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Last Update : 2002.12.03

採血業務について

Question 53

 私は現在、大学で血液に関する研究をしております。
研究している過程で 健常者を対象とした採血が必要となりました。
一回の採血量は約80mlです。
検査技師の免許はすでに取得しており 研究も医師の指導のもと行っています。
臨床検査技師の一回あたりの採血量は 原則として20mlであると数年前に勉強しましたが、私自身が研究のために80mlの静脈採血を行ってもよろしいのでしょうか?

また臨床検査技師が採血業務を行う病院が最近ではかなり増加しつつあると見受けられます。
臨床検査技師の採血業務について、現場の状況、規定、問題点などなど、どんな些細なことでもかまいませんので詳しく教えていただけないでしょうか?
(匿名)


Answer

回答

本件について、法的に臨床検査技師に認められている採血業務は、検査のために必要な場合とされていて、一回あたりの採血量は20mlが原則となっています。
ただし、現実には、検査項目数および検査目的により何種類かの採血が必要になりますから合計すると20ml以上になることもあります。
よって、実際に現場で臨床検査技師が患者さんを相手に採血する場合は、検査目的と用途を充分に説明をしてから採血しているのが現状でしょう。
ここで言われている採血量が80mlというのは多すぎる感じがしますが、研究目的と相手が健常者ということもあって実施されているのでしょう。
このことを医師、施設、採血される側が理解していれば問題はないと思いますが。
なお、臨床検査技師が現場で採血するところが徐々に増えてきていますが、規定等に関しては、各施設で検討、決められています。

(社団法人大阪府臨床衛生検査技師会) 



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