奈良県かしはら万葉ホールにて開催さ れます。 ■□■ 編集後記 クールダウン ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 中毒生活 --------  「24 TWENTY FOUR」という海外ドラマをご存知だろうか。物語が0時から始 まり1話では0時から1時まで、2話では1時から2時まで、24話では24時ま で進行する。つまりドラマの中の時間がそのまま視聴者の時間とシンクロして 進行するという面白い表現のドラマだ。知人に勧められ「24時間もかったるい」 と思いつつも借りてしまった。  今思えば何であの日あの時あの場所にいたのか。そうでなかったなら今こん な毎日を過ごさずに済んだのにと…。とにかく5話までお借りして自宅でさっそくスイッチオン。  最初の1話は「ふーん」という感じだったが2話3話と進むにつれだんだん いろんな点と点が繋がっていきあっという間に5話まで観てしまった。…ヤバ イ、24にハマってる自分に気づくがもう遅い。ラッキーなことに明日は休みだ。 普段なら昼まで寝てるのに、次の日はゴルフ日並に早起きして知人のところへ 向かう。そんな自分がまるで麻薬中毒者のように思えてきたがもう止められな いのだ。  そしてその日は10時間一気に観てしまった。いかーん!これでは睡眠も何も あったもんじゃない!とりあえず手元に続きのDVDがなくなったので寝るしか ないが、最後まで観終わる前にもし私が通勤電車の中で目の前の女子高生が「 24ってぇ〜あれってあの後ぉ〜」って言うのを聞いてしまったらもう、もうあ たしショックで多分会社行かない。ってか行けない。ぃゃぃゃ行かなきゃ。  生活の中心が24になる覚悟がおありならぜひご鑑賞ください。車内で24の会 話が聞こえたら耳を塞いで「○★×△※!!」と呟けば大丈夫です。 (今田晶子) ---------------------------------------------------------------------- 大臨技ニュースでは、皆さんのご意見、情報等お待ちしております。 FAX:06-6644-1128 E-mail:imai@osaka-amt.or.jp 郵送の場合は大臨技事務所までご送付下さい。 7月号の原稿〆切は6月7日(月)、8月号は7月7日(水)です。 ---------------------------------------------------------------------- copyright(c) 2004 Osaka Association of Medical Technologists. 掲載記事の無断転載を禁じます。