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| Last Update : 2002.07.16 |
EDTAやクエン酸の人体投与
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Question 40
EDTAやクエン酸を人体に投与してはいけないのはどううしてですか? |
| Answer 例えばクエン酸ナトリウムは輸血用保存液の成分として,EDTAは副甲状腺機能検査のためのEDTA負荷試験の時などに用いられますので,これらを投与してはいけないということではありません。従って,目的によっては適切な量であれば投与可ということになります。 質問の意図は,おそらく体外循環時の抗凝固剤としてこれらを用いないのはなぜかということではないでしょうか。EDTA,クエン酸ナトリウムはカルシウムのキレーターとして脱カルシウム作用による抗凝固能を発揮します。カルシウムイオンは私たちのからだにとって重要な2価陽イオンの一つであり,その濃度の恒常性を保っています。従って,脱カルシウム作用のあるこれらの薬品は抗凝固剤としてin vivoで高濃度で使用することは不適当であると思われます。ヘパリンは過剰投与時に硫酸プロタミンによる中和も可能です。 (大阪府立看護大学医療技術短期大学部臨床検査学科 近藤 弘) |
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