---------------------------------------------------------------------- 大臨技ニュースオンライン 第184号       2004年(平成16年) 5月 1日   社団法人 大阪府臨床検査技師会 発行   http://www.osaka-amt.or.jp/ ---------------------------------------------------------------------- ★このメールは等倍フォントで半角70文字程度をベースに作成しています。★ ---------------------------------------------------------------------- 今月のメニュー ■お知らせ         ■学術部 生物化学分析部門からのご案内         ■学術部 生理機能検査部門からのご案内         ■学術部 形態検査部門からのご案内         ■学術部 感染・免疫検査部門からのご案内         ■学術部 移植検査部門からのご案内         ■学術部 検査管理部門からのご案内         ■5月の行事予定         ■講習会などの報告・感想         ■リレーエッセイ バトンタッチ(大江泰浩)         ■編集後記 クールダウン(今田晶子) ---------------------------------------------------------------------- ■□■ お知らせ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 【平成16年度 第1回 定期総会(平成15年度決算総会)開催のお知らせ】 日 時:平成16年5月26日(水)18:30〜19:50 会 場:大阪市立大学医学部 医療研修センター研修室B     (あべのメディックス7階)  平成15年度 第2回定期総会(平成16年度予算総会)が3月24日(水)に開 催されました。予算総会の詳細につきましては5月発行の会報第189号にて報 告させていただいています。 【施設連絡者会議のご案内】  この4月から診療報酬が改定されました。そこで、診療報酬に関する情報を 提供するために標記会議を開催することに致しました。当日はその他に、身近 な話題や特別講演も予定しています。特別講演には、社団法人日本臨床衛生検 査技師会朝山均副会長に、法改正の話題などホットな情報をお話して頂く予定 です。  つきましては、施設連絡責任者の皆様はご参加頂き、各施設への伝達をお願 い致します。また、内容に興味ある会員の皆様も奮ってご参加ください。 日 時:平成16年5月8日(土)17:00〜19:00 会 場:阪南パラドーム(大阪市教職員互助会厚生施設) 連絡先:育和会記念病院 検査科 田畑泰弘     TEL:06-6758-8000 17:00〜17:05 挨拶          大阪府臨床検査技師会 会長 森嶋 祥之 17:05〜17:40 第一部:診療報酬点数改正         1.平成16年度社会保険診療報酬等の改定概要           大阪府臨床検査技師会 理事 田畑 泰弘         2.診療報酬点数の改正ポイントと検査室の対応           大阪府臨床検査技師会 理事 運天 政五郎 17:40〜18:15 第二部:話題提供         1.プロモーションコードって何?         2.日臨技JAMTISの活用方法         3.施設連絡者と各支部との関係 ***休憩*** 18:20〜19:00 第三部:特別講演         『これからの日臨技活動について』           日本臨床衛生検査技師会 副会長 朝山 均 【平成16・17年度 役員分担について】  会  長       :森嶋 祥之  副 会 長・事業局長  :今井 宣子  副 会 長・事務局長  :辻  義則  常務理事・情報組織部長:運天 政五郎  常務理事・総務部長  :吉本勝美  理  事・総務部   :荒木年夫  理  事・総務部   :山田 真規子  理  事・渉外部長  :竹浦 久司  理  事・渉外部   :大垣 孝雄  理  事・渉外部   :北中 直行  理  事・情報組織部 :井戸田 篤  理  事・学術部長  :高田 厚照  理  事・学術部   :清水 隆之  理  事・学術部   :山内 一浩  理  事・学術部   :高橋 義弘  理  事・地区事業部長:田畑 泰弘  理  事・地区事業部 :岡本 美由紀  理  事・地区事業部 :出野 憲由  監  事       :東野 健一  監  事       :田中 建一 【第15回 大臨技南支部自由集会のご案内】  4月の診療報酬改定は予想に反し、特に臨床検査に厳しいものとなりました。 グリコヘモグロビンの外来診療料への包括化など、とりわけ検体検査は10%以 上の減収が予想されます。また、民間病院での診断群別包括医療(DPC)の 試験導入も開始されます。これから検査や検査室はどのように変わって行くの でしょうか?どう対応すれば良いのでしょうか?  今回の自由集会ではこれからの臨床検査について、さまざまな角度から“へ え へえ へえ”と思うような話題を提供させて頂きます(決して無駄な知識で はありません)。  土曜日の午後3時から2時間半、参加された会員の皆様と活発な討論が行え るものと期待しております。支部勉強会の特色を生かし楽しく分かり易く説明、 報告して戴きます。  答えのあるテーマではありませんが、ヒントがいっぱい見つかる勉強会です。 南支部の皆様、他支部の皆様、企業の皆様、特に若手技師の参加とユニークな 発想・過激な発言を期待しお待ちしております。 日 時:平成16年5月22日(土)15:00〜17:30 会 場:市立岸和田市民病院 3F講堂     ◆     (土曜日は休館で、正面玄関からの出入りは出来ません。  )     (救急入口より、入って下さい。お車でのご来場も可能です。) テーマ:これからの臨床検査 −トリビアの和泉− 内容1:「国際協力 −プノンペンの2週間−」 講師1:大阪府立看護大学 臨床検査学科 助教授 近藤 弘 内容2:「公表します実質ランニングコスト −施設間比較−」 講師2:近畿大学医学部附属病院 中江 健市 内容3:「診療報酬改定による検査部門への影響と検査運営マネージメント」 講師3:ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社 滝本 克己 参加費:会員 500円、非会員 3,000円 評価点:自由集会A−10点 連絡先:南支部長・近畿大学医学部附属病院 中央臨床検査部 中江 健市     TEL:072-366-0221(内線 2183)     E-mail:nakae@kensa.med.kindai.ac.jp 【第10回 南支部懇親会(29の会)のご案内】  平成12年から始まったこの会(当初29日に開催していましたので29の会)も 早いもので、10回目となりました。楽しく飲んで気さくに語り合える会です。 初めての方、他支部の方、企業の方、気軽にご参加下さい。会場の都合があり ますので参加希望者は事前にご連絡願います。 日 時:平成16年5月7日(金)19:00〜21:30 会 場:なんば 道頓堀ホテル3F和室 参加費:4,000円(当日、会場にて徴収します) 連絡先:南支部長・近畿大学医学部附属病院 中央臨床検査部 中江 健市     TEL:072-366-0221(内線 2183)     E-mail:nakae@kensa.med.kindai.ac.jp 【感染性廃棄物マニュアル改正について】  感染性廃棄物処理マニュアルが平成16年3月16日付けで一部改正されました。 主要な改正点は以下のとおりです。 1.感染性廃棄物の判断基準について 2.非感染性廃棄物ラベルの推奨 3.平成12年度及び平成15年度の廃棄物処理法の一部改正の反映   (1) 特別管理産業廃棄物管理責任者の資格要件の見直し   (2) 多量排出事業者による処理計画の策定の義務化   (3) 委託基準の強化   (4) 産業廃棄物管理票(マニフェスト)制度の見直し   (5) 排出事業者責任の強化(措置命令対象者追加) 4.その他   (1) これまで医師の判断によっていた血液等が付着した物のうちダイアラ     イザー及び輸液点滴セット(チューブを含みバッグを除く)について     も感染性廃棄物に該当。   (2) 非感染性の廃棄物であっても鋭利なものは感染性廃棄物と同等の取扱。   (3) 紙おむつの取扱いについては感染症ごとに感染性廃棄物に該当の有無     を明確化。 【第4回 アジア臨床検査技師研修のご案内】  HIV/AIDS/STI/TB感染は世界中で著しい速さで増加しています。特に先進国 の中でも日本の HIV感染者、エイズ患者数は増加し若年層にもひろがりつつあ り、わが国でも早急に対策を取る必要があります。  この研修では、アジアの国々(日本、タイなど)の臨床検査技師と共に  1)疫学とサーベイランスの基礎知識  2)HIV/AIDS/STI/TBの疫学とタイ国の現状(施設見学も含む)  3)実用性のある調査計画作成  などを学び、技術向上を目的とした研修内容を予定しております。今研修を期にアジアの臨床検査技師のネットワーク構築の一環となれば幸いです。この研修の企画をご理解いただき多くの方々の参加を期待しています。 期 間:2004年9月19日(日)〜 9月26日(日) 研修国:タイ国(マヒドン大学 公衆衛生学部)  詳細は以下のページをご参照ください。 ◆http://www.osaka-amt.or.jp/annai/040806.html ■□■ 学術部 生物化学分析部門からのご案内 □■□■□■□■□■□■ ★ 臨床化学検査分野講演会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 日 時:平成16年5月20日(木)18:30〜20:00 場 所:大阪市立大学医学部4階 小講義室 内 容:「生活習慣病と脂質について−脂質異常検体解析例を含めて−」 講 師:第一化学薬品株式会社 検査薬統括部           カスタマーサポートセンター センター長 牧 明道 参加費:会員700円、非会員3,000円 評価点:C−10点 連絡先:近畿大学医学部附属病院 中央臨床検査部 増田 詩織     TEL&FAX:072-360-2344     E-mail:shiori-m@kensa.med.kindai.ac.jp ★ 免疫検査分野講演会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 日 時:平成16年5月11日(火)18:30〜20:00 場 所:大阪医療技術学園専門学校(予定) 内 容:絵で見る免疫学・シリーズ4「抗体の構造と機能」     ・FabとFcの機能     ・抗原と抗体の結合     ・モノクローナル抗体 講 師:アボット・ジャパン株式会社 高木 敦 参加費:会員500円、非会員3,000円 評価点:C−10点 連絡先:大阪医科大学附属病院 中央検査部 上田 一仁     E-mail:uedaya@poh.osaka-med.ac.jp ■□■ 学術部 生理機能検査部門からのご案内 □■□■□■□■□■□■ ★ 機能検査分野 心電図判読講座開催 ★★★★★★★★★★★★★★★★ 日 時:第1日 6月11日(金)18:30〜19:50     第2日 6月25日(金)18:30〜19:50     第3日 7月2日(金)18:30〜19:50     第4日 7月9日(金)18:30〜19:50     第5日 7月30日(金)18:30〜19:50 場 所:大阪市立大学医学部 医療研修センター 研修室A,B,C     あべのメディックス7階(各線、天王寺駅より徒歩5分) 対 象:初心者 これから心電図を始める方     初 級 心電図を初めて約1年未満の方     中 級 初級講座終了もしくは同等以上の経験の方 定 員:初心者 20名     初 級 50名     中 級 40名 講 師:部会世話人予定 評価点:C−10点 会 費:4,000円  受講を希望される方は、往復ハガキに会員番号、氏名、施設名、連絡先住所、 郵便番号、連絡先電話番号、経験年数、希望コース、優先順位を明記し、返信 ハガキの宛名を明記の上(書式不備のものは無効)受付期間内(5月6日(木) 〜5月14日(金)必着)にお申し込み下さい。  なお、5月6日以前の消印の有るものは無効、また、非会員は受付いたしま せん。非会員で参加希望の方は別途入会手続きを事前にすませておいて下さい。 入会申請中の方は会費納入郵便振り込みの控えが必要です(会員番号が必要で す)  申し込み多数の場合各施設1名とさせていただく場合もありますので、あら かじめ施設内で優先順位を決めておいて下さい。その場合でも1人1枚のハガ キでお申し込み下さい。 申込先:〒545-8586 住所不要     大阪市立大学医学部附属病院 中央臨床検査部 藤岡 一也 問合せ:E-mail:kfujioka@msic.med.osaka-cu.ac.jp ★ 画像検査分野・大阪超音波技術研究会 ★★★★★★★★★★★★★★★  腹部エコーを中心とした、超音波検査に関する研究会です。超音波に関する テーマはもちろんのこと、超音波以外でも幅広い知識を得られるよう、様々な 内容の講演を企画しています。  また、小グループに分かれての症例検討や意見交換など、参加者自身が活動 できる場を提供することを心がけています。特に小グループは初級者と中級者 に分けて設定し、レベルに応じた対応を考慮しています。  今年度の予定は5月19日(水)、6月16日(水)、7月21日(水)、9月8日(水)、 10月20日(水)、11月17日(水)、12月2日(木)、1月19日(水)、3月16日(水)で す。  次回は5月19日(水)で、オリエンテーションと教育講演を予定しています。 なお、今年度からメールニュースの配信を開始しています。申込方法などは研 究会にてご説明します。または下記連絡先までメールでお問い合わせください。 期 日:基本的に第3水曜(例外あり) 時 間:18:30〜20:15 場 所:大阪市立大学医学部 4階大講義室 会 費:年間 2,000円、1回 500円 評価点:C−10点 連絡先:住友病院 診療技術部 画像技術科 尾羽根 範員     E-mail:obane-norikazu@sumitomo-hp.or.jp ★ 画像検査分野・心エコー研究会 特別講演 ★★★★★★★★★★★★★  目から鱗(うろこ)が落ちること間違いありません。多数ご参集ください。 日 時:平成16年5月21日(金)18:30〜20:00 場 所:関西医科大学病院 南館臨床講堂2階 内容1:弁膜疾患の評価 解剖・術式を含めて 講師1:大阪労災病院 藤田 晋一 内容2:ベテランに学ぶレポートの書き方(僧帽弁疾患) 講師2:宝塚市立病院 浅岡 伸光 会 費:3,000円 評価点:C−10点 連絡先:NTT西日本大阪病院 井上 太     E-mail:f.inoue@mhc.west.ntt.co.jp ■□■ 学術部形態検査部門からのご案内 ■□■□■□■□■□■ ★ 細胞検査分野 細胞診定期講習会(ジュニアコース) ★★★★★★★★ 日 時:平成16年5月21日(金)18:45〜 場 所:大阪府立成人病センター6階講堂 内 容:呼吸器細胞診 講 師:大阪府立成人病センター 竹中 明美 参加費:会員 500円、非会員 3,000円 評価点:C−10点 連絡先:大阪府立成人病センター細胞診 芦村 純一     E-mail:asimura-ju@mc.pref.osaka.jp ★ 病理検査分野 病理技術ジュニア講習会 ★★★★★★★★★★★★★★  昨年度まで実習形式で実施していました病理初心者講習会を、今年度は「診 断に適した美しい標本作製」をテーマに、講義+Q&Aという形で開催いたし ます。講義では標本作製の基礎からちょっとしたコツを、Q&Aコーナーでは 「こんな時はどうしたらいいの?」という問題について、みんなでワイワイ話 し合えればと思います。  質問事項がありましたら郵送またはメールでご連絡いただければ当日お答え できるよう努力したいと思っています。また、CD−Rか35mmスライド写真を ご持参いただければ投影も可能ですので、質問のある方はご持参下さい。多数 のご参加をお待ちしております。  また、終了後簡単な懇親会を予定していますので、多数ご参加下さいますよ うお願いいたします。 日 時:平成16年6月5日(土)14:00〜16:30 会 場:日生病院 別館 講堂 テーマ:「診断に適した美しい標本作製」 内容1:切り出し・包埋・薄切・HE染色・特殊染色・封入・凍結標本・その他 講師1:大阪大学医学部附属病院 吉村 英雄 講師1:大阪府立成人病センター 中川 菊一 内容2:Q&Aコーナー 回答者:病理検査・細胞検査分野員ほか参加者全員 参加費:日臨技会員 500円、非会員 3,000円 懇親会会費:男性 700円、女性 500円(予定) 評価点:C−10点 連絡先:日生病院 中央臨床検査部 水口 洋一     E-mail:y-mizmiz@m4.kcn.ne.jp ★ 一般検査分野 講習会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  今年度も「一般検査基礎講座」を全5回にわたって開催致します。  今年度から技師になられた方、一般検査を新しく始められた方や興味をお持 ちの方のご参加をお待ちしております。 日 時:平成16年5月12日(水)18:45〜20:15 場 所:クレオ大阪中央 セミナーホール     ◆ 内 容:一般検査基礎講座(1)「尿試験紙法」 講 師:バイエルメディカル株式会社学術部 POCグループ 白柳 譲 参加費:会員 500円、非会員 3,000円 評価点:C−10点 連絡先:市立吹田市民病院 中央検査部 佐々木 正義     E-mail:makko@abox4.so-net.ne.jp  なお、6月分の予定は以下のとおりです。 ・6月9日(水)一般検査基礎講座(2)「尿沈渣:血球・結晶」 ・6月23日(水)一般検査基礎講座(3)「尿沈渣:円柱」 ★ 血液検査分野 形態セミナー・ジュニア講習会 ★★★★★★★★★★★  初心者コース(末梢血を中心に)と初級コース(骨髄を中心に)の2コース ありますので、参加ご希望の方は、どちらか1コース(各コース共に5回)を 選択してお申し込み下さい。先着順で受け付けさせて頂きます。但し、申し込 み人数が少ない場合は初心者と初級コースの両方が受講可能です。両方のコー スの受講を希望される方は申し込み時に明記してください。  両方のコースを受講希望の方は、申し込み人数が少ない場合に調整させて頂 きます。受講費は10,000円です。また、申込者は技師会会員であることが必要 です。会員でない方は必ず会員手続きをして下さい。 場 所:大阪医療技術専門学校 受講費:各コース 5,000円 定 員:各コース 48名 評価点:C−10点 連絡先:松下記念病院 中央臨床検査部 村瀬 幸生     E-mail:murase.yukio@jp.panasonic.com +- 初心者コース(末梢血を中心)--------------------------------------+ 1)6月12日(土)14:30〜17:00 血液像の見方と異常像(概論)の講議 2)6月18日(金)18:00〜20:30 赤血球・赤芽球分類基準の講議と鏡検実習 3)6月19日(土)14:30〜17:00 顆粒球・リンパ球・単球の講議と鏡検実習 4)6月25日(金)18:00〜20:30 CMLと日常に経験する症例の鏡検実習 5)6月26日(土)14:30〜17:00 症例での見方とCMLの鏡検実習 +- 初級コース(骨髄を中心)------------------------------------------+ 1)7月16日(金)18:00〜20:30 骨髄像の見方の講議と正常骨髄像の鏡検実習 2)7月17日(土)14:30〜17:00 正常骨髄像の鏡検実習 3)7月23日(金)18:00〜20:30 赤芽球分類基準の講義と骨髄像の鏡検実習 4)7月24日(土)14:30〜17:00 日常に経験する症例の鏡検実習 5)7月30日(金)18:00〜20:30 血液疾患標本の鏡検実習 +--------------------------------------------------------------------+  申し込みは、必要事項を記入した用紙と、郵便番号・住所・申込者氏名を記 入し、80円切手を貼った返信用封筒を同封の上、下記まで郵送してください。 書類不備は無効になります。  各施設で複数の方が申込される場合でも、申込書は各自でご記入下さい。そ の場合は施設内で優先順位を決めて、申込書に明記してください。(設備に制 約がありますので、申込多数の場合は各施設1名とさせて頂く場合もあります) 申込多数の場合は、抽選にて受講者を決定させて頂きます。 受付期間:5月17日(月)【消印有効】〜20日(木)【必着】      ※5月17日以前の消印のある申込書は無効です。 申込先:〒530-0012 大阪市北区芝田2-10-39     大阪府済生会中津病院 輸血検査室 中村 恒仁 ■□■ 学術部 感染・免疫検査部門からのご案内 □■□■□■□■□■□ ★ 微生物検査分野 定期講習会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  検査の質の維持・向上のためには、精度管理は欠かすことはできません。近 年、市販生培地が幅広く使用されるようになっていますが、市販培地の精度管 理とはどのようなものなのでしょうか?市販培地の製造販売者が行なう品質管 理の内容や、品質を維持するための注意点、使用者がおこなうべき品質管理の 方法について、米国の状況などをふまえながら、ご講演いただきます。 日 時:平成16年5月18日(火)18:30〜20:00 場 所:大阪市立大学医学部4階 中講義室 内 容:市販培地精度管理のいろは−使用者のための 講 師:日本ベクトンディッキンソン(株) 学術情報部 大川 三郎 参加費:会員 500円、非会員 3,000円 評価点:C−10点 連絡先:(財)阪大微生物病研究会 坂本 雅子     E-mail:masako@biken.osaka-u.ac.jp ★ ウイルス検査分野 定期講習会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★  今回は、B型肝炎検査について、各施設で使用されている市販試薬の感度・ 特異性の再点検を含め、基礎から最新情報に関してご講演していただく予定で す。 日 時:平成16年5月25日(火)18:30〜20:00 場 所:大阪市立大学医学部4階 中講義室 テーマ:B型肝炎検査における最新情報     ・市販試薬の性能について     ・HBs抗原(変異株を含む)に対する各試薬の反応性について     ・HBV各マーカーについて     ・異常反応について 講 師:大阪大学医学部附属病院 臨床検査部 出口 松夫 参加費:会員 500円、非会員 3,000円 評価点:C−10点 連絡先:近畿大学医学部附属病院 中央臨床検査部 岡田 和敏     E-mail:kz-okada@kensa.med.kindai.ac.jp ■□■ 学術部 移植検査部門からのご案内 □■□■□■□■□■□■□■ ★ 輸血・移植検査分野 基礎実技講習会 ★★★★★★★★★★★★★★★ 日 時:平成16年5月22日(土)〜23日(日)10:00〜16:00(受付 9:30〜) 場 所:大阪市立大学医学部 5階 生化学実習室 内容1:ABO血液型・Rh血液型 内容2:抗体スクリーニング 内容3:交差適合試験 参加費:会員 5,000円、非会員 15,000円 評価点:C−20点 共 催:和光純薬工業株式会社/オリンパス株式会社  募集定員48名で先着順と致しますが、申し込み多数の場合は、大臨技会員優 先で1施設1名に限らせていただきます。  往復ハガキに下記の申し込み必要事項を記入し、申し込み先まで郵送して下 さい。返信用ハガキは、参加可否通知用ですので、必ず返信先を記入して下さ い。 記入事項:1)施設名 2)施設内優先順位 3)連絡先電話番号 4)氏名 5)会員番号 申込先:〒572-8551 寝屋川市香里本通町8番45号     関西医大附属香里病院 中央検査部(血清室) 大西修司 締 切:5月11日(必着) ★ 輸血・移植検査分野 平成16年度関連行事予定 ★★★★★★★★★★★ 平成16年5月22〜23日 大臨技…輸血基礎実技講習会【大阪市立大学医学部】 平成16年6月19〜20日 大臨技…輸血基礎講座【あべのメディックス】 平成16年6月23〜25日 日本輸血学会総会(北海道) 平成16年7月10日   大臨技…学術講演会【大阪府赤十字血液センター】 平成16年9月11〜12日 近臨技…輸血部門一泊研修会(和歌山) 平成16年10月16〜17日 近臨技学会(奈良) 平成16年11月5〜6日 日本輸血学会秋季シンポジウム(香川) 平成16年11月13日   日本輸血学会近畿支部総会(京都) 平成17年1月15日   大臨技…症例検討会【大阪府赤十字血液センター】 平成17年2月11〜12日 大臨技…輸血セミナー【大阪市立総合医療センター】 ■□■ 学術部 検査管理部門からのご案内 □■□■□■□■□■□■□■ ★ 精度管理分野 講習会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  私達は精度管理を統計学的な手法のみとして捉えるのではなく、臨床検査の 依頼から報告、コンサルテーション、人材育成、検査室のレイアウトと幅広く 捉えていきたいと考えています。そこで今回の精度管理分野講演会は、「今後 の医療における臨床検査のありかた −顧客満足の立場から−」をテーマとし て一般企業おける経営品質向上の取り組みから臨床検査部門での意識改革につ いてご説明していきたいと思います。  今回の講演会は検査室の指導、管理的な立場の方だけでなく、若い方にも是 非参加していただきこれからの臨床検査について討議したいと思います。 日 時:平成16年5月8日(土)14:30〜17:00 場 所:あべのメディックス 研修室 テーマ:「今後の医療における臨床検査のありかた−顧客満足の立場から−」 内容1:「一般企業での取り組み 経営的な側面から」 講師1:京都リコー株式会社 CS推進室 山崎 高志 内容2:「臨床検査部門の意識改革−家族が受診した時、あなたはどう対応し      ますか?−」 講師2:国立循環器病センター 臨床検査科 吉崎 悦郎 参加費:会員1,000円、非会員3,000円 評価点:B−10点 連絡先:松下記念病院 中央臨床検査部 中島康仁     E-mail:fwhz2544@mb.infoweb.ne.jp ■□■ 5月の行事予定 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 6日(木)血液検査分野 [形態セミナーシニア] 8日(土)施設連絡者会議      精度管理分野 [講演会] 11日(火)ウイルス検査分野 [定期講演会] 12日(水)一般検査分野 [基礎講座] 14日(金)日本医学検査学会(富山) 15日(土)日本医学検査学会(富山) 18日(火)微生物検査分野 [定期講習会] 19日(水)画像検査分野 [腹部超音波研究会] 20日(木)臨床化学検査分野 [講演会] 21日(金)画像検査分野 [心エコー研究会]      細胞検査分野 [定期講習会] 22日(土)南支部自由集会      輸血移植検査分野 [実技講習会] 23日(日)輸血移植検査分野 [実技講習会] 25日(火)ウイルス検査分野 [定期講習会] 26日(水)決算総会 27日(木)機能検査分野 [定期講習会] ■□■ 講習会などの報告・感想 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 【第3回糖尿病療養指導士講演会開催される】  平成16年3月13日に“アピオ大阪”にて第3回糖尿病療養指導士講演会が開 催されました。当日はスタッフと聴講者あわせて88名という多くの方が参加さ れ、講義あり体操ありの有意義な講演会を持つことができました。参加された 技師より次のような感想文をいただきましたので報告させていただきます。  渉外部としては今年度も糖尿病療養指導士講演会を、昨年度に引き続き行っ ていく予定です。詳しいことは大臨技ニュースにてまた報告させていただきま す。 【第3回糖尿病療養指導士講演会を聴講して】  今回の講演前半は、ABI・PWV検査や糖尿病における細菌検査など注目 される検査の話題が続き、私は糖尿病と歯周病の関係を興味深く聴講しました。 特別講演では運動指導士の田中さんより高血糖のメカニズムとインスリンの作 用機序、糖尿病運動療法の理論から実症例までと幅広いお話の中、運動療法の 際の病態把握はもちろん、検査データー活用など検査技師が不要になるのでは! と危機感さえ覚えるものでした。  最後は椅子に座り音樂にあわせて簡単な運動を実習するなど趣向の凝った内 容でお得感大!毎回糖尿病に関わる様々な職種の方の講演や糖尿病検査が沢山 紹介され、自分の知識の狭さに頭をガツンとやられながらも楽しみに参加して います。糖尿病を通じて検査技師の私達がどのようにチーム医療に参加できる のか?大きな課題を提示される講演会です。 (近畿大学医学部附属病院 中央検査部 岡 知珠) ■□■ リレーエッセイ バトンタッチ ■□■□■□■□■□■□■□■□ 旅の目的は「移動」… --------------------  旅というのは本来、温泉に行ったり、観光名所を見に行ったりするのがそう らしい。が、私の場合はそこへたどり着くまでの移動手段である「列車に乗っ ている事」が、もはや「旅」なのである。それも主に鈍行列車での旅。なんと いっても安く行けるのが魅力だろうか。  例えば東京〜大阪なら、新幹線なんか2時間半しか乗れないのに14,000円、 鈍行だと9時間も乗れるのに、たったの8,500円と断然お得!?(考え方の違い は気にしないように)  もちろん、一駅づつ丁寧に停車。停車時間は20秒から1分位だけど、時には 別列車の通過待ちとかで、長い時間停車することも。以前は45分停車なんてい うべらぼうなのもあったけど、最近はそんなのも少なくなった。  それでも、5分位の停車ならホームへ降りたり、10分位ならちょっと改札を 出たてみたりと、することはいろいろと…。特急だと通過してしまうような小 さな無人駅でも、そんな時間を利用して駅の表情を見ることができるので楽し い。  それに特急と違ってのんびりと走るので、車窓の風景を朝・昼・夕方・夜と ゆっくりと楽しめる。っと、人に話すと「夜なんか何も見えへんやろ〜」とよ く言われるが、ローカル線とかで真っ暗な車窓に、時折ポツンと灯りが見える と「こんなトコに人が住んでるんや〜」と少し嬉しくなる。そんな瞬間が何と も好きなのである。  こうして、朝から晩まで鈍行列車に乗り継ぎ乗り継ぎして1日の満足な「旅」 が終わる。よく「退屈ちゃう?」「お尻痛ならへん?」「飽きてくるやろ?」 とか言われるけど、「そんなん全然あらへん」のである。  しかし、最近は鈍行列車といえども、特急なみの綺麗な車両になったり、椅 子がお見合い式でなくなったりと魅力半減という感じも。でも、各地には「元 祖鈍行列車の旅」を楽しめる路線はまだまだ沢山ある。  個人的なお勧めは、釧網本線・石北本線・宗谷本線・五能線・津軽線・磐越 西線・身延線・飯田線・紀勢本線・東海道本線・山陽本線・赤穂線・山陰本線・ 久大本線・指宿枕崎線等々(地域の偏りはあまり気にしないように)。  もちろん、鈍行列車に乗りに行く「旅先」への移動手段も、飛行機とかでは なくやっぱり列車なのです…。  なにやら時間に追われるこの頃。「時間を無駄に使う」っていうのは最高の 贅沢ではないかと。たまにはの〜んびりと鈍行列車の旅でもいかがでしょ〜か? (大阪鉄道病院 保健管理部 大江 泰浩) ■□■ 編集後記 クールダウン ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 価値観いろいろ --------------  2,3か月前にこんなことがあった。事務局の上司にこっそり呼ばれたのだ。 私何かしたか?2月に有給2日取ってたの、あれ実はサイパンに行ってましたっ てことばれちゃったかな〜。何でもいいが大体こっそり呼ばれるなんていい話 なわけないのだ。  いろんなことを考えながら上司について行き話を聞くと“給料をなんとか上 げてやりたいが何もないのでは上げようがない。だからお前の役職を上げてや る”というのだ。  まぁそのあたりまでは彼の言いたいことはわかった。ただ私は役職にもお金 にも強い執着はないタイプだ。上司は私が大喜びすると思ってたのだろう。反 応の悪い私に役職があったらどんなにいいかと選挙のように熱弁し始めたのだ。  私は“確かに働いてるのだからお金はいるけどお金で手に入らないものの方 が欲しいと思っている”ということをあえていい機会だと思ったので話してみ た。だがいくら話しても彼と私との価値観が違う限り話は延々と続く。  そろそろ検査室に戻って検査結果をまとめたいなぁと思ってた時、彼が最後 に一言開き直るようにこう言った。「だってお前、金が欲しいだろう!?」今ま で適当に話を聞き流してたが、この言葉を聞いた瞬間私は彼に闘魂ビンタを注 入したいくらいムカついた!  何を言ってるんだ!今までの私の話を聞いてたのか!?彼の価値が役職やお 金なのはわかった。だけど私は違う。金が欲しい!?いいかよく聞け、お金だ けが欲しいんじゃない。ましてや役職が欲しいんじゃない。技師としての価値 が欲しいんだ!お金が欲しいならとっくにもっと金になる仕事をしている!  幸せだけど満たされてない人生より、幸せではなかったけど満たされた人生 の方がいい。今の私は、明日うっかり交通事故で死んだとしても悔いはない。 (今田晶子) ---------------------------------------------------------------------- 大臨技ニュースでは、皆さんのご意見、情報等お待ちしております。 FAX:06-6644-1128 E-mail:imai@osaka-amt.or.jp 郵送の場合は大臨技事務所までご送付下さい。 6月号の原稿〆切は5月7日(金)、7月号は6月7日(月)です。 ---------------------------------------------------------------------- copyright(c) 2004 Osaka Association of Medical Technologists. 掲載記事の無断転載を禁じます。