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Last Update : 2004.2.4

真空採血管における感染について

Question 70

 昨年から真空採血管についての取り扱いが色々と問題になっていますが、採血ホルダーからの感染も重要視され、採血手順及び採血器具について質問があります。 採血ホルダーの使用で今は使い回しをしているのが現状なのですが、どのような方法が一番いいのでしょうか?

1)採血ホルダーを使い捨てにする。
2)一人一人シリンジで採血をして、採血管に移す。
3)従来のホルダーを人数分持っていって、一人一個で使用し、使用後は消毒をしてから次回に使う。

と言ったような方法が思い浮ぶのですが、どれもそれに伴う問題があります。

コストがかかる・・・1)、2)、3)
採血時間が長くなる・・・2)
採血する側の感染率が高くなる・・・2)

Answer

 本件については、当初の出だしから厚生労働省内でも行き違いがあるようで混沌としています。 日臨技としては関連団体(ただし、看護協会は参加せず)と協力して一応の推奨法を出していますが、現在のところ各施設で対応していただくようにしています。

 質問者の意見では、1)が最も安全ですがコストがかかりすぎます。3)が適当と考えますが、これも施設の思惑が絡みます。 1)、2)、3)いずれの方法も推奨されるものです。各施設ともこれらの一つを採用していると考えられます。

 ただ、現在は厚生労働省の見解で、日本臨床検査標準協議会(JCCLS)で採血法ガイドラインを作成する予定です。 この行方をお待ち願いたいと思います。

参考:真空採血管を用いた採血業務に関する安全管理指針(Ver 2.05)


(社団法人 日本臨床衛生検査技師会 副会長 朝山 均



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