---------------------------------------------------------------------- 大臨技ニュースオンライン 第182号       2004年(平成16年) 3月 1日   社団法人 大阪府臨床検査技師会 発行   http://www.osaka-amt.or.jp/ ---------------------------------------------------------------------- ★このメールは等倍フォントで半角70文字程度をベースに作成しています。★ ---------------------------------------------------------------------- 今月のメニュー ■お知らせ         ■学術部 生理機能検査部門からのご案内         ■学術部 感染・免疫検査部門からのご案内         ■3月の行事予定         ■気になるギモンにお答えします!         ■講習会などの報告・感想         ■リレーエッセイ バトンタッチ(山口たか子)         ■知って得するウェブサイト         ■大臨技事務所からのお願い         ■編集後記 クールダウン(今田晶子) ---------------------------------------------------------------------- ■□■ お知らせ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 【日臨技会長選挙の確定投票数について】  日臨技会長選の確定投票数は以下の結果になったことをお知らせ申し上げま す。  小崎氏   10,563人  村瀬氏    8,764人  会員のみなさまには多大なるご支援のほどありがとうございました。 【平成15年度 社団法人大阪府臨床検査技師会               第2回定期総会(平成16年度予算総会)次第】  1.日時 平成16年3月24日(水)18:30〜19:50  2.会場 大阪市立大学医学部 医療研修センター研修室B      (大阪市阿倍野区旭町1丁目2番7号 阿倍野メディックス7階)  3.次第 1.開会の辞       2.表  彰       3.議長選出       4.議長挨拶       5.総会役員選出         1)資格審査委員兼議事運営委員任命         2)書記任命       6.会長挨拶       7.資格審査報告       8.議案審議         1)第1号議案 平成16年度各部事業計画案に関する件         2)第2号議案 平成16年度予算案に関する件         3)第3号議案 日本臨床衛生検査技師会総会代理人選出の件         4)第4号議案 平成16・17年度役員選任に関する件         5)第5号議案 その他       9.議事録署名人選任       10.総会役員解任       11.閉会の辞 1.総会に出席できない会員の方は、別紙委任状を3月6日(必着)までに当   会事務所へご返送ください。 2.提案事項は議事進行上、あらかじめA4版用紙に記載して、3月6日(必   着)までに当会事務所へ郵送してください。 3.総会に出席される会員は必ず大臨技ニュース3月号をお持ち下さい。   なお、事業経過報告、学術部活動報告は平成16年5月に発行予定の会報184   号(決算総会特集号)に掲載いたします。 【平成16年度 社団法人大阪府臨床検査技師会 通常総会(予算総会)議案書】              社団法人 大阪府臨床検査技師会 会長 朝山均 ■総括  平成15年は、社団法人大阪府臨床検査技師会にとって記念すべき年でした。 臨床衛生検査の衛生が外れたことです。  法的には、現在のところ臨床検査技師・衛生検査技師法ですが次代に向けて 衛生検査技師の名称が外れようとしています。私共はこれを踏まえて平成15年 10月大阪府臨床検査技師会と改名させていただきました。  一方、国の内外においてはイラク紛争に伴う自衛隊法改正とイラク派遣、内 においては相変わらずの経済不況が続き医療界においても同様でありました。  当会としては、学術部は日臨技の部門別研究班再編成に伴う学術活動として 部門横断による研修会、勉強会を開催、職能活動としては会員の皆様方の努力 と協力による糖尿病療養指導士の研修会、業務拡大を図るための研修会等を開 催させていただきました。  平成16年は、診療報酬点数改正の年にあたり、益々厳しくなると想われます が、会員諸氏のご理解とご協力の下、技師会改名が示すごとく、臨床検査ある いは医療全体を見つめた医学検査を担う医療人としての事業活動を展開してい く方針です。  会員諸氏の充分なる審議をお願い申し上げます。 ■平成16年度事業計画案 1.基本計画  1.地域医療推進と臨床検査の普及啓発に関する事業   1)大阪府民の健康増進と福祉の向上を目指し、関係団体と協力して地域     医療を推進する。    (1)社団法人日本臨床衛生検査技師会及び近畿臨床衛生検査技師会の       事業に協力する。    (2)大阪府地域医療推進協議会の事業に協力する。    (3)地域公共団体が行う地域保健事業に協力する。   2)臨床診断と予防検診に重要な役割を果たしている臨床検査の意義と正     しい知識の普及をはかる。  2.組織の強化拡大および会員権利の確立  3.無料職業紹介事業の協力  4.臨床検査の精度管理に関する調査研究と事業  5.臨床検査の基準化の推進  6.臨床検査技師、衛生検査技師の倫理の高揚および質の向上に関する事業   1)講演会、セミナー、研修会等の開催   2)生涯教育講座の開催 2.事務局  1.事務体制の確立と強化  2.庶務、広報活動の強化と充実  3.関連団体との交流と協力について各部と連携して対応  4.月刊行事予定表の発行  5.会報の発行  6.大臨技ニュースの発行  7.大臨技ホームページによる情報の提供  8.会員名簿の作成  9.会員および関連団体との交流強化  10.献血推進に関する協力  11.障害者への理解と協力 3.事業局  事業の企画推進にあたっては、各部一体となって対応することで、学術・組 織活動の強化拡大と充実をはかり、より多くの事業により多くの会員が参加で きる体制の確立をめざす。  1.学術   1)新体制の定着と発展   2)部門別研修会、講習会の開催   3)部門間交流、他団体との学術交流活動への対応   4)生涯教育事業の推進   5)会計体制の強化  2.情報組織   1)経営管理研究会の開催   2)大臨技フォ−ラムの開催   3)診療報酬改定情報等の提供  3.地区事業   1)地域の会員相互の交流強化   2)学術集会および自由集会の開催   3)地域医療活動に関する協力 ■平成16年度収支予算案  (収入の部)   前年度予算  16年度予算  当期収入合計   30,290,000  30,120,000  前期繰越収支差額  2,000,000   3,000,000  収入合計     32,290,000  33,120,000  (支出の部)   前年度予算  16年度予算  当期支出合計   32,290,000  33,120,000  当期収支差額   -2,000,000  -3,000,000  次期繰越収支差額  0   0  詳細は以下のページにてご確認ください。  ◆http://www.osaka-amt.or.jp/news/h16yosan.jpg 【平成16年度学術部世話人名簿】 生物化学分析部門 部門長 増田詩織  近畿大学医学部附属病院 ---------------------------------------------------------------------- 臨床化学検査分野 分野長 増田詩織  近畿大学医学部附属病院 免疫検査分野   分野長 上田一仁  大阪医科大学附属病院 環境物質検査分野 分野長 中元伊知郎 大阪大学大学院医学研究科環境医学 毒・薬物検査分野 分野長 高橋克己  大阪府四条畷府民健康プラザ 生理機能検査部門 部門長 藤岡一也  大阪市立医学部附属病院 ---------------------------------------------------------------------- 神経検査分野   分野長 山崎正之  日生病院 機能検査分野   分野長 藤岡一也  大阪市立医学部附属病院 画像検査分野   分野長 尾羽根範員 住友病院 形態検査部門   部門長 根来利次  りんくう総合医療センター・市立泉 ---------------------------------------------------------------------- 細胞検査分野   分野長 芦村純一  大阪府立成人病センター 病理検査分野   分野長 水口洋一  日生病院 血液検査分野   分野長 村瀬幸生  松下記念病院 染色体検査分野  分野長 鳩宿敏彦  星ヶ丘厚生年金病院 感染免疫検査部門 部門長 中村竜也  関西医科大学附属病院 ---------------------------------------------------------------------- 微生物検査分野  分野長 坂本雅子  財団法人阪大微生物病研究会 ウイルス検査分野 分野長 岡田和敏  近畿大学医学部附属病院 寄生虫検査分野  分野長 藤田拓司  ファルコバイオシステムズ総合研究 移植検査部門   部門長 金光靖   近畿大学医学部附属病院 ---------------------------------------------------------------------- 輸血移植検査分野 分野長 金光靖   近畿大学医学部附属病院 生殖医療技術分野 分野長 宮田広敏  大阪New ARTクリニック 検査管理部門   部門長 真鍋史朗  京阪病院 ---------------------------------------------------------------------- 検査管理運営分野 分野長 真鍋史朗  京阪病院 検査精度管理分野 分野長 中島康仁  松下記念病院 検査機器管理分野 分野長 中島康仁  松下記念病院 情報管理分野   分野長 佐藤宏美  大阪メディカルラボラトリー  詳細は以下のページにてご確認ください。  ◆http://www.osaka-amt.or.jp/announce/gaku_meibo_h16.html 【第3回糖尿病療養指導士講演会のご案内】  日 時:平成16年3月13日(土)13:50〜17:10(13:20より受付開始)  場 所:アピオ大阪(大阪市立労働会館)2階205号室      ◆http://www.apio-osaka.or.jp/access/index.htm  テーマ:療養指導の3本柱 その1〜運動〜  内容1−1:「糖尿病における生理検査−ABI/PWVを中心に−」        大阪府済生会中津病院 山平正浩  内容1−2:「細菌検査に携わる技師から見た糖尿病」        関西電力病院中央検査部 吉岡郁子  内容2:特別講演「糖尿病運動療法の理論と実際」        大阪厚生年金病院スポーツ医学科運動指導士 田中健毅  参加費:会員500円、非会員3,000円  評価点:B−15点  主 催:大阪府臨床検査技師会  共 催:三共株式会社・バイエルメディカル株式会社  日本糖尿病療養指導士認定更新のための研修会として承認済。1群又は2群 で申請できます。当日は動きやすい服装でご参加下さい。 ■□■ 学術部 生理機能検査部門からのご案内 □■□■□■□■□■□■ ★ 画像検査分野からのお知らせ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  3月17日(水)の腹部超音波研究会は自主勉強会として開催しますので参加 費は要りません。 ■□■ 学術部 感染・免疫検査部門からのご案内 ■□■□■□■□■□■ ★ 感染・免疫検査部門 特別講演会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★  近年、各種細菌において様々な薬剤耐性化が話題となっており、MRSAや 多剤耐性緑膿菌については社会的問題にまで発展しています。特に多剤耐性緑 膿菌では治療薬がほとんどない状況になっています。  そこで今回、その緑膿菌に対して新しい薬剤のターゲット"Quorum Sensing" について講演会を企画しました。今まで考えられてきた機序とは違う作用点に 注目してご研究をなされた成果も含め、わかりやすくご講演していただく予定 です。  日 時:平成16年3月5日(金)18:30〜20:00  会 場:大阪市立大学医学4階小講義室  テーマ:新しい薬剤感受性ターゲットとしての緑膿菌 Quorum Sensing  講 師:大阪大学医学部附属病院 感染制御部 助教授 朝野和典  会 費:無料  主 催:大阪府臨床検査技師会 感染免疫部門  共 催:住友製薬株式会社  評価点:C−10点  連絡先:関西医科大学病院 中央検査部 中村竜也      TEL:06-6992-1001 E-mail:nakamurt@takii.kmu.ac.jp ★ 微生物検査分野からのお知らせ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★  感染免疫部門・微生物検査分野では月刊誌『白金耳』を発行しています。多 くの諸先輩から継承され、今年でVol.25を迎える事となりました。講習会の報 告や、タイムリーな話題などを御提供するべく巻を重ね、今日の微生物検査の 軌跡と共に歩んできたように思います。  さて、平成16年度の年間御購読受付時期を迎えております。コーヒーブレイ クに御覧いただくには手頃な小冊子です。御希望の方は下記の要項に従ってお 申し込み下さい。なお、本年度より冊子については郵送のみとなります。  申し込み方法  1.平成16年度Vol.25 No.4〜Vol.26 No.3   『白金耳』年間購読料(送料込み)3,000円  2.郵便振込にてお申し込みいただく場合は、必要事項を御記入の上、お振    込をお願いします。なお、通信欄に送付先住所、施設名、御氏名を御記    入ください。    口座番号:00940−3−141751    加入者名:微生物大阪  問い合わせ・連絡先:坂本雅子(微生物検査分野長&編集室)            TEL:06-6877-4801            E-mail:masako@biken.osaka-u.ac.jp  白金耳Web版は以下のページをご覧ください。  ◆http://www.osaka-amt.or.jp/bukai/saikin/gazou/hakinji.htm ■□■ 3月の行事予定 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 5日(金)微生物分野 [定期講演会] 13日(土)糖尿病療養指導士講演会 17日(水)画像検査分野 [腹部超音波研究会] 24日(水)予算総会 ■□■ 気になるギモンにお答えします! ■□■□■□■□■□■□■□■ Q.昨年から真空採血管についての取り扱いが色々と問題になっていますが、   採血ホルダーからの感染も重要視され、採血手順及び採血器具について質   問があります。採血ホルダーの使用で今は使い回しをしているのが現状な   のですが、どのような方法が一番いいのでしょうか?   1)採血ホルダーを使い捨てにする。   2)一人一人シリンジで採血をして、採血管に移す。   3)従来のホルダーを人数分持っていって、一人一個で使用し、使用後は     消毒をしてから次回に使う。   と言ったような方法が思い浮ぶのですが、どれもそれに伴う問題がありま   す。以上、ご回答をお願いいたします。(匿名) A.回答は…こちらを参照下さい!            ----> http://www.osaka-amt.or.jp/mtqa/qa070.html ■□■ 講習会などの報告・感想 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 【第5回 大放技・大臨技合同フォーラム開催される】  平成16年1月17日(土)大阪府立成人病センターにおいて、第5回大放技( 社団法人大阪府放射線技師会)・大臨技合同フォーラムが行われました。当日 の朝は雪で、その後も小雨の続く、あまりよくないお天気でしたが、総勢81名 の方が参加してくださいました。  第1部・学術フォーラムでは「がんと闘うコメデイカルの最新技術」をテー マの下、大放技側からは、国立循環器病センターの岡尚嗣氏によって「がん診 断の切札? PETの基礎」という演題で、全国でもまだ100台(60施設)しか ないというPET検査についてお話ししていただき、原理から検査結果まで、 「へぇー」ということだらけの40分でした。  その後、大臨技側からは、大阪市立大学付属病院の佐々木政臣氏により、「 免疫組織化学検査の実際−基本操作と実例−」との演題で講演していただきま した。質疑応答では、SARSや鳥インフルエンザは検査できるのか、といっ たホットな話題がとり上げられていました。  第2部・特別講演では、大塚製薬(株)ヘルスケア事業部製品部M.S.G石田 晋也氏に「サプリメントの最近の話題−特にビタミンサプリメントの現状と新 しい可能性−」との演題で講演がありました。人体に必要な5大栄養素を自動 車におけるボディ(たんぱく質)、ガソリン(糖質・脂質)、オイル(ビタミ ン・ミネラル)に置き換えて説明があり、ビタミンやミネラルは意識して摂取 しなければ、欠乏してもすぐにはわからないといわれたことが印象的でした。  サプリメントについてあまり深く考えたことがなかったのですが、バランス の取れた食生活を送ることがむずかしく、ストレスもたまりやすいこの頃では、 不足しがちな栄養素を手軽に補えるものとして注目を浴びていると実感しまし た。  今回の合同フォーラムを通して、他職種のことを知り互いに理解を深めるこ とは、チーム医療の一員としてとても大切なことだと感じました。また、正し い知識をもち、患者様を含め、周りの人々に情報を伝えていくことも医療関係 者の使命だと思われます。次回も何か、ひとつでも心に残るようなフォーラム にしていきたいと考えます。 (渉外部 土井まゆみ) ■□■ リレーエッセイ バトンタッチ ■□■□■□■□■□■□■□■□ インフルエンザ --------------  今年に入ってインフルエンザが流行ってきました。臨床の場でも検査件数が グーンと増え、学校では学級閉鎖が行なわれたところもあるようです。  先日、我が家でも小6の長女がもらってきました。狭い家の中、気持ちばか りの隔離を試みてみましたが、翌日には小4の次女、私、さらに小1の長男へ と次々に感染してしまいました。  幸いかかりつけの医師がすぐに抗インフルエンザ薬を処方してくださったの で軽く済みましたが、まじめでいつも元気な次女は皆勤賞がなくなったと嘆き、 長男は楽しみにしていた雪山登山に参加できなくなり大泣きし、おかげで新し いゲームソフトを買わされてしまいました。責任を感じた長女は今年の秋には みんなで予防接種をしようと提案していました。  インフルエンザのピークは1 月から2 月ですがまだまだ気は抜けません。み なさんもうがい・手洗いなどで予防し気をつけてくださいね。 (南大阪病院 山口たか子) ■□■ 知って得するウェブサイト □■□■□■□■□■□■□■□■□■ ◆m3.com --------------------------------------------------> http://www.m3.com/ 医療従事者専用の情報提供サービスです。どちらかというと医師向けというこ とですが、検査技師でも十分活用できる内容になっています。(要登録)医療 ニュースや医療サイト集、医学イラストや最新疾患解説などなど、いろんなコ ンテンツがあります。最近のオススメは医療トリビア。思わずへぇ〜へぇ〜と 言ってしまう内容のものが紹介されています。 ◆e-typing ---------------------------------> http://www.e-typing.ne.jp/index.asp タイピング練習サイトのイータイピングです。無料でメンバー登録したら、タ イピングカルテが作られ、基礎からタッチタイピングの練習をすることができ るようになってます。キーボードの入力が、まだまだ苦手!という方は、こう いうサイトを活用して、どんどん練習していきましょう。練習でも点数が出る ので、結構意地になるかも。 ◆ガトー☆彡のWeb House -------------------------> http://www.geocities.jp/gatoo777/index.html フラッシュを使ったシューティング・アクション・パズル・レースなどの多種 多様なゲームや、おもしろGIFアニメ・フラッシュ・ショックウェーブ・映 像といった笑えるネタがてんこもりのサイトです。おヒマなときにちょっと遊 んでみましょう。仕事中にハマったりしたらダメですよ。 ■□■ 大臨技事務所からのお願い ■□■□■□■□■□■□■□■□■□  大臨技公印の押印を依頼する場合は、送付先住所と氏名を記載した返信用封 筒を同封の上(切手不要)、事務所宛郵送でお申し込みください。なお、事務 所まで直接持参されても受理はいたしますが、押印はすぐにはできないことを 予めご了承ください。 ■□■ 編集後記 クールダウン ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 見えない力 ----------  普段の生活において、勝負する時や何かを選択する時に迷うことなく強い確 信を持って「これだ」と感じることはないだろうか。  私の場合、決していつもあるわけではないが自分の中で割と優先度が高いこ とに関する場面でそういうことが起こる確率が高い。簡単な例で言うと、今目 の前にある物をGETするのにここにいる人全員でじゃんけんで決めようという 話になった時、その瞬間“勝負が終わってすでに私のものになってるイメージ” がお腹の中から頭にかけて駆け昇ってくるのだ。  “じゃんけんする前にもう結果は決まってるけど今からするのはただそれを 証明するだけ”という感じで実際にじゃんけんするのだが結果はやはり私の勝 ちであった。“絶対に勝つんだという気持ちですると勝てる”というのとは違 う。そこには少なからず不安な気持ちがあるからそれを打ち消すためにも勝つ ことしか考えないようにしてるわけで、私の例では結果がわかってるから不安 がないし冷静なのだ。  目の前にある50個ほどの中から1つ当たりを選ぶ時があった。そういう時は 左目がものすごく開く感覚がする。視力は圧倒的に右より弱いのに左目の方が 物を“見射る”感覚がするのだ。結果はもちろん当たりだった。こんなことな ら意識してできれば私すごーいと思ってやってみたが、結果は気持ちいいくら い惨敗で終わった。  他にもいろんな場面で自分の身体に突然湧き上がってくる不思議な感覚を感 じてきたが、これらは決して運でも経験からくる勘でもない。これが一体何な のか!?また来週〜!と言いたいけどきっと自分じゃわからないままなのでわ かる人いたら教えてください。 (今田晶子) ---------------------------------------------------------------------- 大臨技ニュースでは、皆さんのご意見、情報等お待ちしております。 FAX:06-6644-1128 E-mail:imai@osaka-amt.or.jp 郵送の場合は大臨技事務所までご送付下さい。 4月号の原稿〆切は3月5日(金)、5月号は4月7日(水)です。 ---------------------------------------------------------------------- copyright(c) 2004 Osaka Association of Medical Technologists. 掲載記事の無断転載を禁じます。