抗体について考える−基礎から最近の話題について−

 例えばインフルエンザを疑う患者が来た時、患者検体からインフルエンザウイルス自体(抗原)を検出すれば直ちに正確な診断に繋がります。ところが、この抗原検査は日常検査として行うには様々な問題点があり、現在は標的(目的)抗原に対する抗体を検出することにより間接的に抗原の存在、既往を評価しています。最近、ある抗体検査の結果解釈についてよく議論がなされていますが、このなかには抗体についてあまり理解がなされていないために生じる議論も見受けられます。今回は「抗体とは何か」ということを易しいところから再確認してみたいと思います。以下の講演会のスライドを載せます。

日時 平成13年10月18日(木)18:30〜20:00

場所 株式会社アズウェル大阪本社本館8階大講義室 大阪市中央区石町2丁目2番9号

   地下鉄谷町線天満駅、京阪電車天満駅下車、南西へ徒歩約5分

講師と内容

  “抗体について考える−基礎から最近の話題について−”

     国立循環器病センター・臨床検査部門 免疫血清室   森 勝志

                       (kmori@hsp.ncvc.go.jp)
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