Last Update 2000.3.21

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大放技・大臨技合同フォーラム開催される

会場の様子1

 平成12年2月26日(土)午後、3時から大阪府立成人病センター(6階講堂)で、「大放技・大臨技合同フォーラム」が開催された。第一部のシンポジウムでは「コメディカルスタッフの将来と展望」をテーマとして、大阪府放射線技師会(大放技)から2人、大阪府臨床衛生検査技師会(大臨技)から2人、計4人の演者の発表および討論会が行なわれた。その後、第二部では学術講演が行なわれ、大放技の堀之内隆氏(大阪府立成人病センター)が「肝疾患の画像検査−CT、MRI」について、大臨技の中村滋氏(長吉総合病院)が「肝疾患の超音波検査」についての講演が行なわれた。

 大放技と大臨技で合計104人の参加者があり、共通のテーマで有意義なフォーラムとなった。

 第一部のシンポジウムの概要は、大放技から関口福生氏(淀川キリスト教病院)が演題「岐路に立つコメディカル」について(1)放射線技師の資格と業務の面から(2)病院に勤務するコメディカル職員の今後と、民間病院に勤めておられる職員の将来について一緒に考えたいとした。また、パラメディカルからコメディカルと呼ぶようになった経緯の説明があった。「最近、国民のニーズは医師中心の医療から患者中心の医療へと変ってきており、その意味でも患者を中心とする医療へと法的な面でも変りつつある」その現状について、介護保険制度を例に説明があった。

 続いて西村健司氏(医真会八尾総合病院)が演題「コメディカルスタッフの危機的状況」として国や地方自治体の財政赤字の現状や、進まない行政改革、不況による税収の落ち込みによる年金や医療財政への影響などのについて説明があった。

 大臨技から山内孝臣氏(結核予防会大阪病院)が演題「マルチな検査技師をめざして」について(1)専門職種として広い知識、技術を要し、何でもできる技師(効率化と人員の有効活用)。(2)常に原価意識を持ち収益性を考えながら、日々業務の改善をしていく努力が必要(3)他の職種の支援ができること(看護婦への支援など)(4)管理職、経営側、他の職種との常日頃からのコミュニケーション(5)厚生省や世の中の動向、経済状況を理解し、業界新聞等にも目を通し、これから我々の業界はどちらに向いて進むかを理解することも大事であるとした。

会場の様子2

 続いて小林喜志郎氏(大手前病院)が演題「職域の広範化」について、「臨床検査技師の職域は保健所、ラボ、薬剤開発など多くに分かれている。検査はこれからもっと職域が広範化してくる。検査だけではなく他の業務にも取り組む姿勢も重要である。以前より手話講座を開催してきたが、これも技師がより幅広い知識技能を得て医療を通じより社会に貢献するものである。現在この厳しい状況においては検査技師は企業の中で存在観のある人間をめざすことが一番大事であるとした。今年は臨床検査技師国家試験受験者の大半が職場はまだ決まっていない厳しい現状である。我々先輩がもっと後輩達のために他職種との協力を通じ、より良い職場が増えるように討論し話し合い伝達していくことが我々の役割である」とした。


      
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