Last Update 2001.03.23

大臨技ホーム大臨技ニュースIndex
Osaka-amt News  大臨技ニュース

平成13年度 大臨技 通常総会(予算総会)総括

会長 朝山 均

 平成12年(2000年)度は、20世紀の最終年であると同時に当会にとっても創立50周年、および法人化15周年と節目の年となり、また「第40回近畿医学検査学会」(近畿臨床衛生検査学会を改称)を記念学会とし、これを開催担当、新世紀に向けての新たなる学会のあり方を目指し企画・構築、会員諸氏のご協力の下、盛会裡に終了できたことは真に喜ばしいことであった。

 技師会活動においても生涯教育を踏まえた各部門横断による企画・運営が行われ大きな成果を上げるとともに、今後の事業運営の指標となった。このことは、昨今の厳しい社会情勢からくる財政難からみても、我々会員一人一人が今まで以上に各活動に柔軟かつ大局的視野にたって行動することが大事であると考えられた。

 一方、この厳しい情勢を背景として我々の臨床検査界は、医療法改正、省庁再編成等による諸問題、「病院等の施設基準の緩和に関する事項」、「人材派遣法」等とさらに厳しい状況下であり、今後の臨床検査・臨床検査技師にとって大きな岐路ともいうべき時期がきたといえる。新世紀においては、一人でも多くの技師諸氏に会員となっていただき、このような問題に対応すべくご協力を仰ぎたいと思う。なお、日臨技においても平成13年度より総合会員管理システムが新しくなり、会員の方々にはより簡便に情報交換および事業活動への参加等ができる予定である。このことも含めてご協力、ご理解を賜りたい。

 平成13年度の予算については、上記背景を踏まえた益々厳しい予算編成となったが会員諸氏のご理解、ご協力とともに充分に審議していただきたくことをお願いして総括とする。


      
webmaster@osaka-amt.or.jp