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Last Update : 2004.04.26 (First Update : 1999.01.05)

採血業務の法的な業務範囲

Question 1

 臨床検査技師の採血業務の法的な業務範囲についておたずねします。

 採血と点滴の指示が同時に出た場合まず臨床検査技師が翼状針にて採血し、そのルートを確保したまま看護婦が点滴につないだ場合、臨床検査技師としての法的な問題はないのでしょうか?

 また、点滴の針を抜くという行為に、法的な業務制限はないのでしょうか?(例えば臨床検査技師が点滴終了後針を抜くという場合)

Answer

 臨床検査技師が行いうる採血業務は、法11条の政令で定められており、検査のため必要な場合に限り認められ、かつ医師の診療の補助として医師の具体的な指示を受けて行え、業として行い得る場所は原則として病院、診療所等医業の行われる場所となっています。また、採血部位についても耳朶、指頭、肘静脈、手背および足背の表在静脈等と決められています。

 ご質問にありますような翼状針による採血(点滴を含む)は、普通では看護婦が一連の業務の中で実施されると思いますが、貴院内の業務システムで技師と看護婦が共同で業務され、その業務の中での行為であれば院内規約、および看護婦側、臨床側とのコミュニケーションを密にして(責任の所在を明確にしておく)実施されれば問題はないかと思います。

 検査に関連して狭間にあるような行為については、法律を広義に解釈して上記(責任の所在)を明確にして技師が積極的に参画していくことが大事ではと考えます。

(社団法人 大阪府臨床検査技師会)



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