---------------------------------------------------------------------- 大臨技ニュースオンライン 第172号       2003年(平成15年) 5月 1日   社団法人 大阪府臨床衛生検査技師会 発行 http://www.osaka-amt.or.jp/ ---------------------------------------------------------------------- ★このメールは等倍フォントで半角70文字程度をベースに作成しています。★ ---------------------------------------------------------------------- 今月のメニュー ■お知らせ         ■学術部 検査管理部門からのご案内         ■学術部 形態検査部門からのご案内         ■学術部 生理機能検査部門からのご案内         ■学術部 感染・免疫検査部門からのご案内         ■5月の行事予定         ■講習会などの報告・感想         ■リレーエッセイ バトンタッチ(北中直行)         ■知って得するウェブサイト         ■編集後記 クールダウン(今田晶子) ---------------------------------------------------------------------- ■□■ お知らせ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 【平成15年度 第1回定期総会(平成14年度決算総会)の開催について】  平成15年度第1回定期総会が下記要領で開催されます。平成14年度決算およ び大臨技名称変更等に関する重要な総会です。会員各位の多数参加をよろしく お願いいたします。  なお、平成15年3月26日(水)に開催されました平成14年度第2回定期総会 (平成15年度予算総会)では、法人名称変更に関する議案は、当日出席者およ び委任状の総数が定款に定められた全会員の3/4に満たなかったため、決議 を今決算総会に持ち越すこととなりました。予算総会時に委任状を提出してい ない会員各位には、再度委任状用紙を送付いたしております。該当する会員各 位には是非とも委任状を5月16日(金)必着で提出いただきますようお願い申 しあげます。 日 時:平成15年5月23日(金)18:30〜 場 所:大阪市立大学医学部 医療研修センター研修室B     (阿倍野メディックス7階) 【第13回 大臨技北支部生涯教育自由集会のご案内】  今回の北支部生涯教育自由集会は、恒例の「悩める検査技師」シリーズpart 6となります。  現在、特定機能病院ではすでに包括支払い方式(DPC)による効率的な検査 が実施されており、確実に患者様のためでもあり病院経営者のためでもある医 療になってきました。今回は、それらを踏まえて色々な情報交換をしながら、 それらを熟知した検査をするためには今、何をすべきかを討論したいと考えま す。  また、今だから言える内容もあると思いますので、前北支部長の元大阪第二 警察病院・部長相馬英一先生を中心に進行したいと考えます。危機感を感じて いる我々技師だけでなく、業者の方も皆でアイデアを絞った討論にしたいと思 います。なお毎度のことですが、北支部自由集会はドリンクランチ(アルコー ルも)形式ですので、お気軽に参加ください。他支部、他府県、業者の方の参 加も大歓迎です。 日 時:平成15年6月21日(土)15:30〜17:30 場 所:大阪医科大学(高槻市大学町2−7)     本館・図書館棟B1F学生食堂(右図参照)貸し切り 内 容:悩める検査技師・part6     『時代が求める検査室マネージメント      −意識改革から実行へのステップアップをめざせ−』(仮題) 参加費:参加者は食事代を含め1,500円 評価点:自由集会A−10点 連絡先:北支部長 米田孝司 国立循環器病センター     TEL:06-6833-5012(内線8436) 【情報組織部 収支管理講習会のお知らせ】  検査部門の収支管理講習会を開催致します。今回が最終章の予定ですので、 ぜひご参加下さい。 日 時:平成15年6月21日(土)14:00〜17:00 場 所:府立成人病センター6階講堂 内 容:1)収支管理の考え方     2)ベンチマークの調査報告 対象者:検査技師 参加費:会員500円、非会員3,000円 評価点:C−15点 連絡先:東住吉森本病院 臨床検査科 運天 政五郎(TEL:06-6702-0010) 【ハノイ・香港等における病院内での原因不明の      重症急性呼吸器疾患の集団発生に関するWHOの緊急情報について】 ●原因不明の重症急性呼吸器症候群の症例定義 《疑い例》  2003年2月1日以降に以下の全ての症状を示して受診した患者で ・38度以上の急な発熱 ・咳、息切れ、呼吸困難などの呼吸器症状かつ、以下のいずれかを満たす者 ・発症前10日以内に、原因不明の重症急性呼吸器症候群の発生が報告されてい  る地域(※)へ旅行した者 ・発症前10日以内に、原因不明の重症急性呼吸器症候群の症例を看護・介護す  るか、同居しているか、近距離で接触するか、患者の気道分泌物、体液に触  れた者  ※WHOが3月16日、報告されていると示した地域は、トロント(カナダ)、   バンクーバー(カナダ)、広東省(中国)、香港(中国)、シンガポール   、ハノイ(ベトナム)である。  (備考)重症急性呼吸器症候群は、発熱、呼吸器症状に加え、頭痛、筋硬直      、食欲不振、倦怠感、意識混濁、発疹、下痢等の症状を伴う。 ●重症急性呼吸器症候群(SARS)の可能性例に対するWHO院内感染対策ガイダンス  WHOはSARS症例に対して、空気、飛沫、接触感染への予防措置を全て含めた、 バリアナーシング手技を強く勧めている。 本症候群に関する通知等については、厚生労働省ホームページで随時提供中。 (http://www.mhlw.go.jp/topics/2003/03/tp0318-1.html) 参考:「ハノイ・香港等における病院内での原因不明の重症急性呼吸器疾患の    集団発生に関するWHOの緊急情報について」(平成15年3月12日健感発    第0312002号)より抜粋 ■□■ 学術部 検査管理部門からのご案内 □■□■□■□■□■□■□■ ★ 情報管理分野 特別講演会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  本年度の検査管理部門では、管理運営・精度管理・機器管理・情報管理の各 部門合同で講演会を4回開催する予定になっています。5月は、そのうちの情 報管理分野主催で、『コンピュータウィルスとセキュリティ』について、大阪 府医師会医療情報委員会委員・畑内科クリニック院長の畑直成先生に、コンピ ュータウィルスに感染すればどうなるか、などの実演を交えてお話して頂きま す。  コンピュータ・インターネットなどに興味をお持ちの方は、ぜひご参加いた だけますよう、よろしくお願いいたします。 日 時:平成15年5月28日(水)18:30〜20:00 場 所:国立大阪病院 地域医療情報センター2階会議室 内 容:「コンピュータウィルスとセキュリティについて」 講 師:畑内科クリニック院長 畑直成先生 参加費:会員500円、非会員3,000円 評価点:C−10点 連絡先:大阪メディカルラボラトリー(OML)佐藤宏美     TEL:072-245-3638 E-mail:romi310@pop01.odn.ne.jp ■□■ 学術部 形態検査部門からのご案内 □■□■□■□■□■□■□■ ★ 血液検査分野 血液形態セミナージュニアコースのご案内 ★★★★★★  今回からは初心者コース(末梢血を中心に)と初級コース(骨髄を中心に) の2コースに分け、参加はどちらか1コースのみとなります。  初心者コースと初級コースの両方を受講希望の方は、氏名の後に○印を記入 して下さい。申込人数が少なければ調整させて頂きます。  申し込みは、必要事項を記入した申込専用用紙(必ず別送の申込専用用紙を 使用してください。)と、郵便番号・住所・申込者氏名を記入し、80円切手を 貼った返信用封筒を同封の上、下記まで郵送してください。(書類不備は無効) 受付期間:5月13日(火)【消印有効】〜16日(金)【必着】      ※5月13日以前の消印のある申込書は無効です。  〒596-0078 大阪府岸和田市南上町1-48-5  寺田万寿病院 検査室 藤原隆幸(TEL:0724-22-4466) 会 場:大阪医療技術学園専門学校 会 費:5,000円 評価点:C−10点 定 員:1コース48名(先着順、定員になり次第〆切ります。) 連絡先:りんくう総合医療センター・市立泉佐野病院 検査部血液 根来利次     TEL:0724-69-3111(内線1362) ※各施設で複数の方が申し込まれる場合も申込用紙は各自でご記入下さい。  その場合は施設内で優先順位を決めて、氏名の右肩に番号をお書き下さい。  申込多数の場合は、各施設1名とさせていただく場合もあります。(設備に  制約がありますのでご容赦下さい。) ※申し込まれる方は技師会会員であること。会員でない方は必ず別に会員手続  きをして下さい。 +- 初心者コース(末梢血を中心)--------------------------------------+ 1)6月7日(土)14:30〜17:00 血液像の見方と異常像(概論)の講議 2)6月13日(金)18:00〜20:30 赤血球・赤芽球分類基準の講議と鏡検実習 3)6月14日(土)14:30〜17:00 顆粒球・リンパ球・単球の講議と鏡検実習 4)6月20日(金)18:00〜20:30 CMLと日常に経験する症例の鏡検実習 5)6月21日(土)14:30〜17:00 症例での見方とCMLの鏡検実習 +- 初級コース(骨髄を中心)------------------------------------------+ 1)6月28日(土)14:30〜17:00 骨髄像の見方の講議と正常骨髄像の鏡検実習 2)7月4日(金)18:00〜20:30 正常骨髄像の鏡検実習 3)7月5日(土)14:30〜17:00 正常骨髄像の鏡検実習 4)7月11日(金)18:00〜20:30 日常に経験する症例の鏡検実習 5)7月12日(土)14:30〜17:00 血液疾患標本の鏡検実習 +--------------------------------------------------------------------+ ※各コースの1回目の6月7日(土)と6月28日(土)の受付は13:30より開始い  たします。 ※会場の都合で日程が変更する場合がありますので、ご了承下さい。 ■□■ 学術部 生理機能検査部門からのご案内 ■□■□■□■□■□■□ ★ 画像検査分野 超音波技術研究会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★  大阪超音波技術研究会は、1989年に自主勉強会として発足し、現在は生理部 会定期講習会の一環として、腹部超音波検査を中心とした勉強会を開催してい ます。参加者は年々増加傾向にあり、最近では100名を上回っています。昨年10 月には第100回を迎え、それを記念した発表会では186名と多数の参加者を得る ことができました。  会は通常2部構成で、前半は主に講演形式とし、その内容は超音波のみに限 らず関連する事項を幅広く取り上げています。後半は小グループに分かれ、参 加者各自が疑問に思った症例を持ち寄って検討したり、大勢の前では聞きにく いような質問ができるよう考慮しています。  また講演を聞くだけの受け身としての参加ばかりでなく、参加者みずからが 発表するグループ発表の機会も設けています。そのほか実技講習会や体表臓器 を扱う部会など、いろいろな企画を行っています。 期 日:5、6、7、9、10、11、12、1、3月の第3水曜日 時 間:18:30〜20:00 場 所:大阪市立大学医学部4階大講義室 参加費:2,000円(年間) 連絡先:住友病院 診療技術部画像技術科 尾羽根範員     TEL:06-6443-1261(内線6201)     E-mail:obane-norikazu@sumitomo-hp.or.jp ★ 機能検査分野 心電図判読会の開催 ★★★★★★★★★★★★★★★★  往復ハガキに会員番号、氏名、施設名、連絡先住所、郵便番号、連絡先電話 番号、経験年数、希望コース、優先順位を明記し、返信ハガキの宛名を明記の 上(書式不備のものは無効)受付期間内にお申し込み下さい。  参加希望の方は先着順で受け付けしますので、必ず往復はがきにてお申し込 み下さい。5月12日以前の消印のあるものは無効、非会員は受付いたしません。 非会員で参加希望の方は別途入会手続きを事前にすませておいて下さい。(会 員番号が必要です)  申し込み多数の場合各施設1名とさせていただく場合もありますのであらか じめ施設で優先順位を決めておいて下さい。その場合でも1人1枚のハガキで お申し込み下さい。 日 時:第1日 6月3日(火)18:30〜19:50     第2日 6月17日(火)18:30〜19:50     第3日 7月1日(火)18:30〜19:50     第4日 7月15日(火)18:30〜19:50     第5日 7月29日(火)18:30〜19:50 場 所:大阪市立大学医学部 医療研修センター研修室A・B・C     (阿倍野メディックス7階) 会 費:4,000円 対 象:初心者 これから心電図を始める方     初 級 心電図を初めて約1年未満の方     中 級 初級講座終了もしくは同等以上の経験の方 定 員:初心者 20名、初級 50名、中級 40名 講 師:部会世話人予定 評価点:C−10点 受付期間:5月12日(月)〜5月16日(金)【必着】 申込先:〒545-8586 住所不要     大阪市立大学医学部附属病院 中央臨床検査部 藤岡一也 連絡先:E-mail:kfujioka@msic.med.osaka-cu.ac.jp     TEL:06-6645-2218(直通)     (電話は勤務の妨げになりますので午後5時以降にお願いします。) ■□■ 学術部 感染・免疫検査部門からのご案内 ■□■□■□■□■□■ ★ ウイルス検査分野 定期講習会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★  ウイルス肝炎検査の歴史は長く、輸血後肝炎の減少に貢献してきたのは周知 のことであります。しかしながら測定試薬の乱立?で試薬感度の差が指摘され、 公的機関によりそれらの評価が行われました。  本勉強会においてはウイルス肝炎検査の中でHBs抗原検査、HCV関連検査をテ ーマにそれぞれの検査法について理解したいと考えております。また、HCV関連 検査では今後の展望についての講演が注目されます。 日 時:平成15年5月22日(木)18:30〜20:00 場 所:大阪医療技術学園専門学校2階講堂 テーマ:ウイルス肝炎関連検査の昔と今と展望 講 師:HBs抗原検査/国立循環器病センター       臨床検査部免疫血清 森勝志     HCV関連検査/オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックス株式会社       学術部 服部俊一 参加費:会員500円(大臨技、近臨技会員および賛助会員) 非会員3,000円 連絡先:国立循環器病センター 臨検免疫血清 森勝志     TEL:06-6833-5012(内線2287)E-mail:kmori@hsp.ncvc.go.jp ★ 微生物検査分野 第1回基礎技術講座 ★★★★★★★★★★★★★★★  微生物検査分野では恒例となりました基礎技術講座を今年度も開催すること になりました。今回は第1回の参加者の募集をおこないます。奮ってご参加く ださい。(9月に第2回基礎技術講座を予定しています。) 日 時:平成15年6月14日(土)午後・6月15日(日) 場 所:関西医科大学附属病院(京阪電車滝井駅前) 内 容:微生物検査におけるいろいろな基本操作、腸管感染症における検出菌     の同定、またSalmonella菌の血清型別など 会 費:5,000円(テキスト代を含む) 募集人数:20名(定員になり次第締め切らせていただきます) 申込方法:所属(住所、電話番号)、氏名、連絡先(メールアドレス)を官製      はがきまたはメールにてお申込下さい。 評価点:C−10点 申込先:大阪市立大学医学部附属病院 中央臨床検査部 微生物遺伝子検査室     今井重良 TEL:06-6645-2213 E-mail:shige@med.osaka-cu.ac.jp ★ 輸血・移植検査分野 平成15年度輸血検査基礎講座 ★★★★★★★★  これまで実施してきた輸血検査の再確認、新人職員の方やローテーション等 で輸血検査を担当されることになった方を対象とした基礎的な内容を予定して います。事前の申し込みは必要ありません。 日 時:平成15年6月7日(土) 10:00〜16:00(受付9:30〜) 場 所:阿倍野メディックス6階ホール 内 容:(1) 10:00〜11:00 ABO血液型     (2) 11:00〜12:00 Rh血液型     (3) 13:00〜14:00 抗体スクリーニング     (4) 14:00〜15:00 交差適合試験     (5) 15:15〜16:00 ディスカッション 参加費:会員500円、非会員3,000円 評価点:C−20点  ※テキストは、希望者に実費(¥1,000の予定)で販売いたします。  ※会員証を忘れないよう必ずお持ちください。 ★ 輸血・移植検査分野 平成15年度輸血検査基礎実技講座 ★★★★★★  事前の申し込みが必要です。新人職員の方やローテーション等で輸血検査を 担当されることになった方を対象とした基礎的な内容です。基礎講座が前日の 開催となっておりますが、実技講習会に参加希望の方は実習内容に関連した講 義もありますので、基礎講座にもご参加ください。 日 時:平成15年6月8日(日)10:00〜16:00(受付9:30〜) 場 所:大阪市立大学医学部5階生化学実習室 内 容:1.ABO血液型・Rh血液型     2.抗体スクリーニング     3.交差適合試験 参加費:会員 5,000円、非会員 15,000円     ※参加費は、前日の基礎講座の講義終了後にお支払い下さい。     ※会員証を忘れないよう必ずお持ち下さい。 評価点:C−20点  募集定員48名で先着順と致しますが、申し込み多数の場合は、大臨技会員優 先で1施設1名に限らせていただきます。往復ハガキに下記の必要事項を記入 し、申込先まで郵送して下さい。返信用ハガキは、参加可否通知用ですので、 必ず返信先を記入して下さい。締切りは、5月20日必着です。 記入事項:(1)施設名 (2)施設内優先順位 (3)連絡先電話番号 (4)氏名      (5)会員番号 (6)領収書の要・不要 申込先:〒572-8551 寝屋川市香里本通町8番45号     関西医大附属香里病院 中央検査部(血清室)大西修司宛 共 催:オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックス株式会社 連絡先:近畿大学医学部附属病院輸血部 金光 靖(FAX:072-3368-1025) ■□■ 5月の行事予定 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 8日(木)臨床化学検査分野[基礎シリーズ]      大臨技理事会 9日(金)細胞検査分野[細胞診定期講習会] 13日(火)渉外部会 15日(木)情報組織部会 16日(金)日本検査医学学会(埼玉) 17日(土)日本検査医学学会(埼玉) 21日(水)(生理)画像検査分野[腹部超音波研究会]      一般検査分野講習会 22日(木)ウイルス検査分野定期講習会 23日(金)決算総会 27日(火)微生物検査分野定期講演会 28日(水)検査管理部門合同講演会 29日(木)(生理)機能検査分野[心臓超音波] ■□■ 講習会などの報告・感想 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 【第1回大臨技フォーラムでのアンケート調査報告】 アンケート集計結果 詳細 → http://www.osaka-amt.or.jp/  情報組織部では昨年、医療安全管理に関するアンケート調査を実施しました。 対象は大阪府下の医療機関19施設を無作為に抽出し、聞き取りおよび郵送に よって7項目の内容を調査しました。  そして、去る2月9日(日)に開催された第1回大臨技フォーラムにて調査 結果を報告しました。当日は日曜日にも関わらず約130名の参加がありまし た。プログラムも第1部「医療の安全を考える」、第2部「わかりやすい報告 書」、第3部「特別講演会」と内容も盛りだくさんではありましたが、各講演 とも皆さん熱心に聞き入っていました。 (情報組織部 酒井正容) ■□■ リレーエッセイ バトンタッチ ■□■□■□■□■□■□■□■□  精神神経科と聞けば、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか? 多くの方は一般科の内科や外科とは縁遠いものとお考えでしょう。  第一に、身近に受診した事が無いことがあげられます。これは精神神経疾患 の有病率からして仕方が無い事ですが、特定の疾患を除いて決して特殊なもの ではありません。その証拠に内科では胃潰瘍・過敏性腸炎・頭痛・神経痛など に多くの精神神経用剤(抗不安薬、精神安定剤、副交感神経遮断薬など)が使 用され、欧米などではOTC薬としても販売されているのが現状です。  こうした初期症状が悪化しなければよいのですが、今日の社会情勢(リスト ラ、企業倒産、金融不安など)に起因するのか、日々の事件事故報道などを見 ていると、鬱病などの神経症症例が増加傾向にあるように思われます。こうし た疾患は内科疾患と同様早期診断及び早期の精神療法ならびに薬物コントロー ルで多く症状は改善に向かいます。  ちなみに「病は気から」ということわざがありますが、精神神経疾患を起因 とするあらゆる内科疾患の存在が知られており、循環器・消化器・呼吸器など、 多様な症状(不定愁訴)を発現させ、そのほとんどが慢性及び難治的に扱われ ているのが現状で、皆さんも病識の無いまま治療を経験された事があるはずで す。  戦争・インターネット集団自殺・無差別殺傷事件など、日々何かと暗い報道 が多い昨今、健全な精神状態を保つ事が困難です。悩まずに早めの受診治療を お勧めいたします。 (医療法人好寿会美原病院臨床検査科 北中直行) ■□■ 知って得するウェブサイト □■□■□■□■□■□■□■□■□■ ◆関西のケーキショップマップ --------------------------------------------> http://www.nau-now.com/ 疲れた時には、おいしいケーキが食べたくなりますよね。関西のケーキショッ プ、パン屋さんに限定しているサイトです。関西では有名なケーキショップが たくさん掲載されています。 ◆納豆屋さんどっと混む by 鎌倉山納豆 -----------------------------------------> http://www.nattoyasan.com/ 納豆は食べたことがない人。最近美味しい納豆を食べていないな〜というあな たに!納豆好きにはたまらない、いろんな納豆が手に入るサイトです。 ◆www.さとなお.com ---------------------------------------------> http://www.satonao.com/ おいしい店リストがとっても充実!「今日、何を食べに行こう?」って悩んだ ら、このホームページを参考にしてみてください。 ■□■ 編集後記 クールダウン ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 春を過ごす ----------  春夏秋冬のトップバッターである今の季節春は、一年の中でも中々過ごし易 い季節ではないだろうか(花粉症の人は地獄かもしれないが)。  春は出会いと別れの季節でもある。自分が学生の頃は別れより出会いの方が 多かったので単純に春は好きな季節だったが、働き出すようになってだんだん 別れの方を多く感じるようになってからは、春はなんともせつない季節になっ てしまった。だいたい2月くらいになると異動で大阪を離れるというのを耳に する。本人だったり旦那の異動で自分も付いて行くといった具合だ。  どうしてもやってみたい事があると言って技師を辞めて上京した人もいた。 新たな旅立ちを明るく見送ったつもりだったが、羨ましさと寂しさは拭い切れ ない。ある男性は一緒に仕事をしているグループ内の人事が変わるたびに髪型 を変えていった。4年前の時は腰まであった長髪を肩まで切り、2年前の時は 髪色を変え、さらに今年は肩につかないくらいにまで切った。決意表明として 髪を切る姿を見てるうち、随分乙女ちっくな人やったんやとちょっと笑ってし まった。  今、外に出て目を開けば通りの花が色鮮やかにその色を自己主張しているし、 春風が暖かく肩を揺らすのを感じる。体で感じる心地よさと胸に残る寂しさと のギャップが、どうにも春をせつない季節へと変えていったような気がする。  ある人が“出会いと別れは人間生まれた時からの宿命だ”と言った。そう思 うことで今年の春も別れの後に来る出会いを楽しみにしようと思う。 (今田晶子) ---------------------------------------------------------------------- 大臨技ニュースでは、皆さんのご意見、情報等お待ちしております。 FAX:06-6644-1128 E-mail:imai@osaka-amt.or.jp 郵送の場合は大臨技事務所までご送付下さい。 6月号の原稿〆切は5月7日(水)、7月号は6月7日(土)です。 ---------------------------------------------------------------------- copyright(c) 2003 Osaka Association of Medical Technologists. 掲載記事の無断転載を禁じます。